last update:2000/11/23
■ FCイベント・レポート ■
激突!3kaLIVE
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2000/ 4/15(SAT) 19:00-
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at |
ラバンエアロ(東京都渋谷区)
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“3ka”というのは、橋本美香・秋山文香・遠藤舞香の3人のことだ。
なぜこの3人でライブをやったかというと、多分彼女たちが今のSKiをボーカル面で支えているメンバーだからだろうと思う。
ライブということで、バックには佐々木忠平氏をはじめとするバンドが付き、歌った曲目はローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、リンダ・ロンシュタットといったオールディーズのナンバーが中心だった。私はオールディーズを知らない訳ではないのだが、それでも今回に関しては分からない曲が多かった。
従って、曲目紹介が出来ないので、ボーカリストとしての3人についての印象をまとめてみた。
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撮影/竹ちゃん_
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◇遠藤舞香
SKiに入った時から良い声をしていると思っていたけど、今回は改めてそれを実感させられた。
英語のナンバーもソツなく歌いこなし、どんな曲にも対応出来る器用さがあると思った。
ただ、バンドをバックにして歌う場合は、もう少し声にメリハリをつけてうたった方がいいのではないかと思う。その点いくらか物足りなさもあったが、本格的なライブが今回初めてということを考えれば上出来だろう。
◇秋山文香
彼女のパワフルな声は、バンドをバックにするといつも以上に迫力がある。
大人っぽいルックスでシリアスな表情をすると、ロック系の曲にはピッタリで、今のSKiでは一番ライブに向いているメンバーだろう。
ただ、全体的に力任せに歌う傾向が強いので、もう少し細かい表現力が欲しいのと、欲を言えば音域が広がればなお良い。
彼女が目標とする“ソロライブ”を実現するためにも、その辺をクリアできるように頑張って欲しいと思う。
◇橋本美香
今回初めてアコースティック・ギターの弾き語りをした。
このライブに合わせて自分のギターを買ったところにも、彼女の意欲が感じられる。
ギターの柔らかい音色と、彼女の美しい高音のマッチングは素晴らしく、聴いていてうっとりさせられてしまう程だった。
ただ、ロック系の曲を歌うには声量がやや足りないし、リード・ボーカルが何曲も続いた後半は声が涸れ気味だったのも気になった。
音程や声質は文句なしなのだから、もう少し声に力を付けて、ワンランク上のボーカリストを目指して欲しいと思う。
この3人の他にもう一人忘れてはならないのが佐々木忠平氏だ。単なるサポート役にとどまらず、いろんなパフォーマンスを見せてくれた。酒を呑みながらステージに出たことには問題があると思うが、それがかえってステージを盛り上げる原因になったことも否定できない。
ライブ全体としてはいくつかの問題点もあったが、かなり満足のいくものだったと思う。これまでもSKi、またはそのメンバーは何回かバンド付きのライブをやっているが、今回が一番良かったのではないか。
その理由は、彼女たち3人と忠平氏らバンドのメンバーが「聴かせる」ではなくて、客席と共に「楽しむ」という姿勢を見せてくれたからだと思う。特に後半は、客席も一緒に歌えるような曲をやってくれたので、私もライブに参加出来たような気分になった。まさに『3ka(参加)ライブだったという訳だ。
また、今回私は最前の席だったので、ステージと色々なコミュニケーションを取ることが出来たのも楽しかった原因だろう。
橋本美香編・その1
美香 「オリビア・ニュートンジョンさんっていうとても可愛い人がいるんですけど、私もあんなふうに年を取っていきたいです」
私 「美香ちゃんの方が可愛い!」
美香 「えっ、私の方が可愛い?」
私 「当たり前じゃん」
美香 「あは!(と照れ笑い。すごく可愛い)」
橋本美香編・その2
美香 「ちょっと水を飲んでもいいですか?」
私 「酒飲んでもいいよ」
美香 「私、お酒飲むと、すごいことになっちゃいそうで」
(いったいどういうことになるのかな>美香ちゃん)
佐々木忠平編・その1
忠平 「美香ちゃん、ギター借りるよ」
私 「酔っぱらい、壊すなよ」
忠平 「ロックは破壊だ!」
(心配そうにギターを見ている美香ちゃん)
佐々木忠平編・その2
(忠平氏、酒をこぼす。床が濡れる)
私 「あ、忠平さん、もらした」
忠平 「おらぁ!」(と、ズボンのチャックに手をかける)
とまあこんな感じだった訳で、
こういう楽しいライブなら、ぜひまたやって欲しいものだ。
【編集委員■本間寛】
【ぐっでいず】 日産復活の秘策?
フランス・ルノー社から社長を迎えて、経営再建中の日産自動車(以下・日産)。
この日産が、ナナナント(c)、『MYMY(マイマイ)』と言う名前を商標登録している事が、このほど判明した。
SKiのまいまいちゃんこと遠藤舞香ちゃんは、“マイカー”から名前を付けられたことは有名だが、まさかニックネームまで車つながりだとは。
『キタキツネ』『バサラ』など日本語の車名をいくつもリリースしている日産。ぜひこの『マイマイ』も市販車の名前として採用して欲しい。
どうでしょうゴー◯社長。 この『マイマイ』、ひとつ日産のこれからを賭ける新型車の名前にいかがでしょうか。そうすれば、少なくともだめなひと達の何人かは買ってくれるでしょうから(笑)。
【編集長■ブルーウェイブ】
参考資料・『ベストカー』(三推社刊) 2000/7/10号
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