《ショートカットの力(ちから)》
8月のコンサートで、いきなりYuck'er-Leeが出てきた時、ほとんどの方が驚いたのではないでしょうか? 正直、私も驚きました。Yuck'er-Leeという名のユニットが出来たという事は以前から知っていたし、名前からしてゆかりちゃんのユニットであるという事も、想像はしていた。しかし、まさかあのようなロッカー(?)とは誰が考えただろうか。アンプを背負い、ゼンマイを頭に乗せ、以前のゆかりちゃんからは絶対に考えられない事である。ゆかりちゃん本人から「どうしたんですか?」と聞いてみたくなってもおかしくはないだろう。思えば、4月のIJFのあとに、髪をばっさりと切ったところから最も分かりやすく変化が現われたのではないでしょうか。明るくなり、良く話すようにもなった。それに今までは幼く見られがちであったが、年相応に見る事ができ(ベレー帽や謎のリボンで幼くもなるが{ごめん})こちらが心配にさえなったものである。そして、ゆかりちゃんの手紙に「第二の人生を頑張ります」と書いたものがあり、ゆかりファン一同、どれだけ眠れぬ夜を過ごした事か(苦笑)。話によると、Yuck'er-Leeが、第二の人生らしいですが(実際は どうなんでしょう?)。
ゆかりちゃん自身、ここまで深く考えて髪を切った訳では無いと思う。もうすぐ20歳だし、“ちょっとイメージチェンジでもしてみるか”といった程度のものだったのではないでしょうか?。勿論、これはゆかりちゃん本人にしか分からない事なので、私の勝手な想像にしかすぎないが、確かに良く考えてみると ゆかりちゃん自身にはそれほど変化は無かったのかもしれない。いつも通りのマイペースに生きている、ゆかりちゃんなんだよね。人間の性格なんてものは簡単に変わるものではないが、もし変わってしまったのなら それは既にSKiの松田ゆかりではないだろう。ファンがすんなりと受け入れたという事は、いつもの松田ゆかりであったからだと思う。
私はゆかりちゃんのファンが100人いれば、100人の松田ゆかりがいると思っている。表面上は同じでも、その奥はそれぞれの見た目や想像によるからだ。勿論、松田ゆかりという女性はこの世に1人しかいないから、その奥の部分を少しでも本人に近づけるために 毎回、コンサートやイベントに足を運び、応援しているというのもあるのではないしょうか。
話が随分それましたが、私が言いたいのは、時期的やその他を見てもゆかりちゃんが髪を切ったのは大成功であったという事です。ゆかりちゃんは少しづつではあるが確実に良い方向へと向かっている。これからもゆかりちゃんらしさを無くさずに、マイペースで頑張って頂ければ、私達ファンとしても、たいへん嬉しいです。20歳という、人間としても重要な時期に新たな道へと羽ばたいた、ゆかりちゃんをいつまでも見守っていけたら幸せです。
[栃木県/かみこ {松田ゆかり推進委員}]
[ vol.1目次 ]