last update:2000/11/01
< 何度でも見たい『バスタイム』 >
アイドルポップスは、歌詞・メロディの他に、振り付けとか衣装と言ったいわゆるビジュアルの部分が大きな役割を果たすことは言うまでもない。
聴いただけではそれほどインパクトが無かった曲に、ステージでインパクトを与えられるということはよくある。
Hellowのアルバムに入っている『バスタイム』という曲もその一つだ。
この曲は私が気に入っている『Good-Bye』『お・ど・り・ま・しょ!』『あなたに夢中』といった曲に比べると、テンポが緩くて地味な感じがしたし、何よりもステージで歌うところを見たことがなかったので、これまではあまり印象に残らない曲だった。
しかし、5月4日の『Hellowスプリングコンサート』(会場・こまばエミナース)でこの曲を初めてナマで見て、私はその振り付けの可愛らしさに感動してしまった。
アワをアワアワさせるような手の動きとか、タオルで体を洗うような仕草とか、今までのHellow(というか、SKi)にはなかったパターンがとても新鮮だった。
この振りが付いてみると、歌詞やメロディが今まで以上によく聞こえてしまうから不思議だ。本誌副編集長の竹ちゃん氏はこの曲が好きらしいが、ナマで見ればきっと壊れまくることだろう(笑)。
ついでながら、このコンサートで初披露された新曲『タイムマシン』の振り付けも、とても可愛くて気に入ってしまった。
やはり、アイドルはナマで見てこそ本当の良さが分かるということを改めて実感させられた。
それにしても、あの可愛い振り付けは何度でも見てみたいものだ。
Hellowが今度ステージに立つ時は、ぜひまたこの『バスタイム』を歌って欲しいと思う。
【編集委員■本間寛】
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