◆イベント レポート◆

第3回☆SKiと一緒に行こう!
《夏の同窓会》BUS TOUR in 富士箱根ランド

  at.富士箱根ランド  1996/ 7/ 6(Sat)〜7(Sun)


【1号車 [吉成圭子,本田博子,片桐陵子,松井陽子]

 前夜、いつも行くホテルでなかなか寝つくことができない。夜中1時頃まで、駅前で夜空を眺めながら、心の中でこう思った。「絶対に、最高の思い出を作ってやる!」と。

 9時に目覚めて 散髪を済ませ、途中でメンバーにプレゼントするための帽子を買ってから、新宿へ急ぐ。集合場所の新宿駅西口(新宿センタービル前)に、13時48分着。2号車の窓越しに、松田ゆかりさん,篠原智子ちゃんとあいさつをしたあと、1号車のところに行くと、受付をしていたのが中野社長だった。メンバーとのあいさつもそこそこに着席したが、酔い止めの薬を飲み忘れていて、いきなり迷惑をかけてしまった(苦笑)。
 さあ、夢物語へのスタートだ!

 14時ジャスト、バスが静かに動き出すと、車内から歓声が上がったが、ぐるりと1周してもとの場所へ帰ってきた(試運転ですか?、運転手さん)。そのうちに2号車に追い越され(苦笑)、ホントの出発は14時10分だった。
 この帝産観光バス・1号車の乗務員は、運転手は関 和良さん、バスガイドは高橋真由美さん(お客さんに、[Kinki Kid's]の堂本 剛くんに似てると言われたことがあるらしい…。)です。
 続いて、メンバーからのごあいさつ。吉成圭子さんは「最近、仕事をしてない。」そうで、本田博子ちゃんは「(学校の期末)テストを捨てて、バスツァーに来ました(←おいおい)。」、片桐陵子ちゃんは「最近、ブランコに乗った(?)」、新人の松井“陽子の陽は、太陽の陽!”陽子ちゃんは「ダンスが苦手です。」と言っていました。そのあと、ファンの方の自己紹介が行われたが、吉成さん曰く「ひとり 10分くらいは、しゃべってください!(←箱根に着いても、まだ終わんないって…)」。

 14時37分、首都高速・3号渋谷線に入ったあたりから、りょんりょん[片桐陵子ちゃん]の司会で、しりとりコーナーが始まるが、ミスった人は、りょんりょんの「本田く〜ん、シッペ!」というコールで、PTAコミティのスタッフ・本田さん(男性)から、シッペをくらうというから大変だ。
 お題は、「食べるもの」と「家にあるもの」の2つでした。
 途中で配られた紙を見ると、〈クイズに答えて、プレゼントをもらおう! SKiを知ってるつもり クイズ20〉とあって、「Q2・片桐陵子は、英語の成績が良い。」とか「Q5・橋本美香のクラスの生徒数は、32名である。」なんて書いてある。むっちゃ難しいので、適当に答えてしまった(ごめんなさい)

 15時03分、東名高速・海老名SAに到着。ここで、15分の休憩だ。
 バスから降りると、僕の着ていた 白いBenettonのPitシャツに、「うわぁー、目立ってるよ あの人…」と言わんばかりの視線が集中(^^;;;。
 数少ない女性ファンの山中ゆかさん(←〈田村千秋 エンド・オブ・ザ・ワールド〉読みました。ちぁきちゃんがいなくなって、とても淋しいっす。)は、3号車の諸岡なみ子班でした。「2日間、(みんなで)いい思い出を作りましょう。」と言ってくれました。少し遅れていた5号車から、副編集長の達也が降りてきて、「ヘイッ!」と手を叩き合っていると、2号車の前だったので、松田さんから注目の目線を頂いちゃった(嬉)。

 海老名SAを発車直後、陽子ちゃんから「どうぞ〜」と、(菊地彩子ちゃんの大好物)プチダノンを頂きました(おいしかった)。厚木ICに差しかかる頃、「7月末に発行される、P会報の〔Fan・クローズあっぷ〕のコーナーに出たい人は、いますか。」というので、「きっと、みんな出たがりだから、10人くらいは手を挙げるだろう…。」と思い、「ハイッ!」と勢いよく手を挙げたら、自分ひとりだけだった(苦笑)。博子ちゃんに、年齢や1推しは誰ですか? などとインタビューを受け、その横で吉成さんが僕の似顔絵を、たった3分で書き上げたのですが、とても自分とは思えないような絵で、メンバーはもちろんのこと、周りにいたファンの方にも大爆笑されてしまいました。果たしてどんな似顔絵なのか、FCに入ってる人は見てやってください。

 バスは、東名高速から小田原厚木道路に入ったが、途中から渋滞に巻き込まれてなかなか前へ進まない。車窓右側に、赤い登山電車が見える頃、〈バスツァーへのメッセージ〉ビデオ上映があって、ブラウン管の中では智子ちゃんたちが、「♪ きょうは たのしい バスツァー〜」と 楽しそうに歌っている。
 これに負けじと、1号車のみんなを盛り上げようと、吉成さんが「『明日への勇気』を、全員で合唱しましょー!」と歌い出す。すると、やってくれましたよファンの方が…。例の“斜め45度の呪術的ダンス(笑)”を(こんなところまで来て、やるとは…)。あと、〈すき☆スキ☆SKi・旅のしおり〉に歌詞が載っている『ゴジラソ・ファミレド』『うたかたの夢』『いい湯だな』を歌いました。
 ファンのリクエストで、りょんりょんがバスガイドをしました。「左手に見えますのが…、山で〜す(←ズッコケ!)。」「右手に見えますのが、芦ノ湖でーす。」伝統の“箱根駅伝”で有名な、芦ノ湖が見えてくる。sdk新宿土曜会の方たちとお話をしているうちに、バスは富士箱根ランドへ 2,4,1,3,5号車の順序で到着した{いつの間にか、4号車にも抜かされてる!(泣)}

 バスから降りるときに、中野社長から とある用紙を受け取ってよく見ると、僕の名前が誤字ラソファミレドでした(“稔”が“穂”になっていた)。でも、これは中野社長が悪いのではありません。
 ホテルの部屋に入って荷物を整理してから、1階のロビーに降りていくと、PTAコミティのスタッフが慌ただしく、バスツァー記念・コミティビデオの予約受付テーブルの準備をしている。
 その横に、行列ができていたので なんだろう(not“それって日テレ”のマスコット・キャラクター)と あっけに取られて見ていると、「宝くじを買うための列だよ。」と 同じ部屋になった、徳島から来ている柳本くんが言った。70分の収録で 3500円だそうだ。お金に余裕があれば、予約していたのだが、こんな時に限ってお金が…。結局、宝くじ(マッチ箱)10個しか買えなかった(泣)。「制服向上委員会ファンクラブのつどい御一行様、夕食のご用意ができましたので〜」館内放送の合図で、本館地下1階の大宴会場へ向かう。

 予定より少し遅れて 18時40分、彩子ちゃんの「じゃぁ、かんぱ〜い」の音頭で、宴会が始まった。
 お客さんが料理を食べている間、BGM代わりに《FM-SKi》という、ラジオの公開放送を模したコーナーが、斉藤美緒子ちゃんと宮田直美ちゃんのDJで行われました。
 『思い出は色エンピツで』が流れてきて、最初のゲストのなみちょん[諸岡なみ子]は、「(焼き肉の)煙がすごいですねぇ。」と。どうやら、メンバーは一足先に焼き肉を食べたらしい。『涙のエンブレム』のレコーディングの時の話をしてくれました。《ワーストツァー》のCMを、井上裕紀子ちゃんと橋本美香ちゃんが、SKiニュースを広川瑛子ちゃんと片桐陵子ちゃんが、天気予報を小林久子ちゃんと内田絵美ちゃんが読みました。あしたの天気は、“曇り一時雨”とのこと、最悪の事態だけはならないように願いたい。

宮本里枝子  3曲目は『笑顔がスキッ!』。宮本里枝子さんがゲストですが、ナナナント(c) 髪を茶色に染めてしまっているではないですか(泣)。ラストは、松田さん。MCで「IJRからソロ・アルバム〈残りものには福がある!〉を、10月に発売する」のと「10月10日に、渋谷・TAKE OFF 7でソロ・ライブを開催する」と言っていました(おめでとうございます!)。曲の方は、新曲の『さえない男の物語』で あります。なかなかいい曲なので、アルバムの発売が待ち遠しいです。

 そして 19時30分、いよいよお待ちかねの《SHOW TIME》が、スタート。司会は、吉成さんと松田さんだ。
 『さくらうた(箱根バージョン)』や、日立のCMでおなじみ『この木、なんの木』の替え歌『あの子、どこの子』なんかを合唱したあと、メンバー総出演の《のど自慢》コーナーに突入。時間がないので、ひとりワン・コーラスだけというのが寂しいですが…。先頭打者・久子ちゃんの『愛と勇気と思いやり』のあと、絵美ちゃんの『あのすばらしい愛をもう一度』、美緒子ちゃんの『夢の旅』などと続いていきます。途中で、スタッフの方が「全体的に、前に詰めてください。」と言ったが、僕の周りは狭いので、これ以上動けない(苦笑)。
 ここで、遂に瑛子ちゃんの『ゴジラソ・ファミレド』だ! しかも、フル・コーラス。お客さんとのコンビネーションもバッチリ。

 行きのバスの車内で配られた、クイズの正解発表が終わって、後半戦に突入。
 早乙女こずえちゃんは、『チャンスがなくちゃ』。前髪を切りすぎてしまったそうだ。『LAST SONG』を歌った、宮本里枝子ちゃんは、「車の免許を取った」とのこと(安全運転でね)。
 お次は、《SKiカルト・クイズ》。正解すれば、希望メンバーとツー・ショット写真が撮れるのだが、問題が難しすぎて、スミぬり隊[SKi-P]のえじきになる人が続出。例えば、瑛子ちゃんの「私の身長は、何pでしょうか? 小数点以下第1位まで答えてください。」という問題では、正解(152.1p)が出るまでに、5人くらいが顔にスミを塗られていたような…。
 狭い舞台で歌うのが大変な、松田さんの『いつものように』と、歌声が素敵な裕紀子ちゃんの『メニー・リバー・トゥ・クロス』で、本編終了。

 アンコールの最初は、《SKiジャンボ宝くじ》の当選番号発表から。ホテルに着いたときにロビーで売っていた、いつもの“マッチ箱”の裏に4ケタの数字が書いてあって、その番号が当たれば、賞品がもらえるというもの。
 5等の〈熟れない・占い(4月に発売された、メンバーの手形とプロフィール写真のセット),100本〉は、2本も当たったが、そのあとがいけない。4等〈吉成コミック(サイン色紙のイラスト集),15本〉、3等〈(行きの車内で上映された)『バスツァーの唄』ビデオ,5本〉は、かすりもせず。2等の〈希望メンバー5名と、ツー・ショット撮影,5本〉は、本誌スタッフの夢野 雫さんが当選した(やったネ!)。1等は〈メンバー全員と、ツー・ショット撮影,2本〉、極めつけ 特等は〈希望メンバー1名と、翌朝10分間の屋外デート,5本〉とちょー(c)豪華版だ。これには、“永遠の恋敵”白衣の人[ゆずぽん]と、ASさんが当選したが、血相を変えて 猛抗議したにもかかわらず、当選順序が先とのことで、ASさんが松田さんとのデート権を獲得。白衣の人は、2推しの美緒子ちゃんではなく、なみちょんとデートすることに決まった。

 アンコール第2弾は、《SKi・ライブ》。久保 愛ちゃんの『恋の秘密』。「♪ のぞみはきらめく。あきやまー!!」(す、すごすぎる!)。しのさん[篠原智子]&博子,みーつー[松本美雪]の『うたかたの夢』では、雫さんと僕・達也の3人で、「しのー!」コールを掛けた。でも、何といっても、りょんりょん[片桐陵子]の『ダンシング・セブンティーン』は、楽しかった。ファンのほとんどが立ち上がって、腕をグルグル回している(爆笑)。

 そして、吉成さんの登場。曲は『明日への勇気』とくれば、例のダンスは絶好調だ!

 最後の最後に、新しくなった[寿隊]の登場駄! メンバーは、菊地彩子隊長,井上裕紀子中隊長,宮田直美小隊長に、小林久子,小野田亜美,佐藤幸香,松井陽子ちゃんの7人編成。『生きた軌跡は天然化石』のセリフで、彩子隊長が「大きく、大きく、大きくなっちゃった!」なんて、ホントのこと言わなくても…。
 『正義の味方“寿隊”』で盛り上がって、22時06分 楽しかった《SHOW TIME》が終わった…。

 翌朝は、7時10分に目が覚める。窓から外を眺めると、あいにくの曇り空。少し心配になる。7時半に、朝食をとるため、スコーレ・プラザホテル8階のスカイ・レストラン〔ベルデュール〕へ行く。(迷惑だったと思うが)山中ゆかさんのテーブルに同席させてもらう。
 部屋に戻ると、館内放送で「天候不順のため、撮影会を午前中に行います。」と連絡があった。時計に目をやると、9時を少し過ぎたところ。6階の窓から下をのぞくと、やってますねぇ、デートを。「いーな、いーな。」と思いながら、この素晴らしい光景を、目のあたりにしている自分(苦笑)。

 撮影会が終わってから、帰りの切符を落としたことに気づき、不安な気持ちのまま体育館へ移動する。〔日本商工殿堂〕の看板がかかっている体育館の中には、もう大勢のファンがいた。受付番号順に9人で1チームをつくって、ゲームに臨む。1回目の抽選で、松田さんが僕のチームにやって来た。
 最初の競技は、《青春ラプソディ・ゲーム》。ルールは、自分の背中についている紙テープを、相手チームの選手に取られたら退場し、先に全員が取られたら負け。すなわち、騎馬戦と同じである。
 ところが、いざスタートを切ると、全然“ラプソディの振り(ゼンマイ仕掛けで動くポーズ)”をしていないチームが多いので、途中から そのポーズをしていない人は失格となった。結果は、橋本美香チームが勝利して、見事に載冠(F-1で、優勝の意)を果たした。その中には、姫路城さんもいて、とてもうれしそうだった。

 2つ目の競技は、《個人対抗・Yes Noクイズ》。2問目、瑛子ちゃんが出した問題「私は、毎日3km以上、ランニングをしている。」で、「忙しいから、毎日は走れないだろう。」と思い、Noのほうへ。美香ちゃんの前に立って、回答を待つが、「正解は、Yes!」の一言に、思いっきりすっ転んでしまった(大苦笑)。このゲームでも戦績は振るわず、午前の競技が終了したその時、コミティの今村さんが、「撮影会の時の落とし物があります。切符を落とされた方〜。」と。これで、大阪へ帰れる!(←拾ってくださった方、ありがとうございました。)

 昼食は、本館2階の〔ホテル富士箱根・大食堂〕で、定番(!?)のカレーライス。座席は自由だったので、本誌スタッフの本間さんや、読者の藤島さん,柳本くんたちと食べる。今日中に帰らなくてはならない達也は、夜食を兼ねて3杯も食べていた(すげぇー)

 後半戦は、客同士好きにチームを組んで良いというので、夢野 雫さんたちと一緒になる。第3の競技は、《ジェスチャー・ゲーム》だ。僕たちのチームには、智子ちゃんがやって来ました(みんな満足)。麺をすするしぐさをするので、「日本そば」だろうと思ったけど、あとで後ろに答えを聞くと、「ラーメン」だった(似てますがねぇ…)。このゲームは、松本美雪チームが載冠を果たした。
 次は、《蒼い天使の糸ゲーム》。ムカデ競争のロープの代わりに、紙テープを足につけ、なるべく切れないようにしてゴールを目指すが、先頭のSKiメンバーと、2番目の客との間が切れたら、そこで失格となる。体育館のコートの4辺を、徒歩と片足ケンケン(not ゆっきぃ)で、廻るのだが、意外と難しい。このルールを逆手に取って、スタート直後に、2番目と3番目の客の間を切り放して、競技を続けるチームもあった。このゲームでは、こずえちゃんが参加してくれた。一度は勝利したが、上位5チームに残ることはできなかった。そのため、待ち時間が長かったので、使い終わった紙テープを使ってのイタズラが始まった。犯人は、藤島さん。やたらと智子ちゃんばかりを狙うので、思いっきり睨まれてました。でも、そのあとで智子ちゃんが、みーつーの背中に付けてました(無意識のいじめはいけませんよ>智子ちゃん)。

 ラストは、《恋の秘密・ジャンケンゲーム》。両側から一人づつやって来て、“『恋の秘密』のイントロの振り(右へ・左へ 腕を挙げる)”をしてからジャンケンをする、勝ち抜き戦。模範演技をするときに、美香ちゃんチームが3人足りないので、僕と達也と雫さんが加わる。達也が行ったあと、「さぁ自分の番だ」と思ったら、博子ちゃんが「こういう風にやってください。」と止めたので、ズッコケてしまった(博子ちゃん、あんまりだよぅ)
 本番スタート。自分のチームは、あっさりと 負けてしまったので、しばし観戦する。やたらと、裕紀子ちゃんと瑛子ちゃんが強いのだ! このゲームも待ち時間が長いので、裕紀子ちゃんに 青い“Rothmans”の帽子をかぶってもらいました(とっても似合ってます。気に入ってくれましたか?)
 ところで、瑛子ちゃんは、直美ちゃんのことを、[みみ]と呼んでいるそうだ。なぜかって? みやたなおみ 最初と最後の1文字づつを取って、[みみ]なんだって(知ってた?)。

 とうとう全員注目の最終戦がやって来た。篠原智子チームvs宮本里枝子チームの対戦だが、またしても智子チームが1人足りないので、僕が参加した。「今度こそ、載冠するぞ!」と誓って、ゲームスタート。いきなり、チーム・リーダーの智子ちゃんが、7人抜きの離れ技をやってのけた。

 これには、本人ビックリ、場内は大歓声。その後は、一進一退、白熱の攻防が展開されて、自分の出番が回ってくる。8回連続であいこが続き、9回目に勝ったものの、次の人に負けてしまった(苦笑)。どちらのチームもお客さんが負けてしまい、遂にSKiメンバー同士の対戦となるが、相手の吉成さんと瑛子ちゃんが強すぎた。なにせ、裕紀子ちゃんでさえ一発で負けたのだから…。

 勝利の祈りもむなしく、ラストのなみちょんが、松井陽子ちゃんに負けて、宮本里枝子チームが 載冠を果たし、この〔富士箱根ランド〕に別れを告げる時がやって来ました。

 荷物を持って、往路と同じく1号車に乗り込む。座席は自由ということなので、真ん中寄りの窓側の席に座る。酔い止めの薬を飲んで、これでOKと思ったが、やや気分が悪い。
 “降りしきる雨”の中、15時45分にバスは、イチロ・新宿を目指して走り出した。と、いきなり「撮りま〜す」と言って、りょんりょんがカメラを向けてくるので、隣の方と一緒に写ったが、バスが右へ左へとクネクネと走行するので、とうとう気分が悪くなってしまった。前の方と座席を代わっていただき、引き続きレポートを書こうとしたら、「字を書いたら、もっと気分が悪くなるよ。」と、そばに座っていた中野社長に言われてしまったので、仕事は一時 中断。

片桐陵子  その間にメンバーが、ツァーの感想を話してくれた。とくに、苦労したんだなぁと思ったのが、りょんりょんだった。「宴会の時に歌った、『ダンシング・セブンティーン』は、練習の時のように上手く歌えず、泣いてしまった。」とのこと。新人の、松井陽子ちゃんは、「ファンの方に初めて会って、すごく緊張したんですけど、来て良かったと思います。」(←がんばれ、陽子ちゃん!)
 ファンの方の意見は、「りょんりょんの『ダンシング・セブンティーン』は、良かった。」と「楽しかったのだが、握手会や(機会に恵まれず)ポラ撮影がなくて、残念だった。」という意見が多かった。少数意見として、「今度は、海外でやってほしい。」とか「1週間くらい!」なんて言ってる人もいた。

 「睡眠を取っているバスもありますが、1号車はたのしくゲームをやりましょう。」てな事で、《山手線ゲーム》が始まった。お手つきをすると、往路と同じく“シッペ”が待っている。「果物の名前」と「県名」で軽く小手調べをしたあと、「SKiの歴代メンバー」を順に言っていく。さすがは中野社長、「中野えり」「志村和美」というお答えが 出る。(全然わからないっす…)
 その次が、圧巻だった「有名客の名前」。まず、吉成さんが「白衣の人」の名前を言ってスタート(さすが、ゆずぽんは有名だ! 知らない人なんていないのでは?)。そのあと、出るわ出るわ、約40人ほどの名前が出てくる。ナナナント(c)、嬉しかったことに、りょんりょんが「柴野さん(僕の本名)」と「しゃしょうさん」と言ってくれましたよ (←ありがとう、陵子ちゃん)。
 今度は、「映画のタイトル」で勝負。博子ちゃんの言った答えは、「ガメラ2」「ゴジラvsキングギドラ」「ゴジラvsメカゴジラ」であった(←博子先生、怪獣映画も好きなんですね。by Benetton)

 楽しすぎて時間を忘れそうになるが、17時25分 東名高速・海老名SAに到着。ここで、今ツァー最後の“しでかし”。陽子ちゃんに、KS3を手渡しすることに成功。すぐ、その場で読んでくれてました(これからもよろぴく!)
 再び、バスが動き出す。《カラオケ(!?)大会》では、「みなさんのご希望にお応えして(by 博子)」りょんりょんが『ダンシング・セブンティーン』を、もう一度歌ってくれました(すごく盛り上がる)
 そのあとファンの方が『OB-LA-DI OB-LA-DA』『明日への勇気』『うたかたの夢』『ゴジラソ・ファミレド』 さらには、『(魔女っ子メグちゃんの替え歌で)魔女っ子圭子ちゃん』まで登場(笑)。
 首都高の渋滞も気にせず、博子先生は『制服宣言』を(メイン・ボーカルが、すっかり板についてきましたね)、陽子ちゃんは、高橋由美子の『友達でいいから』を、歌いました。

 そして、オーラスは『終章 =エピローグ=』を、全員で合唱。出発地点の新宿センタービルが見えてきたところで、博子先生が「一泊二日の短い間でしたが、ファンのみなさんと交流が持てて、ほんとに楽しかったです。」とあいさつ。最後は、三本締めでキメて、いまだ大雨の降る中、18時50分に到着。バスから降りる際に、メンバーと握手をして、この夏 最高の思い出になった《夏の同窓会・バスツァー》は、幕を閉じたのでした。

[文:編集長■Benetton <本田班>, 写真:しろくま☆しゃしょう]


vol.8目次