「くぅ〜!」な看板、みーつーけた! かんばん de あみ〜ご!!

寿駅 √5(=2.2360679…)編

その(1)・寿駅

 これは、富士急行線の無人駅【寿駅】です。手前の三つ峠駅との間に、鉄(て)っちゃんには有名な“列車の撮影ポイント”があります。3年前に訪れた時に何となく撮っておいた写真なのですが、まさかこんな形で役に立とうとは思いもしませんでした(笑)。
 そもそもこの駅は、「暮地(くれち)駅」という名前だったのですが、墓地みたいな雰囲気だし、本当に「ぼち」と読み間違える人も多かったので、駅前の「寿町」という集落の名前から取った現在の駅名に改められました。
 駅員がいないので乗車券は売ってないはずですが、やはりこんな“おめでたい”駅名を放っておくはずがなく、河口湖駅や富士吉田駅では【寿駅の入場券(現在は160円)】が発売されています(しかも、「寿」の文字は金色!!)。

 そういえば、今は亡きJR北海道の天北線{音威子府〜南稚内,89年4月30日廃線}にも、中頓別と下頓別の間に「寿」という仮乗降所がありました。今はどうなっているのでしょうか? ちなみに、寿の隣の仮乗降所が 新島弥生、いゃ「新弥生」でした(笑)。
 読者の皆さん、同じ北海道を走っていたJR深名線{深川〜名寄,95年9月3日廃線}に乗ったことはありますか? 深川から幌加内,朱鞠内を通って名寄へと、豪雪地帯を縫うように走っていたローカル線です。毎年多くの赤字を出しながら、「並行する道路が無い」という理由だけでつい最近まで残っていたなんて、とても不思議ですよね。

[東京都/鈴木一郎太]
その(2)・FUJIKYU 駅名標グラフィティー

 私の山中湖レポートにもあるように、山梨県内をのんびりと走るローカル私鉄〔※1富士急行〕線の駅名には、SKiとつながる「あっ!」と言わせるものがたくさんあるので、ぜひ写真で紹介したいと思います。
 ただし、往きは台風で大荒れの天気だったので、写真は全て(帰りに)上り列車から撮影したものであることをお断りしておきます。

●吉田未来 … 下吉田{しもよしだ}駅
 「某大物プロデューサーの手により、近日CDデビュー予定」とか聞いたことがあるけど、あの話はどうなったんだろうか?
下吉田
葭池温泉前 寿
三つ峠
吉成圭子 … 葭池温泉前{よしいけ おんせんまえ}駅
 けーこたんの“歳を取らない(!?)秘訣”は、この温泉にあり!(違うか…)

寿隊 … 寿{ことぶき}駅
 言わずと知れた、おめでたユニット・寿隊の駅。でも、駅の周りはひっそりとしていたのは“何故?なぜ?”。おめでた過ぎて、疲れたのか!?

みーつー[松本美雪] … 三つ峠{みつとうげ}駅
 スタッフでいちばん盛り上がりました。昼間は、この駅で上下列車が交換(離合)します。ちなみに、富士急の経営が“ななめ45度(c)”に傾いているわけではありません(爆)。

世にも不思議な鶴と亀との物語“鶴・亀・寿”… 都留市{つるし}駅
 光線状態が悪くて、写真が撮れませんでした。ホームには鶴や亀は…、いません(^^;。
[副編集長■しろくま☆しゃしょう]

※1 富士急行 = 会社の規模は小さいが、オリンピックのスピードスケート/自転車競技に出場して、今は国会議員をしている橋本聖子さんのお陰で名前が知られるようになった、鉄道・バス会社。〔富士急ハイランド〕は、超有名。
 なお、正式社名は「富士急行“電鉄”」でも「富士急行“鉄道”」でもなく、「富士急行」という(創業当時は、「富士山麓電気鉄道」といっていた)。


 ぐっでぃず   フランスにもいた、[みかちゃん]

 フランス空軍の“アイドル”として、ミラージュ2000や次期主力戦闘機ラファールといっしょに行動しています。
 海軍にもあるかなぁ…。
 要するに、フランスの【空対空ミサイル】なのです。
 スペルは、「MICA」ですけども、こう呼ぶと何となく身近に感じられますね(笑)。

[東京都/ホーカー・テンペスト]


97年9月号目次