Album『蒼い天使の糸』吉成圭子買ってしまいました。圭子ちゃんのアルバム。
とにかく最初に僕の目に飛び込んできた、ジャケットのあの笑顔。最高ですね。最近は、デザインばかりに凝っていて、温もりの感じられないジャケ写が多いと思うのですが、なんか懐かしいくらいに、とびっきりの笑顔に出逢えたって感じです。
最初はどっかの公園かなと思ったのですが、裏ジャケを見たら、なんか別荘みたいなところで犬と一緒にいるから、遠いアメリカの休日って感じ。ちょっとメルヘンな世界ですよね。で、肝心の歌のほうですが、どれも丁寧に歌ってるなぁと感じます。その中で、僕が一番気に入ったのは、7曲目の「雨の記憶」です。メロディラインだけじゃなくて、歌詞もとても悲しくて せつない失恋の歌なんだけど、いつもは明るくてちょっととぼけた圭子ちゃんが、こんな歌を歌うって意外でした。やっぱり女の子って不思議です。
でも、歌詞カードのとなりには、いつもの我らが圭子ちゃんの笑顔…。圭子ちゃんには、涙より笑顔がずっとずっと似合います。このアルバムは、とっても居心地の良い“ふわふわのソファー”みたいな感じがするのですが、それってやっぱり圭子ちゃんの魅力なんでしょうね。
お気に入りのCDが、また一枚増えました。
[文:大阪府/圭子命の人, 写真:兵庫県/姫路城]
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