last update:98/03/19


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 やったぜ、日の丸飛行隊!! きょう千秋楽(!?)を迎える長野冬季五輪だが、注目すべきは17日のスキー・ジャンプ団体戦。ニッポン期待の星・船木和喜ら4選手が世界の壁に挑んだ◆岡部,斎藤に続く3番手の原田雅彦選手が飛ぶ頃には、猛吹雪という悪天候になってしまった。大観衆が見守る白馬村のジャンプ台。しかし、4年前のリレハンメルの悪夢がよみがえるかのように、79.5mと記録は伸びなかった◆1回目を終えて、日本は第4位。「もうダメか…」と、誰もがあきらめかけていたその時、奇跡は起こった。岡部と同じく137mも飛んだ。最後に飛ぶ船木に期待がかかる。そして結果は、逆転の金メダル! 倒れ込む船木に駆け寄り、抱き合って喜ぶ3人の選手たち。原田は泣いている◆しかし泣いている人間はここにもいる。考えたくはなかったが、やっぱり卒業してしまった。>一推し しかも、二推し・三推しまで…(泣)。これから、何を楽しみにコンサートを見ればいいのだろうか?
[しろくま☆しゃしょう]

 ついこの間クリスマスだのお正月だのと言っていたが、もうこんな季節になってしまっていた。年が明けると「(1月)いぬる(2月)逃げる(3月)去る」と言って、あっという間に過ぎ去ってしまうそうな◎本業多忙で、気がつけば卒業式。今年も多くのメンバーがSKiを巣立っていく。今回の卒業メンバーは入団当初から知っている3期生が多い。初めてSKiを見た「寿・十八番勝負」に出ていたのは、(多分)彩子だろう。あれから数年、共に歌い共に踊り(笑)、同じ時間と空間とを共有してきたメンバーがまた卒業していく。今回も私の一推し=ゆっきぃの卒業はないわけだが、やはり共に踊ってきたメンバーがいなくなるのは寂しいものである◎今だから言える、今しか言えない…。私の文章の中では いつも悪玉役だったが、ホントはずっとずっと好きだった{もちろん、ゆっきぃにはかないませんが(^^;}。その姿をもう見ることができないかと思うと、かなり寂しい。その熱き想いを彩子にも読んでほしかったが、先にも書いたとおり本業多忙という中、次号以降乞うご期待ということで…。機会があったら仲の良いメンバーにでも見せてもらってください{で、ゆっきぃと一緒に読むとか、そんなことしないでね(笑)}◎…と、悩ましい二推しが卒業ということで、今後は“何の迷いもなく”ゆっきぃを応援できます。あ、いゃ、迷ってた訳じゃないんだよ…(^_^;;;。
 P.S. 年賀状、結局書けませんでした、ごめんなさい。
 今年も応援してますので、歌に踊りに学業に頑張ってください>井上裕紀子さま
[まる井]

 新年恒例の福袋、今年も1月17日のコンサートで売り出された。例年、4000円や5000円といった価格設定だったのが、今回は2000円,1000円,500円と思いやり価格(笑)。これも不況の影響なのだろうか?
 私は2000円のを2袋購入。中身を見ると、サイン色紙や生写真,ポスター,IJR特典カセット,IJRビデオ、それとどういうわけかコミティビデオのジャケ写の部分だけが入っていた。今では入手の難しいシングル『おはよう!』の見本盤なんかもある。
 貴重なところでは《忠臣蔵》台本。それも、内田絵美ちゃんのサイン入り!
 また、一昨年売り切れで買えなかった松本美雪ちゃんの「私の1年」、これの写真とメッセージだけまとめたものが入っていた。一体、なぜこのようなものが? スケッチブックに張る時間がなかったのだろうか?(苦笑) 卒業から1年が過ぎたが、どの写真を見ても可愛い。可愛すぎる…。
 20歳の誕生日おめでとう、美雪ちゃん! いつまでも、優しい心を持ち続けてください。
[ゆめのしずく]

 不況,リストラ,倒産,汚職…と暗い話題に明け暮れた1997年も終わり、1998年がスタートした。今年こそ明るい話題がほしいと思っていたら、新年早々大蔵省OBが「ノー○ンしゃぶしゃぶ」に通ってたとかで逮捕され、またか…という思いで一杯だ。大体、そんなしゃぶしゃぶ屋さんがあるなんで全然知らなかったから、いい勉強(?)をさせてもらったというものだ(苦笑)。
 そんな中で明るい話題といえば、長野オリンピックだろう。選手たちの活躍もさることながら、開会式にやったベートーヴェンの『第九交響曲』は、世界五大陸同時合唱という画期的な試みだった。特に、アパルトヘイト(人種隔離政策)が解除された南アフリカで史上初めて白人と黒人が一緒に合唱したという話を聞き、いたく感動してしまった。
 「音楽に、国境や人種はない」とはよく言われるけど、そのことをこれほど実感させられたことはない。この試みを日本が主導して行ったところに意義がある。ODA(政府開発援助)でカネをバラまいて文句を言われるよりも、こっちの方がよほど大きな国際貢献になっているんじゃないかと思った。
 政治家や官僚はダメでも、日本には文化があるじゃないか。日本もまだまだ捨てたものではない。
[本間 寛]

●僕がよく見ているテレビ番組、毎日放送の〈あどりぶランド〉がこの3月18日の放送をもって、14年間の幕を閉じるそうだ。日本初、いゃ世界初の“アナウンサーが企画し、アナウンサー自らが出演する番組”で、個性あふれるMBSのアナたちが自分のやりたいテーマに果敢に挑戦し、我々視聴者に涙と笑いを提供してくれた。「アナウンサーの自己能力の向上」というテーマが一応達成されたというのが、番組終了の理由だ。ちなみに、同じ企画の番組は土曜日の午前に移動して放送されるらしい。
 ラジオの〈ありがとう浜村淳です〉ほどではないけれど、MBSの看板番組であっただけに残念だ。(放送20周年までは続けてほしかった)
●今月2日から、郵便番号が7ケタになった。…とはいうものの、我々利用者にとってメリットは本当にあるのだろうか? 30年前に郵便番号制度が始まった時、郵政省は「配達のスピードアップ」をうたい文句に国民(利用者)を納得させたが、今回はしいて言えば、「郵便料金が据え置かれる」ことぐらいだ。今後10年間で8000人の人員を削減するというけれど、「この“就職氷河期”のさなかに、これ以上離職者を増やしてどーすんねん!」と言いたい今日この頃である。
[編集長:みのる]


 こちら新宿3丁目 98年2月号{通巻22号}
 初版発行◇1998/ 2/22 第二版発行◇1998/ 3/ 8

  編集長◇みのる[柴野 稔]
編集発行人◇しろくま☆しゃしょう[池町達也]
 論説委員◇本間 寛・ゆめのしずく・まる井
  web版発行◇1998/ 3/ 2
  web版編集◇ゆめのしずく

表紙写真撮影◇東京都/柳本直樹(松田)
       大阪府/Be-Wave(菊地)
       埼玉県/コロちゃん(宮田)
       東京都/制服畑(内田)
       ゆめのしずく(斉藤,小林,小野田)

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