last update:1999/01/07

◆イベント・レポート◆

　井上裕紀子 20th Birthday Party

　　at Keynote原宿　　1998/ 9/ 6(SUN)　12:30〜


　5日午後10時30分。あたしはJR京都駅まで竹ちゃんに愛車『えりりん号』(※1)で送ってもらい、JRバス・ドリーム京都号の到着を待つ。乗り場では、刻一刻と迫ってくる出発時刻を、音楽を聞いたり食事をしたりと様々な手段で待つ方々の姿があった。あたしはただボ-っとしていただけなんだが(苦笑)。
　新宿行のニュードリーム京都号が出発した直後、いよいよ東京行のドリーム京都号が到着した。午後11時、東京へ向けてドリーム京都号、定刻どおりにいざ発進。市内から名神高速へ、多賀サービスエリア(滋賀県)での休憩中に天ぷらうどんで遅い夕食を済ませる。
　TVでは元アナウンサーとサバ読み女(※2)が司会をしている某サッカー番組が放送されていた。ひいきの横浜マリノスは勝ったが、相手がヴィッセル神戸だったので少しヘコむ(泣)。
　再び東京に向け走り出すと、車内はすぐに消灯。目覚めると右手に東京タワーが見えてきた。時計は午前5時を差している。しばらく走ると、日比谷公園のある霞ヶ関に到着した。さすがに早朝の道路に車は少ない。ドリーム京都号は京都〜東京間500キロを渋滞に巻き込まれることなく無事に走破し、午前6時東京駅日本橋口に到着した。
　約2か月ぶりに歩く東京駅のコンコ-スは何か懐かしい感じがした。帰りの乗り場を確認してから、PTAコミティのある新宿へ中央線で向かう。花園神社でお参りを済ませて、新宿駅構内にて朝食を取る。
　そのあと何故かは知らんが「聖地を下見しよう」と言う妙な考えが浮かんだので(笑)、京王線に乗り込み駒場東大前駅へ向かった。
　約1年ぶりに歩く“こまばへの道”。10分ぐらい歩くと遂に見えた聖地・こまばエミナース(国民年金中央会館)である。気づいたところはホ-ルの入り口が自動ドアになったことと、自動販売機のメーカーが変わったぐらい(苦笑)。時間がまだ残っているのでJR渋谷駅まで歩く。駅に着いたがお腹が空いたので(苦笑)、天ぷらうどんに舌鼓を打つ。
　スタートまで2時間を切ったところで原宿まで再び歩いていく。渋谷公会堂と代々木体育館を左に見ながらゆっくり歩き、原宿へと着いた。

　12時に開場となり、中へ入る。受付けを済ませたが「今回の座席は自由席」と中野社長。てっきり、座席は決まっているものと思っていたのでビックリした。座席につきスタンバイしていると「1番前の座席が開いてるから座って良いよ」と、KS3スタッフの本間さんが言ってきたので座らせてもらった。となりの人と少し雑談をしてたら照明が暗くなった。

　午後0時35分開演。ゆっきぃの服装は、黒のキャミソールにカーディガンで、大人の色っぽさを演出しているみたい。「20歳になったらお酒が飲めるので(FANさん「え〜」)、ショットバーで飲みたい」とのあいさつをしてから、1曲目の『強がり』を歌う。
　続いて《質問コーナー》に移ると様々な質問が飛び出す。例えば…、

　ＦＡＮ「好きなアイドルは？」。
　裕紀子『ゆず(ハードレインみたいだから)・工藤静香・華原朋美(カラオケで歌ってる)』。

　みのる「今年の年末に1人で旅行するなら、どこに行きたいですか？(ただし国内限定)」。
　裕紀子『北海道(小さい頃、在住していた。カニをたくさん食べたい)』。

　ＦＡＮ「オフの日は何をしていますか？」。
　裕紀子『ビデオ観賞(最近だと『もくひん・ゲーム・羊たちの沈黙』)』。

　ＦＡＮ「ドラマに出たいですか？」。
　裕紀子『今は出たくありません』。
　
　ＦＡＮ「ゆっきぃが思う、日本の城のNO.1は何処ですか？」。
　裕紀子『たけし城(場内大爆笑)』。参加したくて応募したことがあるらしい。

　ＦＡＮ「どういうCMに出たいですか？」。
　裕紀子『資生堂・コーセー(化粧品)女の子って、化粧品のCMに一番憧れているんですよ』。

−−−等々−−−−

　続いて《握手＆2SHOTコーナー》に移る。ここで『プレゼントは今のうちに渡して下さい』と阪口ジャーマネ。
　スタート直後、ゆっきい一推しのファンさんであるKさんが用意したのは、越廼寒梅(日本酒)である。
　ゆっきぃに渡すと場内は拍手喝采となった。そしてあたしの出番が来た。ゆっきぃに一礼してから近づく。

　みのる「ゆっきぃ、誕生日おめでとうございます」
　裕紀子『あっ、ありがとうございます』。
　みのる「これをプレゼントします(と、キティちゃんの絵葉書を渡す)。
　　　　　越廼寒梅に比べたらレベルは落ちますが、関西限定なんですよ」。
　裕紀子『どうも、ありがとうございます。カワイイッ』。
　みのる「(ヌイグルミを指差して)チャッピーもお祝いに来ましたよ」。
　裕紀子『どうも、ありがとう　(頭をなでてくれた)』。
　　　　　(中野社長によるポラ撮影)
　みのる「実はチャッピーも今月9日で3歳になるんですよ」。
　裕紀子『あ~、そうなんですか。チャッピーおめでとう(ハート)』。
　　　　　(チャッピー、あたしと交互に握手を交わす)

　中野社長からポラを受け取り座席へ戻る、その後も様々なプレゼントがゆっきぃに渡されていったが、やはり強烈だったのが越廼寒梅だろう(笑)その次が花束かな。「たいした事ないな…」と思ったら大間違い。ナント2万5000円分らしい。とにかくすごいし、大きいのである。
　そして“しでかし”ももちろんあった(笑)。あるFANさんだと思うが、野球のユニフォーム(NY)の背中にYUKIKOと書かれていたのだ(爆)。しかも背番号は20番である(笑)。あとで本人いわく「『ニューヨーク・ユッキィズ』ですから(笑)とのこと。
　続いて『冷たい風と朝日の中で』と『So Light』の2曲を歌う。あたしは暫くステージを見てないが(泣)、ゆっきぃの歌唱力は一段と増して良くなったとあたしは思うんですが、皆さんはどうでしょうか?

　近況報告。「今夏からボディボードを始めました。午前中だけですが、江ノ島に行ってます。これからも続けたいです」。
　そしてこんなことも。「最近“GODZILLA”を見てきました。博子さんは“GODZILLA(日本語吹き替え版)”」だったが「英文科なのに、なぜ日本版なのか?」と疑っていると言う。
　20歳の抱負として「クレジットカードも作れるので、自分の取る行動に責任を持ちたい」。さらに「こう見えても、見かけは“子供”頭脳は“大人”なんですよ」。
　あたしがすかさず「なんか、名探偵コナンみたいですね」とツッコミを入れると、再び大爆笑である。
　ここで再び《質問コーナー》に突入する。

　ＦＡＮ「ゆっきぃの5年後はどうなっていると思いますか？」。
　裕紀子『25歳ですよね、結婚してれば良いけど、家は大きな家が良いです。庭付きの』。

　ＦＡＮ「挙式の式場は？」。
　裕紀子『海外の小さな教会で、本当に親しい身内のみで行いたいです』。

　みのる「新婚旅行はどこへ行きたいですか？」。
　裕紀子『宇宙(笑)コカコーラの宣伝でやってませんでした?』。
　みのる「お言葉ですが、それはペプシコーラなんですけど(苦笑)」。
　裕紀子『(笑)ま〜、本当に好きな人だったら熱海ですね(場内爆笑)。
　　　　　挙式を海外なので、予算が無いから』。

　そして再び《歌のコーナー》へ『恋の終り』と『初恋のセレナーデ』そして『Letter』の3曲を歌うが、『初恋の〜』で振りを少し間違ってしまい、思わず苦笑いするゆっきぃ。
　3曲を歌い終った直後、FAN約100人による『Happy Birthday Yucky』を歌って一斉にクラッカーをパンパンと鳴らす。このことを全く知らされていなかったゆっきぃはビックリしていたが、ゆっきぃにも特大クラッカーとバースディケーキが用意されていたんですよ。FAN全員でもう1度『Happy Birthday Yucky』を歌ってから鳴らしてもらうことに。「怖いよ〜」と言っていたけど、パカーンとクラッカーがなった瞬間、FAN全員が拍手を送るとゆっきぃスマイル全開である。そのお返しに「じゃ〜、残り2曲ですが、FANの皆さんに感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」と語ってから『涙が消えるまで』と『初恋にサヨウナラ』を歌う。
　オーラスの『初恋に〜』では、「全員で合唱しましょう」と言ってくれたので、FAN全員がゆっきぃと共に合唱。最後に「私は20歳になりますが、これからも見守って下さい」。とコメントして、午後2時39分、無事に井上裕紀子BirthdayPartyは終了した。すぐにステージ上の後片付けを行ってから外へ出る。
　表には、たくさんのFANが残っていた。20分ぐらい経ったか、ゆっきぃが出てきてタクシーに乗り込むとFAN全員が手を振ってゆっきぃを見送った。タクシーは代々木方面へ走って行く。ゆっきぃとは暫くお別れである。次回はおそらく、11月15日の【スポーツ大会】になるだろう。その時まで「明るく元気に頑張ってほしい」と心から願う、みのるであった。

　追伸　ゆっきぃの乗ったタクシーを追いかけるのは止めましょう(苦笑)。

［副編集長／みのる］