恋をしようよ


期待と不安と…
篠原智子
 いよいよ、智子ちゃんのファンクラブが結成される。まさか出来るとは思わなかったけども、嬉しいことは確かだ。自分がファンクラブの結成式に参加するなんて、8年ぶりだもの…。
 あの時に出来たファンクラブは、まともな活動が半年で終わってしまった(^^;けど、智子ちゃんの場合は〔クラブ圭子[吉成圭子FC]〕の実績から見て、事務所側から切り捨てることはないと思う。
 しかし、不安もある。1月15日の《謹賀の宴'97》追加撮影会の時に、「将来は就職したい。私には実力がないから…。」と言っていた。いま、智子ちゃんは短大の1回生。
 短大は2年で卒業のはずだから、残された時間はあと1年…。

 1月12日、《禁断のSKi》のMCで宮田直美ちゃんは、「篠原さんって、すごく色っぽくなったと思うんですよ…。」と言っていた。その時のステージを見た私の目では、そう見えなかったが、のちに{本誌論説委員の}夢野 雫さんは、「直美ちゃんの目ではそう見えるんだろう」と言っている。
 確かに、最近の智子ちゃんの写真の中には、「いつの間にか、綺麗になったなぁ…」と感じる表情の写真が見られるようになってきた。どこがどう、というのではなく、何気ない仕草に「いいな」と感じる写真があって、そういう写真を見ていると、智子ちゃんはそれなりに女性らしくなっているなと感じている。背伸びをせずに、ゆっくりでもいいから綺麗になっていってほしい。でも、[しの]がもともと持っている「可愛らしさ」は いつまでも失ってほしくない。そう思います。
 今度、撮影会で智子ちゃんが居たら{居ないかも(泣)}、おすましした表情を撮ってみたいな。冬服の制服の時に…。

 今まで、いろいろな歌を歌ってきた智子ちゃんだけど、その中でも『恋の予感』と、『愛は蒼く』が気に入っています。
 圭子ちゃんナンバーなのに、智子ちゃんが歌う機会が多いという曲はけっこうあり、『恋の予感』もその一つなんだけど、智子ちゃんの“小さくて細いけど綺麗な声”によく合っていると思うんですよ。『愛は蒼く』は静寂の曲だけど、これもそんな感じで…。
 最近の歌だと、『冷たい風と朝日の中で』がいい。ああいう、じっくりと聞ける歌が私は好きですね。『小さな生命』とか『恋するふたり』は、智子ちゃんのかわいい振りを見ていたらもう終わってたっていう感じで…。もちろん、歌も聴いてますけど(笑)。
 『うたかたの夢』も好きなんだけど、最近は客の声援が大きくなっちゃって、智子ちゃんの歌声が聞こえなくなる時があるのが、ちょっと気になります{かくいう私も、「すきよー、ともこー!」って叫んじゃってるから、同罪か(笑)}。智子ちゃん本人が、「盛り上げてくださると、嬉しい」って言うので、やっぱり続けるべきなんだろうなぁ〜とも思いますし…。

 1月の《謹賀の宴'97》撮影会は、ずっと智子ちゃん中心でした。ホントは、(松本)美雪ちゃんメインのも申し込んだんだけど、全部ハズレてしまった(泣)。(本田)博子ちゃんも、ゆっきぃ[井上裕紀子]も、(橋本)美香ちゃんも、キチンと撮れたのにぃ〜(泣)という愚痴はともかく、いままでずっと遠くから見ていた智子ちゃんが近くまで来てくれたという感じで、日程と使ったお金はものすごくハードだったけど(笑)、とても楽しかったです。
 2月の《卒業式》は、(誰が辞めたとしても)悲しくなってしまうから、3月9日のコンサートでは明るく元気な智子ちゃんを見て、終わった後に「楽しかったな」って思えるコンサートにしてほしいなと思います(もちろん、私達も協力しないと いけないんですけどね)

 あと、今度はお話ができる機会が欲しいな。《電話でデート》だけじゃなくって…。

[文:東京都/ホーカー・テンペスト, 写真:夢野 雫]


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