49/89ツアー| at | 山中湖・東照館 |
| 2000/ 7/ 8(SAT) 〜 7/ 9(SUN)＿＿ |
| Part 1 |
そう、あれは3年前の『夏のプロローグ・ツアー』。不幸にして当日は台風が直撃。バス停から宿までずぶ濡れになりながら向かったことを思い出す。
なんとか夜中に通過していき、2日目は台風一過の快晴。富士山もよく見え、撮影会日和だった。
そんな記憶もまだしっかり残っているというのに、またしても台風が来るという。
どうなることやらと思ったが、幸いにして当日の朝方に再接近。出かけるときはすっかり晴れ渡っていた。
読者の有里子さんと、新宿３丁目(※1)の旧・PTAコミティそばで待ち合わせ(笑)。
車に同乗させてもらい首都高から中央道へ入る。談合坂SAで休憩すると、他のファンさんの姿も。
渋滞もなく河口湖ICで高速を降りるが、富士吉田の市街地で流れが悪くなってしまった。
実は小学校の林間学校でも山中湖に来たことがあるのだが、その時に行った忍野八海に寄ろうと思ったけど断念。
しばらくして流れもスムーズになり、いよいよ「リゾート地に来た！」という雰囲気の景色に。道の周りはうっそうと林が広がる。企業の別荘なども多い。空気もさわやか。森林浴をしたくなる気分。
やがて湖の姿が見える。繁華街の旭ヶ丘にはお店も多く、人もいっぱい。約半周ほどして平野のバス停から脇道に入り、宿である『東照館』の駐車場へ。まだ受付開始時間前なのに、けっこうな数のファンさんが待っていた。
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撮影／ゆめのしずく＿＿ |
中井祐子ちゃんが急病で欠席との告知も。ちなみに受付番号は49/89の「89」である(笑)。そういえば大学の学籍番号は下の方が「49」だったなぁ。
ようやく番が回ってくると、スタッフとジャンケン。負けたので、モノクロコピーのパンフレットをもらう。勝つとカラーらしい。あいこは何だったかな？(編集部註:カラーの片面印刷のパンフでした)
文香ちゃんと美香ちゃんによる絵だ。美香ちゃんお得意のうさぎ(not うさぎさん)もいっぱい(笑)。山中湖の形ってクジラに似ていたんだ。撮影会の様子には有名ファンさんらしき人も描かれている。SHOWタイムで一人小さくて「？？？」なメンバーは美雪ちゃんだな。
部屋はＫＳ３スタッフ＆読者で取っておいた。207号室。私は人数調整の関係で隣の部屋なんだけど、ひとまずくつろぐ。やがて表ではツーショットが始まった。ちょうどベランダからその様子が見える。メンバーはまだ全員着いていないようだ。振り向いた文香ちゃんと目が合ってしまった(^^;;。
私は不参加なので風呂へ入ることにする。案の定人も少ない。温泉じゃないのが残念だなぁ。
30分ほどで上がって部屋へ戻ると、テーブルの上にはサイン色紙がずらり並んでいた。リクエストサイン色紙に参加した人がこんなにいたとは。戻ってきた人の分も追加されていく。私はやはり不参加のつもりだったけど、これを見てなんだか急に参加意欲が湧いてきた。
終了時間ギリギリになって会場である大広間へ駆け込む。さて何を書いてもらおうかな。同じように悩むファンさんが、いっぱい机に向かって考え込んでいる。何か微笑ましい光景である。
こうゆう風に切羽詰まらないとダメなのは、ＫＳ３の原稿と一緒(爆)。いつも原稿遅くてごめんなさい＞編集長。この原稿自体も遅いんだけど〜(爆死)。
原稿用紙30字を埋め、吉田梢ちゃんのところへ。まず名前のひらがな表記が「こづえ」であることを確認。書き始めるやいなや唐突に、
「ポエムとか書くの好きですか？」と言われた。
どういう意味だろうと聞き返すと、ペンネームの「ゆめのしずく」からそう思ったのだという。なるほど〜。感想文や詩を書くのは苦手だったと言い訳をしている自分(^^;;。
あいにく名は体を表さないけど、精神的な意味と思ってもらえればいいかな。
ちなみに、この名前はSKiと同じぐらいの歴史があります。もう8年になるんだ…。
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読み返すと、我ながらかなり恥ずかしい(笑)。が、恥ずかしがらずに書いてくれた。
梢ちゃんって、普段から割とひょうひょうとしていると思う。
想い出の中の美少女
こづえはこれからも
かわいくがんばります。
実際、想い出の中に梢ちゃんみたいな美少女がいるわけではない。
いたらいいなと思うけど、私にはそのようなイメージなのである。
美少女なんだけど人々の想い出の中にいるかもしれない、微妙なバランスを持った女の子。
2,3行目は梢ちゃんが主語だが、もちろん私の思いも込められている。すなわち、自らが語る形式を取ることで、期待感をやわらかく表現しているのである。そして「かわいくがんばる」という言い回しが梢ちゃんにぴったりじゃないかと思う。
漢字でなくひらがなにしたのも雰囲気を出すためだ。あ、もしかしてこの文からも「ポエム好き」と思われたのかな???
なんか自分で自分の文を解釈・説明するのも変だけど。(^^;)
最後、余った場所に何を書こうかと。座右の銘は特にないというので、好きな言葉をお願いした。「努力」。ふむふむ、努力は良いことです。思い返すと、努力してこなかった私には耳が痛い(^^;;。
梢ちゃん、一生懸命努力してSKiで大成してください。
妙に満足した気持ちで(?)部屋へ戻った。色紙で埋まったテーブルは壮観。一角に私のも置いてみる。竹ちゃんから「こんなこと書いてもらってー、私なんか普通なのに(笑)」とか突っ込まれる(※2)、が、ん？・・・ん！あれー「美少女」のつもりが「美少年」になってる！(泣) 急いで大広間へ戻り、スタッフにこのことを説明した。
ちょうど帰ろうとするえりりんが私の色紙を覗きこむ。恥ずかしい(^^;;;。さっそく直してもらう。間違いを指摘されて恥ずかしがる梢ちゃんもまた可愛い。ハプニングもまたいい想い出となった。
・・・こうして「49/89 TOUR」は始まりました。本スケジュールのレポは、他の方々の分をどうぞ。
(※1) そもそもＫＳ３の誌名は、コミティがかつて新宿３丁目にあったことから来ている。
(※2) こういう企画に参加している以上、みんな一緒なの(笑)。
【編集委員■ゆめのしずく】
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