last update:2000/11/23■ FCイベント・レポート ■
あっ!やっぱり…かこちゃんのお別れ会
えっ!ナ・ナ・ナント朋ちゃんのお別れ会
2000/ 3/13(SUN) 14:30- / 18:00-
at ピアザ・アッセンブリースペース
今日はかこちゃんのお別れ会だ。前日はプレゼントを買ったりお手紙を書いたりしていたが、手紙に何を書いていいのかわからない。すでに本誌などでお別れのメッセージをずいぶん書いてて書くネタそのものはそんなになかった。
結局、当日の開場ギリギリまでかかってしまった。ここ一番の時はホントに弱い自分である。
今回の会場は、かつて篠原智子ちゃんの最初の『プライベートライブ』や、橋本美香ちゃんの最初の『バースディパーティ』を行った場所。当時は50人限定だったと思うが、その時から「ここ100人くらい入るんじゃないの」と思ってたが、今回のお別れ会ではそれを証明した。かこちゃんの時は80人ほど、その後の朋ちゃんではなんと100人以上いたのだから(ちなみに私はかこちゃんが51番、朋ちゃんは100番)。
開場するとかこちゃんの出迎えが待っていた。かこちゃんはピンクのワンピースにお母さん譲りのGジャン。髪は卒業式の時から朋ちゃんに合わせたかのように短くなっていた。質問コーナーでポイントを聞かれたかこちゃんは「お姉さんっぽくしたい」とか。
かこちゃんは短大に無事入学したが、入ったのはメディア表現科。そういえば「スカウトされちゃったらついてっちゃうかもしれない」と言っていた。まだかこちゃんは遣り残した事があるのかもしれない。どっかの『女子大生撮影会』なんてのがあったら参加してた、なんていうニュースが聞けるかもしれない。
さてファンからの質問コーナー。集まったファン80人1人1人をステージに上げるからすごく長くなった。しかもかこちゃんの場合は逆質問があったからなおさら。ファンとしてはうれしかったが、効率的にやりたいスタッフはつらかったに違いない。でもかこちゃんはファンを1人1人ちゃんと見て逆質問をしていった。
そして最後の歌は「愛は蒼く」「18才」の2曲。歌い継いでいる歌だけど、オリジナルのソロナンバーがついになかったかこちゃんにとっては大事な曲だ。特に「18才」は「博子先輩にあこがれてました。その先輩の曲を歌い継ぐ事ができてうれしい」とかこちゃんは言う。私はとても複雑な気持ちできいていたが、「18才」を「かこちゃんの歌として残しておきたい」という気持ちになった。CDに残る事はないとしても…。
ツーショットが終わり、最後のあいさつ。「これから卒業生イベントがあったら参加したいです」といっていたかこちゃん。
次にあった時はどんなかこちゃんを見れるだろうか。
かこちゃんが終わった後は朋美ちゃんだ。かこちゃんのお別れ会が終わった後のインターバルが長く感じられた。
開場すると朋ちゃんは黄色地に格子状の模様が入ったワンピース。これがめちゃよかった。かわいくてきれい。いかにも「清く正しく美しく」的なワンピース姿。今まで朋ちゃんを見た中でのベストだった。これを見ただけでも来たかいがあったというものだ。
さてステージは朋ちゃんのトークから。これからのこと、メンバーのことについて話す。特に美香ちゃんと一緒だったことを話していた。これからやっていきたいことについては一切秘密のようだ。
また「もし私を見かけてもそっとしておいてください」とも。私は朋ちゃんとファンとの間に距離があることを感じた。
質問コーナーはやり方はかこちゃんと同じだったが、朋ちゃんの場合はまきまきの展開になっていた。まぁ100人以上いたから無理もない展開だったが…。私はJリーグについて質問したが、何も言ってないのに「FC東京は落ちてほしい」といってくる朋ちゃん。うーん距離を感じてしまう。他の皆さんの質問からもそれは感じられた。で、全員が終わると時間が余ったので再び質問を受け付けたりしていた。
そういえば「遣り残した事はありません。芸能界でやる事は一切考えてません」とキッパリ言っていた朋ちゃん。このあたりは前のかこちゃんとは違うようだ。
歌は『雨の日曜日』『うたかたの夢』の2曲。『雨の日曜日』はホントの朋ちゃんナンバーといっていい。私はそう思っています。『うたかたの夢』は『ずっと忘れない』もそうだけど、「好きな曲は絶対歌うんだ」という朋ちゃんの気持ちがよく現れている。
きっと悔いを残したくないという気持ちが人一倍強いのだろう。だから遠い田舎から上京することにも耐えられたのだと思う。
私はSKiの魅力は「いろんなタイプの女の子を見れる」ことにあると思う。朋ちゃんのような子はSKiじゃなかったら絶対好きになれなかったと思う。その意味でも朋ちゃんは価値のある子であったと思うのだ。
【編集委員■ホーカー・テンペスト】
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