last update:98/03/24
 ◆ イベント レポート ◆

 篠原智子 プライベート・ライブ

  at.原宿ピアザ アッセンブリー・スペース  1997/ 7/ 6(Sun)


 3月のコンサートが終わった後、しばらく智子ちゃんに会う機会はなかった。その間、FCの〔智・しのアイス〕から届く会報を見てしのいでいたが、考えてみればSKiにいたときは毎月会っていたのだから、このブランクは私にとってものすごく長く感じられた。
 その間のSKiのコンサートは、今まで私が見た中では最低のものだった。ゆっきぃ[井上裕紀子]がいなかったとはいえ、「その場しのぎ」が多過ぎてどうしょうもなかった。メンバーをみるのがとてもつらかった。イベントやプロローグ・ツアー(山中湖)は楽しかったけど…。

篠原智子

 会場に集まったのは、きっちり50人。抽選ということで入れなかった人も多し。
 しのは、「もっと来てくれると思ってたんですけど…」とMCで言っている。どうやら、抽選のことは本人に伝えられていなかったようだ。
 さて、しのはブランクの間に乗馬を始めている。すっかり上達して、インストラクターの方からもかなり誉められているそうな…。後は「経験を積めばよい」ということらしぃ。
 短大の成績はかなりよく、ほとんどがA評価(80点以上)だそうだ。それと、先日みーつー[松本美雪]に偶然会って、二人で事務所に行ったという。みーつーは就職が決まったそうだ。遅ればせながら、おめでとう。
 アンコールなしで23曲も歌ってくれたが、しのの状態はボロボロだった(本人が言うぐらいだから…)。のどの調子が悪く、歌詞は見ているのに忘れる。音程は外す…。どうもレッスンを続けていないと調子が戻らないらしい。短大のテストも重なっていたことだし。
 でもこの日は、しのの姿が見られただけで満足だった。しのの歌が聞けただけでも満足だった。みんな、しのの歌声を真剣に聞いていた。それでよかったのだ。盛り上がらなくて、しのには申し訳なかったんだけど。

 ステージ終了後は握手会。せかされることもなく、和やかに進んだ。
 しかし、皆どういうわけか竹下通りで買ったカエルをしのにプレゼントしていく(笑)。
 おかげで、テーブルの上は「カエルであふれかえる(笑)」状態だった。

[文:東京都/ホーカー・テンペスト]

[カメラ:兵庫県/中島天山]



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