第9回・これでどうだ! ファンのつどい
本気でスポーツ?大会
at.よみうりランド 1996/ 6/ 2(Sun) 11:00-
さる(not ひさりん)6月2日、SKiのファンクラブのイベント《本気でスポーツ?大会》が、東京都稲城市のよみうりランドで開催された。天気は晴天で、絶好のスポーツ日和。SKiが野外でイベントをやるときは、天気が良いことが多いが、これも“だめなひと”パワーのせいかも知れない。11時に開会。ラジオ体操のあと、予め分けられていた10のチームに、それぞれメンバーが割り当てられ、そのメンバーは、チーム対抗の〔花いちもんめ〕で決められた。といっても、メンバーの名前は番号に置き換えられて、誰が何番かは判らないようになっていた。
いいオジサンたちが〔花いちもんめ〕をはじめる。実に気持ちが悪い(^^;;;。「○番がほしい!」と言って番号を選んだあと、メンバーが判るまで少し緊張する。そして、自分のチームに来るメンバーが決まる度に、あちこちで 歓喜と失望の声が上がった。確率からいえば、好きなメンバーがチームに来る可能性は極めて低いわけだが、私の場合は、幸いにも好きなメンバーのうちの1人、めぐ[久保 愛]が来ることになったので、とりあえずホッとした。
「よろしくおねがいしまぁす」と挨拶するめぐは、とてもかわいい。きょう一日、この娘のために頑張ろうと心に誓った私であった。競技がはじまる。午前中は、障害物競走や綱引きとか、運動会の定番ともいえる競技が中心だった。めぐは足も速いし、動作も機敏で、運動神経はなかなか良さそうだ。しかし、ファンのほうが力不足で、成績が思うように伸びない。最初は「勝ちましょうね」なって言っていためぐも、だんだん諦めてきたようだ。
昼食はメンバーと一緒なので、めぐとかなり長い時間おしゃべりをすることができた。オフの日の過ごし方とか、FCの事務局長の役割とか、いろいろな話を聞かせてもらった。めぐは、あまり人なつっこそうには見えないけれど、実際にしゃべってみると、いつもステージで歌い・踊っている時とは違い、どこにでもいるようなフツーの女の子っていう感じだった。メンバーとこういう接し方ができる機会は少ないので、この昼食の時間はとても良かった。
午後もいくつかの競技があったが、メインは振り付け大会だった。チームごとにSKiの曲に合わせて振り付けをやって、一番上手くできたチームが勝ちという、とんでもないゲームだった。我がチームは、午前中からめぐ先生の指導のもと、『制服宣言』の振りの練習に励んだけれど、これが簡単なようでなかなか難しい。結局、この振り付け大会でも敗れてしまったけれど、唯一 チーム全員リレーで1位になれたことだけが救いだった。
全ての競技が終了したあと、いつものように(c)記念撮影と握手会があった。握手会では、ひとりひとりとの握手の時間が長かったので、メンバーとたくさん話ができた。ともとも[篠原智子]は心臓が悪いとか、ひさりん[小林久子]は貧血だとか、チャム{片桐陵子の飼っている猫}は黒地に白の混じったオス猫だとか、メンバーに関する今まで知らなかったことが判ったのは収穫だった。そして、一日お世話になっためぐとは、特に時間をかけて握手をした。スポーツ大会の内容自体はイマイチだったけど、ある程度の満足感があったのは、めぐと一緒のチームになれたからこそ なのだ。
最後に、この誌面を借りて改めてお礼が言いたい。めぐみちゃん、本当にありがとう。
<P.S.>「お前の一推しは、誰なんだ!!」というツッコミは、ご容赦ください(^^;;;。
[論説委員■本間 寛]
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