《こちら新宿3丁目を読んで》
〈こちら新宿3丁目(以下、KS3と略)〉は、読んでいて非常に楽しいです。こういった面白さ(コミカルというか、広川瑛子的というか…)を追求してくれるミニコミは、少なかったように思います。今までの(現在もある)ミニコミというのは、やたらと記述が難しく、読者にとってかなりの背景知識が必要です。もちろんSKiのファンは、特に高学歴者が多いという話も耳にしてますし、読者層をそういった人達が多いと意識した上での、ミニコミなのかもしれません。しかし、最近は新しいファンも増え、1年半ほど前と比べると、随分と変化したように思います。そして、そんな中には、いわゆる高学歴者ばかりではないのも事実です(私と同じSKiファンは、高卒です)。そんな人達のためにも、わかりやすくて(わかりにくいのが、SKiの面白いところでもありますが…)面白い、肩の力を抜いて読めるようなものがあっても良いのでは? と思っていました。そうでなくても、SKiに関しては情報が入りにくいですし、やっと手に入れたものが、何が何だかわからなければ、自分の無力さとむなしさを感じるだけです。もちろん、自分の背景知識を向上させるよう、努力はしていますが、やはり大卒の方、あるいは現役の大学生でも学年が上のほうの方には、なかなかついていけないものです。読む以上、発言者の伝えようとしていることを知りたい、理解したいと思うのは当然じゃないでしょうか? 私は、高学歴で知識が豊富であることが良いと言っているわけではありませんし、読者が書き手に甘えても良いと言っているわけでもありません。
しかし、SKiについていろいろ知り、そうして考えるチャンスが、私たちのような人間にもないのか、ということなのです。ですから、そうした意味において、貴誌が極めて貴重な存在に思えるのです。この前、日比谷野音の IJF3で、私たちが(って2人ですけど…)応援していたすぐ近くに、貴誌のスタッフの方がいて、KS3を売っていらしたので、すぐにvol.5,6とちぁき号外を買いました。(KS3を読むのは)初めてだったんですが、今はその内容の良さに満足しており、次号もぜひとも買いたいです。何かと続けることは難しいことですが、ホント私たちのような人間のためにも、わかりやすく、楽しい部分を残して続けていってください。ご苦労なこととは思いますが…。
<P.S.> ○井 のうちわを持っていらした方が、もしかしてスタッフの方ですか? {そのうちの1人が、そうです。by編集長} あのうちわ、よく作りましたね。見てるだけでも楽しかったですよ。最初の4人1組あたりは、僕と友達の2人だけしか立ってなくて、寒かったんですがね。ちなみに〔りょんりょん うちわ〕ってのも、ありましたよ(笑)。
[埼玉県/りょんりょんの人]
はみだしKS3 今週の[そりゃねぇぜ、セニョリータ!]
5月のP会報で、食べても食べても太らない菊地彩子chanと、そうじゃない早乙女こずえchanのページを並べているのは、いくらなんでも酷だと思う。[しゃしょう]
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