last update:1999/07/07
◆コンサート・レポート◆

 本田博子引退記念!ソロライブ & WORST解散コンサート


 3/26 『本田博子引退記念!ソロライブ!』  at 横浜アリーナサウンドホール

 この日は平日。会場へ間に合わないとまずいので会社に半休をもらう。外は雨が降っていたと記憶している。
 博子ちゃんは赤1色のワンピース系の衣装で登場。『約束』でスタートしたライブは1年前のしの(篠原智子)のラストコンサートのように、1曲歌っては思い出を語るという構成であった。
 『愛は蒼く』ではみーつーと夜遅くまで頑張って練習したことを、『私の幸せ』では初めて作詞にチャレンジしたことを、『かなわぬ恋』では片思いの話をしていた、というように…ときどき笑わせたりしながら進めていった。
 そういえば“天然ボケ”の話もあった。「私よりすごいかこちゃんがいるから…」なんて言ってましたっけ(笑)。
 衣装チェンジの時のゲストはそのかこちゃん(笑)。近況、そして『恋の占い』を歌う。
 かこちゃんはすっかりこの曲を自分のものとしているようだ。
 後半の衣装は、上は袖なしで明るい黄色。下は青色のスカート。髪は束ねていた。
 この日のライブは『雨の記憶』『Hearts Never Lie』『あたしとわたし』『いつか輝く』のように、普段歌ってない歌を中心に歌っていた。でも後半からは『キャンパスのある街』『17才』『18才』『傷だらけの青春』といった、いわゆる“博子ナンバー”となった歌が中心になった。『18才』では泣きそうになるのを必死でこらえた博子ちゃんがいた。

 アンコールでは翌日のライブがあるめぐ姉さんも友情出演。それにかこちゃんを加えて『若き知恵を讃えた天使たちの詩』『笑顔がスキッ!』『清く正しく美しく』を歌う。
 博子ちゃんは最後に「SKiを思う気持ちは誰にも負けていません」と言い、そしてみんなとの合い言葉『前へ前進』を残してライブは終わった。
 最後は予想していなかった握手会。博子ちゃんの笑顔を心の中に焼き付けるように見ていた。涙のない明るいお別れだった。

 この時に予約したライブビデオを5月公演で受け取る。最初と最後のところを収録している。トークもしっかり収録されていた。惜しむらくは「私の幸せ」が欲しかったなぁ…。



 3/27 『WORST解散コンサート』  at 横浜アリーナサウンドホール

 これは事実上めぐ姉さんのラストライブ。
 最初は寸劇。めぐ姉さんが一人芝居で演じてきたキャラクターが総登場した他、かこちゃんの「ちょっとふっくらした」由美子ちゃん(笑)も登場。いい味出してたと思う。ただ最後のオチをつけ忘れてた…。
 各メンバーのソロ。由美子ちゃんの『あなたのイチゴミルク』は、意外にあってると思う。同じ菜々ちゃんナンバーでかこちゃんが歌ってた『恋の占い』は、曲のキャラがかこちゃんらしくてこれもよく似合ってる。『恋は雪のよう』は、やっと歩ちゃんの声になれてきたかなと思う。
 そしてめぐ姉さんは2曲。『やさしい微笑み』はぜひめぐの声で残してほしいなぁ。無理だろうけど…。
 そしてメインのワーストナンバー。めぐも「アミーゴ!」を披露してくれたりする。
 『悪党シンガー』では由美子ちゃんがアナゴになっている。でもアナゴじゃ怖くも何ともない(笑)。久子ちゃんの時はクラゲあたりだったと思うが…。
 あいさつでは「来月から6期生としてがんばります」と(笑)。
 アンコールでは『ラッパーバッカー』『私だけのヒーロー』『いつまでも私のそばにいて』と、めぐボーカルが続く。『いつまでも…』は大好きなナンバーの1つだ。そして『若き知恵を讃えた天使たちの詩』『清く正しく美しく』では、博子ちゃんが私服で入っていた。ちなみに予約したライブビデオではこの後半の最後を収録してあった。
 最後はWORSTメンバーと握手会。最後のめぐ姉さんとしっかり話せたのがよかった。
 でも、握手が長かったのは由美子ちゃんかも(笑)。

[東京都/ホーカー・テンペスト]



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