last update:1999/01/07
◆イベント・レポート◆

 お彼岸の入りはお月見…なんてどうどすかぇ〜

  at 多摩川の大黒屋(神奈川県川崎市)  1998/ 9/20(SUN) 15:00〜


★PART 1★

 それにしても暑い! 九月下旬だと言うのにアツい。なんで30度超えたりするんだ!
 しかも、会場が炎天下の多摩川の河原だからなおさらだ。
 そもそも『月見』というのは、私は好きではない。やっぱりソバはきつねに限る。…って違うか(笑)。
 とにかく、目的がなんであろうとそれは二の次、いや、どうでもいいのかもしれない(と言っても、私はボウリングは大の苦手なのでパス)。要するに、メンバーと直接話せるところがいいのだ。私は写真はあまり得意ではないので、撮影会の時もメンバーとのコミュニケーションに重点を置いた。
 今回はチームごとの行動なので、自分が指名したメンバー以外と接触できるのは、実質的にこの撮影会の時だけだ。博愛主義者(※)の私としては、いろんなメンバーと話がしたかったので、この25分間は貴重だった。

 最初に行ったのは、大人の色気ムンムン(と、言っておこう)の久保愛ちゃんのところ。12月6日には『生誕21年祭』が予定されているのだが、どうもこのパーティーにはお酒が出るらしいので、その辺のところをめぐちゃんに聞いてみると、「私、お酒ダメなんですぅ」ということ。本当かぁ?
 もっとも「私、お酒ならいくらでもいけますよぉ」なんて言われたらコワいけど(笑)。
 続いて、このイベントの三日後にリーダーとなった橋本美香ちゃんのところに行く。
 彼女の周りはいつも人がイッパイだ。声をかけるのも難しい。笑顔の可愛さはますます磨きがかかってきた。しかし、それ以上に可愛かったのが、髪に飾っていた“ハートのヘアピン”だ。そういえば『真夏の祭典』で浴衣姿の時も、とてもかわいいリボンをしていたっけ。
 そういうちょっとしたアクセサリー一つでも、「女の子ってのはこうも魅力的になるんだなぁ…」、と、思ってしまった。
 以上のメンバーは、ファンと積極的に交流するタイプだけど、“おとなしくて控え目な女の子”ってのもまた魅力がある。その代表が伊藤嘉代子ちゃんだ。彼女のはにかんだような笑顔はとても印象的だ。
 時間が短かったので、どうしても“推し”の高いメンバーのところに行ってしまうのはやむを得ないところだろう。でも、SKiのメンバーってのは、いろんなタイプが揃っているんだなと、改めて感じてしまった。
 撮影会の後は、食事会・月見となっていたけど、この二つは一緒だったようだ。
 ここからは“グループ行動”ってことで、私は四月の『お花見』の時に楽しませてもらった秋山文香ちゃんの班へ。
 彼女の周りには、いつも笑いが絶えない。人を楽しませることが好きなだけでなく、自分自身も楽しんでいるように見える。たぶん、PTAコミティの事務所でも、普段の学園生活でも、彼女の周りには笑いが絶えないんじゃないかと思う。
 今までのSKiにはいなかったタイプのメンバーだ。
 15時に始まったイベントは、19時頃に終わった。4時間は本当にあっという間だった。
 唯一残念なのは、ツッこみ甲斐のある本田博子ちゃんがいなかったことか。
 今後も、このような企画をぜひお願いしたい。

 ところで、月って一体どこに出ていたんだろう? 全然見てないや。
 月なんかなくとも、メンバーの笑顔があればいいってことか。

[論説委員/本間寛]
※博愛主義者=SKiにおいては、いろんなメンバーに気が行くファンのこと。類義語として『DD』(誰でも大好き)がある。“博愛”を“ひろめぐ”と読んで、本田博子と久保愛のファンのことだと言う説もある。


★PART 2★

 今回のお月見は、申込時に希望メンバーの指名ができたのだが、博子ちゃんもゆーたん[中井]も欠席ということので、あっさりとみか[橋本]・ゆっきぃ[井上]・かこちゃん[伊藤]の順で書く。
 で、、美香ちゃん班の107番で通知が来たので特に問題なし。ゆっきぃや恵里子ちゃんは多数のため抽選だったらしく、泣きは10人だった。
 当日はバスで大崎駅へ向かい、そこから新宿→登戸のルート(小田急線)で目的地を目指す。登戸駅からの歩きは結局回り道になってしまい、時間がかかってしまった。行く途中で、浴衣姿のメンバーと中野社長に遭遇する(ゆっきぃが反応してくれたよ)。

浴衣で撮影会  目的地の大黒屋は、海の家っぽいがボロい昔の“長屋”みたいなところ。思わず場所を見失いそうになる。
 受付で、高橋Pとミシマさん(表記不明)から班見分け用のリボンと食事(やきそば)券をもらって待機。リボンは白・赤・青色があり、私は最後の青組だったけど、某Y氏が「赤と変えてくれ」というので交換する。すでに白組は撮影を始めているので、急いでカメラの用意をする。
 【撮影会】は、左から寄合,伊藤,小田,波平,川野,橋本,井上,久保,秋山,三浦の順で並んでいる。時間は25分間だから、6月のみなかみツアーの時よりは長かったが、撮影条件はあんまり良くなかった。
 当初「かこちゃんからはじめて、ゆっくりまわれるかな…」と思ったのだが、何とシャッターが切れないというトラブルに見舞われ、最初の5分を無駄にしてしまう(泣)。
 ようやくカメラの調子が戻り始めると、かこちゃん→美香ちゃん→朋美ちゃん→ゆっきぃ→恵里子ちゃんの順で撮って回る。後日現像してみると、やっぱり美香ちゃんが一番多くて、次いでかこちゃん・ゆっきぃ・朋美ちゃんの順。文香ちゃんの時は、もう少し“しでかし”ても良かったかもしれない。それと、槙子ちゃんとさおりちゃんは撮る人が少なかった。
 それにしても、みんな浴衣姿はかわいかったなぁ。特に、ゆっきぃの赤い浴衣が良かった。美香ちゃんも「反則」といえるぐらいにかわいかった(^^;。

 撮影会が終わって、やきそばを食べる。でも味はぜんぜんダメ。朝食べた、弁当屋のやきそば(肉が入って240円!)の方がよっぽどおいしかったなぁ。
 そのあとツーショットポラ撮影があった。1枚800円。美香ちゃん・かこちゃん・朋美ちゃんで撮る。ゆっきぃも撮りたかった(泣)。
 美香ちゃんとは、昼に刷り上がったばかりの『KS3・美香ちゃんリーダー就任号』を持って、一緒に撮る。
 もっとも、この時点では公式発表がされていなかったこともあって美香ちゃんに渡せず、3日後のこまば公演でメンバーに渡すことにした(美香ちゃんごめんなさい…)。

 さて、メインイベントの【お月見】。ここでは、美香ちゃんとのお話会だ。でも月はまったく見えない…(苦笑)。
 それはともかく、美香ちゃんは自分のペースでいろいろしゃべってくれる。もちろん、われわれのリアクションもあったけど、テーマからはあまり脱線せずに展開された。T氏の差し入れたお団子も食べないくらい、おしゃべりに夢中な美香ちゃんだった(食べていない我々に気を使ったのかな?)。
 美香ちゃんは「(今は)洋楽しか聴いていない」と言う。日本の音楽シーンは好きじゃないようだ。だから[モーニング娘。]など、今どきのアイドルには興味がないらしい(彼女たちの歌い方が好きじゃないそうだ)。この辺は他のメンバーの好みとはずいぶん違う。
 あと日本映画で見たのは、あの〈釣りバカ日誌〉シリーズだという。怖い話が大好きな美香ちゃんは、海外のホラー映画の話(題名忘れた…)もしてくれた。
 きっと美香ちゃんは、「私の話を聞いて」というタイプなのだろう。「(話の)ネタが少なくて…」とも言ってたが、一人ぼっちの時間が最近多いからだろうか…。

 最後は【握手会】。しかしいつもと違い、チーム内だけの握手だった。私は当然、美香ちゃんとだけ。一番最初だったので少し短かったけど、美香ちゃんと話せたし、話を聞けたのだから満足であった。お手紙も渡した。かこちゃんにも手紙を書いてきたので、握手会が終わるのを待って、かこちゃんにも渡す(握手はしていない)。
 で、美香ちゃんのところに戻ると、なぜかHさんと握手している。彼は文香ちゃんの班のはずだ。「8500円も払ってるのだから、モトは取らなきゃ…」と言っていた。確かに8500円はものすごく高かったと思うし、モトもそれほどは取れなかった。せめて申込書に書いた3人のメンバーとは握手できるようにしてほしかったと思う。

 それにしても、でこぼこした河原は、ちとつらかった。メンバーの歩き方も危なくて、見ていてヒヤヒヤしました。最後は真っ暗だったから、特に…。

[東京都/ホーカー・テンペスト]



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