last update:1999/01/05

編集後記 ☆from Editors☆



 11月3日、38年の時を経て12球団の頂点に君臨した、横浜ベイスターズの優勝パレードが横浜市内で行なわれた。雲一つないさわやかな秋晴れの中、沿道につめかけた40万人の大歓声の中をパレードしたベイスターズの戦士たちは笑顔全開だったが、指揮官の権藤監督が思わず泣く面もあったとか。経済効果も予想の二倍以上の約700億円になったとかで、とにかくすごいの一言である。
 ベイスターズは、セ・リーグ開幕前の順位予想が良くなかった。しかし、12球団最強の“マシンガン打線”で何度も逆転劇を演じてきた。ベイスターズファンの後押しもあって、10月8日にセ・リーグを、そして10月26日に日本シリーズを制した。まさにチャンピオンと呼ぶにふさわしい最強軍団になった。最強の戦力を誇りながら優勝できない在京球団や、監督に資金を掛ける在阪球団なんかに覇権させるわけにはいかないだろう。横浜ファンの願いはただ一つ。二年連続日本一である。あたしも期待しているので、優勝旗をその手に再び掴め横浜ベイスターズ!
【みのる】



 ▼若手声優アイドル四人の出演するライブに行ってきた。ナナナント、ここでもPPPHなど乙女塾系のノリが…。なかなか、いい社会勉強になるなあ(^^;。▼我が敬愛する作曲家、アルフレート・シュニトケ没。昨年の武満徹とともに、偉大なる才能を失ってしまった。合掌。▼コミティとIJRが移転。「こちら新宿3丁目」という誌名は意味不明になるなあ。新しい事務所は中野区本町1丁目。そういえば小学生の頃はこの近くも遊び場だった。私の出身校は、名前が変わってしまったらしい。▼学園祭にまで押しかけて、迷惑をかけるのはやめましょう(苦笑)。
【ゆめのしずく】



 この度、寿隊の封印が解けることになったようだけれど、この寿隊のコスチュームの元になっているのは、言うまででもなく『新選組』だ。新選組は1860年代、江戸幕府が倒れる前に、幕府の用心棒的存在として反対派を取り締まった組織だ。リーダーは「隊長」ではなく「局長」、サブリーダーは「中隊長」ではなく「副長」と言った。ところで、新選組はメンバーが若く、その写真も残っているため、「いい男」のイメージが強い。テレビドラマでも、ハンサムな若手俳優が演じることが少なくない。そのためか。若い女性にとても人気がある。中には、ジャニーズ事務所のファン並みに過激な人もいる。これも一種の偶像崇拝であり、新選組を「アイドル」化しているのかもしれない。彼女たちがSKiのコンサートに来ることはまずないが、寿隊を見たらどう思うのであろうか。考えるとちょっとコワいかもしれない。
【本間寛】



 ◆8月30日から「こちら新宿3丁目」の論説委員に就任しました○ちゃんです。スタッフや読者の皆さん、こんな私ですがどうぞよろしくお願いします。◆FCイベント「お花見」があった日、私は友人の結婚式で“友人代表”でスピーチをしていた。あらかじめ書いた紙を見ながらスピーチをしていた訳だが、数多くの出席者の前で緊張してしまい、自分で何を言っているのかも分からなって、しかも手も震えていたようである。少しながら、新人メンバーが初めてステージに立つときの気持ちが分かったような気がする。◆そういえば、8月、9月、10月と、公演の時に限って台風が来ているような気がする。私のような地方在住者にとっては、これほど恨めしいことはない。2年前の悪夢(96年9月22日)は、一回でもうたくさんだ〜。大スキ!(c)な◯◯◯ちゃんに一回でも多く会うために一生懸命頑張っているのに…。でも冬になったらなったで大雪の心配をしなければならない。地方ファンの苦悩は果てしなく続くだろう。◆ここまでアイドル(言うまでもなくSKi中心)にハマっている私でも、普段は◯◯◯業者として、アイドルとは無縁の世界で働いている。そして、同業者や客と話していて、「この私のもう一つの姿を見せたら驚くだろうなあ」と、常々思うときがある。
【○ちゃん】



 今年はいつにも増して異常気象だったので、夏と秋、秋と冬の境目がはっきりとしない。タンスの夏服と冬服を入れ替えるタイミングを逸したため、涼しい日に半袖を着て、案の定、風邪をひいてしまった。◆風邪薬と言えば、「ルル&ララ(笑)」じゃないけど、かわいい女の子がCMをするのが定番になっている。川野朋美ちゃんに次いで、ここにもSKiのメンバーを送り込むのはいかがだろう。大手メーカーは無理でも、地方の製薬会社ならばイケるかな?◆身体の風邪は薬を飲めば治るけど、そうじゃないのが「財布の風邪」。四月から始めた地元オーディオメーカーのアルバイトも、この本が出る頃にはリストラでクビになっているかも…(苦笑)。昨年以上に「寒い冬」になりそうだ(T T)◆本誌発行人の座を譲ってまで、家庭再建のために働く毎日…。だが、借金は減るどころか増える一方…。国境の長いトンネルを抜けるのはいつ?◆ますます遠くなる渋谷公会堂、そしてこまばエミナース…。次に上京できる日まで、私のことを忘れないでね!>All。
【しろくま☆しゃしょう】



 裕紀子ちゃん、もし読んでいたら、あの時のようにまたお手紙くれないかな。「ご苦労さまでした」の一言でもいいから(笑)。あ、電子メールでもいいよ◎久しぶりに長文の原稿を書くと疲れますね。締め切りは2日前だったんですけど、やっと書けました。最後の最後まで期限守れなくてごめんね>しゃしょうさん・新編集長◎何か「これが最後だ!」っておもうと、やっぱ寂しいね。卒業していくメンバーもこんな気持ちなのかなあ。2月の渋谷公会堂で、一緒に卒業式をやろうかしらん?(行けないって…)◎読者のみなさん、これからも<こちら新宿3丁目>をHomepage共々、よろしくお願いします。じゃ、さよなら!(^^)/~~。
【まる井】



★軽い気持ちで『KS3』の編集を引き受けてしまったのであるが、原稿・手紙募集の告知に始まり、集まった原稿の手直しとワープロ(私はパソコンではないのだ)への入力、原版の作成、印刷屋へ持ちこんでの印刷と製本、そして、完成したミニコミの販売…。本当にこんなに大変なものだとは思わなかった。これを3年近く、今までほとんど一人でやっていた池町君の努力と根性はすごすぎる。
★まる井さん、長い間本当にありがとうございました。
 ラスト原稿『制服向上委員会と私』は、私が現在、制服向上委員会に対して感じている気持ちを、代わりに書いてくれたかのような文章で、読んでいて心にくる物がありました。まる井さん、『制服向上委員会』最後の日には、渋谷か新宿の天狗において、歴代の編集部員と、読者皆で飲みあかしますから、その時は必ず来てくださいね(笑)。
★「冗談も休み休み言え」と思っていた公明の公約『商品券配布』が現実になってしまった。政党間どうしの駆け引きの末決まった、現実の社会経済を無視した政策。「そんな回りくどいマネしないで、消費税減税しろ」と言いたい。でも、言うことができる立場の人間で、本気で言う人間は存在しない…。★かつて『サンデー毎日』にて、島田紳助が言っていた通り「日本はスカスカの国になりつつある」ことが実感できる。★でも、こんなときだからこそ、己の実力と、何事にも負けない信念が必要になっているのですね。★ファンさんのみなさーん。そして、メンバーのみんなー。この先どんなことがあっても、自分なりに強く生きようね(ハート)
【ブルーウェイブ】





こちら新宿3丁目 98年冬号{通巻25号}

 編集長代理・編集発行人◇ブルーウェイブ
 副編集長 ◇みのる[柴野稔]
 論説委員 ◇本間寛・ゆめのしずく・まる井・
       ○ちゃん・しろくま☆しゃしょう[池町達也]
 写真   ◇ブルーウェイブ
 初版発行 ◇1998/12/20  インターネット版発行◇1999/ 1/ 5 



98年冬号目次

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