last update:1999/04/22
◆イベント・レポート◆
五代目リーダー・橋本美香 Birthday Party
at『渋谷・ブルームホール』 1999/ 2/ 7(SUN) 19:20〜
▼ PART 1 ▲
この日はガレージキットの祭典の1つ「ワンダーフェスティバル」がビックサイトで行われていた。私もそちらへ行ってから会場へ。
着いたのは開演予定10分前。ところがまだ開場にもなっていなかった。まだファンの人達は外で待っている。
本間・○ちゃん両論説委員に会う。みのるさんは体調の関係でこれなかったそうだ。
ようやく開場になったのは17時を回った頃だった。受付が終わると美香ちゃんがお出迎え。青一色のワンピースだった。
バースデーカードとプレゼントを渡して握手。なんだかんだいっても、美香ちゃんはやっぱりかわいい。
会場ではO氏によるセッティングが行われていた。自作の美香ちゃん時計に美香ちゃん主役の“千葉県観光ポスター”(もちろんフィクション(笑))が貼られる。風船も飾られたが、1個天井のライトにはまってしまった(笑)。
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撮影/ホーカー・テンペスト
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そして開演。美香ちゃんはこの日、両親から指輪をもらったそうだ。
“今までに起きた19の出来事”では、美香ちゃんが生まれてから今日のバースデーまでに起きた重要な出来事を話してくれる。
生まれた時、修学旅行、同じ人に5回もアタックしてふられた初恋、親譲りのエレクトーンを代替した時、人気のある志望校に受かった高校受験、ジャンガリアンハムスターとの出逢い、そしてSKiでやってきた事の数々…。美香ちゃんは思い出しながら話していた。
『二人の世界』を歌う。「今日はちょっと大人っぽい感じでいきたい」と。
“質問コーナー”ではジョージ・ハリソン氏に書いた手紙の事や美香ちゃんの部屋の話が出たが、部屋の解説が長すぎて5問だけで終わってしまった。「時間たっぷりありますから」と言ってたのに…。
“お客さんの19才の時はどうでしたか”コーナーでは5人選んでその時のことを話してもらう。みなさんメジャーアイドルのコンサートへ行ったりしていた様だ。松田聖子さんや中森明菜さんの話が出るのはかなりのベテランの証。ノリピー語を覚えようとする美香ちゃん。おニャン子を追っかけてた人もいたなぁ。
『Oh No Not Baby』『恋の予感』を歌う。『恋の予感』は、どうしてもしの(篠原智子)を思い出す。あの甘い声が心に焼き付いて離れないのだ。美香ちゃんの声も悪くなかったけど…。
そのあとは“ウルトラみかクイズ”。5問全部正解したらツーショットポラ。
今回は、全員とのツーショットはなしだったのだ。私は2問目ではずれて脱落。4問目の「私は家庭的な子である」は“○”の解答に、お約束の「えーっ!」のリアクション(笑)。「家庭的なんですっ!」とすねて反撃する美香ちゃん(笑)。
そして“コンプレックスをみんなで歌おうコーナー”。メンバーのコーラスが一番難しい「コンプレックス」をお客さんに歌ってもらって、この歌がどれだけ大変なのか体験してもらうためのものだ。
一所懸命教える美香ちゃんの姿は、中学の頃の音楽の先生を思い出すようであった。
“みかのスタンダード万歳!”では、フランス・ギャルという子のアルバムを紹介。アコースティック版『夢見るシャンソン人形』を歌う。なんでも『素直なよい子』のカバー曲も収録されてるらしい。フランク王国(中世ヨーロッパの国)の話もあったなぁ。世界史の再勉強が必要だな。
そして“お客さんからのリクエストコーナー”。かなり出た候補曲から『恋のインビテーション』『明日への勇気』『ダンシングセブンティーン』をセレクト。一番盛り上がった時だった。
この日だけはよけいな事を考えずに、歌っている美香ちゃんに集中できる。「みーかちゃーん!」の掛け声にも力が入る(笑)。そして曲の最後には、昔の親衛隊ばりの「みーかっちゃーん」(こんな感じだった(笑))のコールも。
あいさつで「今日のことは忘れません。ありがとうございました」とあいさつした後、『まだ見ぬ世界を信じて』を歌う。
でも歌の途中で涙声になって、ついには泣き出す美香ちゃん。この日がよほどうれしかったのだろう。うんうん。
最後はもうお約束のお客さんによる「ハッピーバースデー」の合唱。ケーキの登場が遅れて2回歌ったけど、ろうそくを吹き消す美香ちゃんの姿見れたのがよかったなぁ。去年はなかったシーンである。
涙でびしょびしょになった顔で手を振る美香ちゃんを見送ってパーティーは終わり。
2時間ほどのパーティーだったが、もっと早く感じられた。あっという間だったという感じ。
こみてぃバンで帰った美香ちゃんを見送ってこの日は終わった。
帰る時、ある美香ファンが「よかったね」と一言だけ言っていた。私はほっとした気持ちだった。
[東京都/ホーカー・テンペスト]
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撮影/○ちゃん
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▼ PART 2 ▲
私はあらかじめ地元の書店でプレゼントを購入し、前日に手紙を書いて2月7日が来るのを心待ちにしていた。
当日は、新幹線の都合で、15:00には会場前に到着。昼食を食べていなかったので近くのコンビニで昼食を買い、食べながら、知り合いのファンさんと話をして過ごす。
16:00頃になり、コミティ号が到着。しばらくして美香ちゃんが降りてくる。
「この日のために京都から上京してきたんだなぁ」と、しばし感傷に浸る。
17時頃に受付が始まり、とりあえず入場すると美香ちゃんが立っていたのだが、床がすべるのと、前日は深夜3時まで仕事していたのでその疲れ&京都からの長旅(?)疲れもあって目の前で転びそうになってしまった(苦笑)。
美香ちゃんから「大丈夫ですか?」と声をかけられる。
握手しながら「いや〜、京都からの長旅で…」と、言うしかなかった。しかも、手紙&プレゼントを渡し忘れてしまった。私は心の中で「これじゃ、まるで手ぶらで来たみたいじゃないか〜」と後悔。そこで、横にいたスタッフの方に「すいません、渡しそびれてしまったので申し訳ないですがお願いします」と伝えて手紙&プレゼントを渡した。
一度、整理番号の席に座り、あらゆるファンさんとコーラを飲みながら話をしていたが、見ていて、花束を渡すファンさんが結構多いのに気がついた。
開始時間になり、自分の席に座ると美香ちゃんの真っ正面の席だった(嬉)。これだけでも来た甲斐はあったものだ。
まず、最初のトークでは、「家族に今日が誕生日なのを気づいてもらえなくて、「今日、誕生日〜」と言ったら、「おめでとう」と言ってくれた」とのことで、やはりそんなものなんだなと実感した。
私の場合もやはり同じようなもので、逆に家族の誕生日の時はプレゼントを要求されるのが恒例である(泣)。
次に“19の出来事”だが、その中からいくつか挙げると…。
☆小学校、中学校、高校の修学旅行の話。
中学校、高校と京都へ行ったそうだが、美香ちゃん曰く「古風的なところが好き」とのこと。
私の地元をここまで好きでいてくれると、京都に住んでいて良かったと実感。
☆エレクトーンを買ってもらった話。
美香ちゃんの特技にエレクトーンがあるのはファンさんの間では有名な話だが、検定によって使えるエレクトーンが決まっているのはこの日初めて知った。SKiファンでいると、一つ一つおりこうさんになっていくなぁ。
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撮影/○ちゃん
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☆高校受験の話。
家に帰るとバラの花50本贈られて、それがすごく嬉しかったそうです。
やはり美香ちゃんは家族に愛されているので、本当にうらやましい〜。
☆ハムスターとの出会い
現在5匹飼っているとのことで、名前が“うさちゃん”“ネムネム”“ウチデブ”“ビビリン”“コロ”だそうである。
他にポチという名前のハムスターを飼っていたそうだが、死んでしまったらしい。
でも、美香ちゃんに可愛がられているハムスターは本当に幸せ者だ。
次に生まれ変わるのなら、ハムスターがいいなあ(爆)。
☆SKiに入ったこと
1995年8月27日(だったと思う)に美香ちゃんがSKiで初デビューした日である。
全てはここから始まったと思う。
この日がなければ、私も橋本美香という人物を知ることもなく、一生を終えていたでしょう。
☆SKiのリーダーになったこと
1998年9月23日の“生誕6年祭”で美香ちゃんが「5代目リーダー」になった日である。
様々な頑張りがあって、ここまで来たのだと思う。ちなみに美香ちゃん自身は、このように人前で話したりすること自体が信じられないそうである(ディズニーランドで親が「ほら、ミッキーちゃんだよ。行っといで」と行っても、泣き出すような娘だったらしい)。
そして、リーダー就任以来、「心を休める本」の類いを多くもらったそうである。
ついでに言うと、私もその類いの本をプレゼントしました。
その他、『初めてのバースディ』『ニューヨークへ行けたこと』『初めてのソロライブ』などもあったが、誌面の都合上
これ以上書けないのが残念。
続いて“歌のコーナー”で、一曲目は『二人の世界』。
次の“質問コーナー”では…(4つのうち2つ挙げてみました)、
Q.千葉でのおすすめスポットは?
A.マザー牧場。ここのソフトクリームが美味しいです。
Q.部屋の感じと、プロジェクトMについて
A.エレクトーンは置いていなくて、入って右に机、左にステレオ、TV。そして、元・食器棚に本を入れています。
じゅうたんは、薄いピンクで、広さは5.6畳(←つまり約3坪です)。広い部屋は弟に譲りました。
弟が、マージャンをするために朝6時とかに友達を呼び、寝不足気味です。
プロジェクトMについては、なくなってはいません。(←美香ちゃんにはプロデューサーとして、頑張ってほしいものです)
次に、美香ちゃんが一番知りたかったという「お客さんが19歳の時を聞くコーナー」では、5人のファンさんが選ばれてステージに上がる。うち2人は知り合いのファンさんである。
だいたいの方は、追っかけをすでにしていたらしい。かく言う私もそうだったが…。
その途中で、高橋プロデューサーから酒の差し入れが届く。やはり後ろの方は飲んでいる。
続いて『Oh No Not Bady』『恋の予感』が歌われる。
次に“ウルトラ美香クイズ”では、5つの問題(YES&NOクイズ)が出題されて、全問正解者の賞品はツーショットポラとのこと。
私は「どうせ全問正解なんて無理だろう」と最初から{諦めモード}に入っていたが、万が一ということもあると思うので、ひとまず参加(と言っても全員参加なのですが)。
1問目:私は生まれた時から二重である。 | 答 (N O) |
2問目:幼稚園の年少の時からロングだったか。 | 答 (N O) |
3問目:私のいとこは5人いるか。 | 答 (YES) |
4問目:私は家庭的か。 | 答 (YES) |
5問目:今、凝っているのはお菓子作りか。 | 答 (N O) |
特に4問目には、「え〜」との声があったが、私は美香ちゃんを一目見てそのような感じがしたので「YES」にしたのですけどね。ちなみに今凝っているのは、花を買うことらしい。
めでたく全問正解したファンさんは、7人ぐらい。その中に私も含まれていた。
いくら何でも一番前というのはなんだか照れるものがあるので、三番目ぐらいに並んで自分の順番が来た時に、マネージャーの阪口さんに撮ってもらった。
そして、“『コンプレックス』をみんなで歌おうコーナー”では、正直言って内心ビビっていた。
なぜなら、聴けば何の曲かすぐわかるのだが、いざ歌ってと言われると歌詞を覚えていないので、どうしたらいいかわからない。でも、人間いざと言うときは何とかなるものだ(笑)。自分の列が歌うパートをメモして(教えて下さった方ありがとうございます)自分の列のパートになったとき、本誌スタッフのHさんが、なぜか私のいる列に…。
“美香のスタンダード万歳”では、「フランスギャル」の紹介が行われた。その中には、「素直な良い子」の原曲(シャルマーニ大王)も入っているらしい。しかし、その“シャルマーニ大王”という言葉を初めて聞いた。
まあ“ニコちゃん大王”((c)Drスランプアラレちゃん)なら知っているのだが…(笑)。
次に“リクエストコーナー”では、『恋のインビテーション』『シャララ』など様々なリクエストがあったが、その中には、なぜか『ドナドナ』も…。
最終的には、『恋のインビテーション』『明日への勇気』『ダンシングセブンティーン』が歌われることに。
3曲目が終わり、今回のコメント「リーダーとして、ソロとして頑張っていきます〜」と述べて、最後の曲『まだ見ぬ世界を信じて』である。
その時に美香ちゃんの目から涙がこぼれ落ちるのを見た。真っ正面で見ていた私は何とも言えないものを感じたが、「美香ちゃんの心が澄んでいるのだ」と、私は思っている。
最後にケーキが出てきて、照明も暗くなり約100人のファンさんによる『HappyBirthday』を歌って、クラッカーが鳴り、全員が拍手を送る。
19時12分、無事に『橋本美香BirthdayParty』は終了した。
表にはたくさんのファンさんが残っていたが、残念ながら私は新幹線の時間も迫っていたので先に帰ることにした。
新幹線の車中では、目的を達成した充実感であふれていたのは言うまでもない。
[論説委員/○ちゃん]
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