ハッ!Train

3期生の存在感

 3期生がSKiに入ってから、はや1年半が経ちました。そして、KS3も創刊一周年ということで、おめでたいです。
 まさに、3期生と共に歩んできたミニコミだと言えましょう。感慨深いですねぇ。
 それはさておき、何だか私には、この「1年という時間」が、早く流れたように思います。あるミニコミのインタビューで、橋本美香ちゃんが「(時の流れが)早すぎた」と言っていました。私も同感で、「もう少し遅くても…」と思うほどです。それだけ、この1年の密度が濃かった証拠なのかも知れません。今更言うまでもないことですが、3期生のそれぞれのメンバーは、1年前とは比べ物にならないくらいに成長し、我々ファンにとっても、身近な存在に感じられるようになったのではないかと思います。

井上裕紀子

 さて、読者の中にも、様々な考えをお持ちの方がいらっしゃるでしょうが、私の個人的な考えとして、なぜか2期生と比べても、3期生の「存在感の強さ」が感じられるのです。
 それは私の場合、昨年7月の公演あたりから、それまであった3期生の存在感の強さに拍車がかかりました。
 いゃ、もはや存在感の強さだけでは表現できない、「馴染みの深さ」というべきものまで感じています。
 昨年春の《制服宣言ツァー》、夏の《ワースト・ツァー》や《新星堂サマー・キャンペーン》…。どれを取っても思い出深く、今でも懐かしいです。あまりに今が幸せだから、この娘たちが辞めるときのことを思うと、つい悲しくなってしまいます。それくらいに馴染みが深く、まるで「家族」に近いような気分です。

 しかし、何故2期生の娘よりも馴染み深いのでしょうか? 確かに、2期生にはフロントに出ていくチャンスを、なかなか与えられなかった事情があり、3期生より長い時間見続けているにもかかわらず…、にですよ。
 私は、基本的に2期生好きでは無かったのかも知れないけど、95年の夏頃は、特に7月の寿隊公演を通して、2期生にも ある程度の馴染みは感じていました。ただ、今の3期生に対する“それ”には及びませんでした。
 それは何故か?「(メンバーの)個性の強さ」の違いでしょうか?
 あるいは、フロントに出て活躍している「時間の長さ」の違いからくるものでしょうか? 3期生は(入会後)早くから活躍していますから、その長さは2期生と同じくらいじゃないかと思いますし、今(の私)は2期生よりも3期生のほうが、絶対に馴染み深いです。なんか、ゆっきぃ[井上裕紀子](現在、私の一推しだったりする)や宮田直美ちゃん、橋本美香ちゃんたちが、すぐ近くにいるくらいに感じます{って、妄想でしょうか?(苦笑)}。ホントは、2期生のほうが多く接しているはずなのに…。
 とすると、やはりそういった存在感には、「時間」はあまり関係ないのかも知れませんね(コミティ・ビデオで、最近3期生を多く見ている影響はあるでしょうけど…)。よく言われる「量より質」、いかに愛情が深いかによることかも知れません。
 その答えを探すため(ひょっとすると、見つからないかも…)、私は、また〔こまば〕へと足を運ぶことになるのでしょう。

[文・写真とも:埼玉県/りょんりょんの人]


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