◇FCイベント・レポート◇
49/89ツアー
at 山中湖・東照館 2000/ 7/ 8(SAT) 〜 7/ 9(SUN)__
今年のツアーは、三年前と同じ山中湖で行われた。
Part 3
当日の朝、台風が接近してきたので心配したけど、幸いにして早く通り過ぎたので影響は全くなかった。
15時から受け付け開始。15時45分からはメンバーが色紙に希望メッセージを書いてくれた。
私はもちろん橋本美香ちゃんに書いてもらった。
会場の大広間に入り、机をはさんで美香ちゃんと向かい合った。
私 「千葉は台風がすごかったらしいね」。
美香 「そうなんですか? 私、昨日からこっちに来てるんで、全然知らないんですよ」。
私 「帰ったら、美香ちゃんの家つぶれているかも知れないよ(笑)」。
美香 「まさか(笑)」。
私 「で、前から聞こうと思っていたんだけど、
美香ちゃんって、お父さん似、お母さん似、どっちなの?」
美香 「お父さん似です。二人でいるとそっくりだって言われるんですよ」。
私 「こんなにキレイな娘とそっくりなお父さんなら、
きっとハンサムなんだろうね」。
美香 「ふふふ(笑)」。
私 「じゃ、これ書いてね」(と、希望メッセージを渡す)。
美香 「やだ、はずかしい」。
私 「だって、本当のことじゃない」。
ちなみに色紙には「プリティーでセクシーなミカを、これからも応援してね」と書いてもらった。
色紙をもらった後は部屋に行く。顔ぶれはブルーウェイブ、竹ちゃん、ホーカー・テンペスト、読者の新聞屋氏、同じく読者の森山氏と私で、いずれも本誌の関係者ばかりだ。全員の色紙を集めてみると、みんな思い思いのメッセージを書いてもらっていて、とても面白かった。
18時からの夕食はつまらなかった。受付番号で席を決められたため周りに知り合いもいないし、同部屋の人と席がバラバラになったため、部屋のカギのやりとりにも困るという最悪のものだった。
やはり、食事の席は受付番号ではなく、部屋単位にして欲しい。
19時のショータイムでは、美香ちゃんが久々に『シャララ』と『恋のインビテーション』を歌ってくれたのが良かった。『恋イン』では死ぬほど「みかみかコール」をしたので、声が嗄れてしまった。
何よりも嬉しかったのは、メンバーの対談のウソを当てる『ダウトコーナー』に正解して、希望メンバーとのツーショットポラをゲット出来たことだ。美香ちゃんと撮ったことは言うまでもない。
しかし、以前は最後にあった無料のポラ撮影が今年はなかったのが解せない気もした。
ショータイムが終わって部屋に戻ると、すぐに秋山文香ちゃんが夜食のおにぎりを持ってきた。
撮影/ブルーウェイブ_
文香 「おにぎりの中身は二種類あります」。
私 「そのうち一種類はタバスコだったりして」。
文香 「タバスコもあるかも知れませんよ」。
さすが文香ちゃん。冗談が通じる。
その後本誌読者K氏の部屋に行っていたのだが、なんだか外が騒がしい。出てみると、美香ちゃんがおにぎりを配っているではないか。私はダッシュで行っておにぎりをもらった。
おにぎりがなくなると、美香ちゃんは「おやすみなさぁぃ」と言って、笑顔で去っていった。
一日を最高の形でしめくくることが出来て、とても嬉しかった。
2日目は、7時30分の『朝の散歩の時間』からスタートした。旅館からツーショットポラ会場の山中湖湖畔まで、メンバーとの散歩になった。
美香ちゃんのところに行ったのは言うまでもない。
ホーカー・テンペスト氏も一緒だった。
私 「夕べは何時に寝たの?」。
美香 「3時頃ですね」。
私 「部屋は誰と一緒だったの?」。
美香 「文香と一緒でした」。
私 「仲いいんだね。最近いつも一緒じゃない。
なんか妬けちゃうな(笑)」。
美香 「文香とは事務所でも毎日のように会っているんですよ」。
私 「そう。じゃ、夕べは二人で酒でも飲みながら、
大人の会話でもしたのかな?」。
美香 「えっ・・」。
私 「あっ、そうか。文香ちゃんはまだ未成年だったね(笑)」。
しかし、二人は将来良い飲み友達になりそうな気がする。
旅館の入り口に『NO! MAKE』のポスターが貼ってあったので、その辺の話もした。
私 「『NO! MAKE』のポスター見たよ。あれ、ガングロじゃない」。
美香 「そうなんですよ。私、ガングロになった自分を見て
ショックだったんですよ。
だから、顔を洗って元に戻った時はホッとしました」。
私 「今回も作詞やコーラスアレンジはやっているの?」
美香 「もちろんですよ。それだけじゃなくて、高橋さん(プロデューサー)から、
プロデュースもだいぶ任されたんですよ」。
私 「すごいじゃん。プロデュースって、どんなことやるの?」。
美香 「レコーディングスタッフの人に色々と指示をするんです。
みんな年上の人なんで、私の方が教えられることばかりなんですけど、
すごく面白いんですよ。
もうハマっちゃいそう」。
私 「今度は美香ちゃんのアルバムも出るんだよね」。
美香 「私のはまだレコーディングしていないんですけどね」。
私 「キャンペーンとかあったら行くからね」。
美香 「来てくださいね」。
話が一区切りついたので、話題を美香ちゃん得意の“恐い話”に変えた。
私 「富士山が見えてきたけど、あの山麓に「青木ヶ原」っていう自殺の名所があって、
幽霊が出るんだってさ」。
美香 「私、最近気付いたんですけど、自分で恐い話をするのは好きなんですけど、
人から聞かされるのはダメなんですよ。夜とか眠れなくなっちゃうし」。
私 「じゃ、美香ちゃん、何か恐い話して」。
美香 「中学時代に、先生から後から肩をたたかれたはずなのに、どうしても前から
たたかれたような感じがして、すごく恐かったことがありましたね」。
私 「それは恐いね」。
美香 「他にもあるんですよ。この前美容室に行ったんですけど、そこの美容師さんも
恐い話が好きなんで、今度行ったらまたいろんな話をしようと思ってるんです」。
私 「例えば、どんな話?」
美香 「もう時間がないので、この続きは『朝のお話の時間』にしましょう」。
この他、選挙についても聞いてみた。美香ちゃんが投票した候補は残念ながら落選してしまったらしい。しかし、若者の選挙離れが問題になる中で、投票したのは立派だと思う。来年の参議院選挙も投票するんだよ>美香ちゃん。
ポラはもちろん美香ちゃんと撮った。自分の番が終わった後は、ファンさんがやっているツーショットポラののべ人数カウントを手伝ったのだが、今回は美香ちゃんが一位となった。
白と黒のワンピースの上に白いセーターという清楚な服装に加えて、白い大きな帽子がとてもインパクトがあったから、このファッションが多くのファンを魅了したのだろう。
旅館で朝食後は『朝のお話の時間』。今回はメンバーがペアになっていて、美香ちゃんは文香ちゃんとのペアだった。
美香ちゃんとは『お散歩』の時に恐い話の続きをする約束だったのだけど、話題があっちこっちに飛んでまとまりがつかなくなってしまった。ここではむしろ、文香ちゃんとの会話が弾んだ。
私 「おや、十字架のネックレスをしているね。
いつからクリスチャンになったの?」。
文香 「あ、これはファンの人にもらったんです」。
私 「その指輪はどうしたの?」
文香 「これは川野朋美ちゃんが卒業したときに交換したんです」。
私 「朋美ちゃんとは会っているの?」。
文香 「会ってはいないですけど、電話では話していますよ」。
このコーナーは時間が短くて10分ほどで終わってしまい、少し物足りなかった。
その後は再び湖畔に行って『撮影会』となった。しかし、今回はメンバーを二組に分けて二回やったので、一人のメンバーに多くのファンがついてしまい、一部のメンバーなどは近づくのが困難だった。
撮影/ブルーウェイブ_
やはりメンバーは全員一緒に出て、少しでもファンの人口密度を減らすようにしてほしい。メンバーが炎天下の中長時間立っているのが辛いのなら、途中で休憩を入れてもかまわないし。
午後は『スポーツの時間』で、前半がテニス、後半がバレーボールだった。
テニスはメンバー抽選となって、最初が吉田梢ちゃん、続いて吉乃清美ちゃんが来た。二人とも一緒になるのは初めてだった。梢ちゃんの可愛い八重歯と、清美ちゃんの運動神経の良さが印象に残った。
バレーボールのチーム分けは、ファン同士11人で三段跳びをやって、一位から好きなメンバーを選ぶ方式だった。私は二位になり、一位の人が文香ちゃんを選んだので、美香ちゃんを選ぶことができた。
バレーボールはゲーム形式だったが、文香ちゃんチーム、清美ちゃんチームと対戦して、2戦2敗に終わった。
なんといっても清美ちゃんの弾丸サーブは強烈で、受けたら手が真っ赤になっていた。
ゲーム中も美香ちゃんとはちょくちょく言葉を交わしていた。
私 「清美ちゃんすごいね。美香ちゃんもバレーボールをやっていたんだよね」。
美香 「中学時代はやってたんですけど、その後は全然やっていないんです」。
私 「でも、リーダーなんだから新人に負けないようにがんばらないと」。
美香 「私、戦力になってないですよね。サーブ以外はボールにさわっていないし」。
私 「いや、美香ちゃんのブリティーさは、大きな魅力だよ」。
美香 「そんなことないですよ。でも、負けちゃったけど、がんばれたから良かったです」。
美香ちゃんは本当に良くしゃべってくれて、会話がつきることがなかった。ゲームは負けたけど、私は満足感で一杯だった。
最後の握手会は、時間が押していたせいか、いつもより握手が短かった。だけど美香ちゃんはじっくりと時間をかけて握手してくれた。
と、いうことで、今回のツアーはテニス以外は美香ちゃんに始まって、美香ちゃんに終わった。
全体的には、食事の席割りのまずさや撮影会の環境の悪さなど、不満な点も少なからずあったけど、美香ちゃんの明るい笑顔と、ていねいなファンサービスは、そうした不満を補ってあまりあるものだった。おかげで、この二日間を楽しく過ごすことが出来た。
美香ちゃん、本当にありがとう。
【編集委員■本間寛】
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