last update:2000/02/20
となりの芝生
◇ CD REVIEW ◇
『LUV#001』 Like Uncolored Velvet 1999/10/7 Release
1. 空へ 2. 人生は甘くない 3. 明日にとどけ 4. You
5. ラビリンス 6. Just Run Away 7. Don't Cry Alone
8. スピードが違いすぎて
○Like Uncolored Velvet
メンバーは三宅亜依(V)、石田美紀、佐野由美の3人。98年9月18日に「人生はアマクない」でデビュー。その後「ラビリンス」「空へ」「明日にとどけ」と3枚のシングルをリリース。今回新曲3曲を加えたファースト・アルバムをリリースした。
読者の皆さんは「なんでこんなの紹介するの?」と思うに違いない。なにせマイナーなバンドである事は否めないし、イベントやライブはまだ1度もやっていない。でも私にとっては重要なバンドなのだ。
ボーカルをとる三宅亜依ちゃんは黒BUTAオールスターズの2期生として93年4月にデビュー。93年夏にはソロとしてもデビューし、5枚のアルバムと2枚のアルバムをリリースした。
彼女を見にいろいろなところのイベントへ行った。特に大阪有線のイベントがかなりあったので、大阪・神戸・和歌山へ行くことが多かった。
ちなみに同時に見た子の中に現ELTの持田香織ちゃんがいた。「もう1度」を歌っていたあの時、彼女の追っかけはたった1人だけだった。いまやSKiメンバーにも人気のある彼女からは信じられない話だ。
亜依ちゃんはその後事務所の倒産があって96年3月頃に姿を消したが、『ASAYAN』の女性ボーカル・オーディションに補欠合格し、元バンドメンバーの美紀さん・由美さんと3人組のバンド「Like Uncolored Velvet」(以下「LUV」)を編成してデビューした…というわけだ。
LUVはほんとに3人で曲を作っているようだ。だから作詞/作曲はLike Uncolored Velvetとなっている。メンバー1人1人の色はあまり出したくないらしい。編曲は明石康夫さん。ヒットメーカーらしい。
ただ私の見方は違っている。「三宅亜依」の続編という感じなのだ。実際歌っているのは亜依ちゃんだけだからだ。亜依ちゃんの歌声を聞くだけでいままでの情景、そしてこれからの亜依ちゃんが浮かんでくる。
曲としては「スピードが違いすぎて」「Just Run Away」がおすすめかな。新しい亜依ちゃんが見えるという面では「空へ」もいいかもしれない。
残念ながらまだイベントとかライブがないし、大々的なプロモーションもない。
ま、これは気長に待つしかないだろう。ある日ライブが突然決まったりするから、その時を逃がさないという気持ちが大切なんだろうね。
[新潟県/フェアリー・フルマー]
[ トップページへ戻る|となりの芝生メニューへ戻る ]
Copyright (c) 2000 Kochira Shinjuku 3-chome