【二年弱の眠りから覚めて】
今回は本当に久しぶりですが、先日10月14日にも新星堂・横浜ランドマークタワー店でのSKiのイベントに行ったので、その時の若干の模様と、私が考えていたことを述べようと思います。
まずイベントの雰囲気ですが、店内ではあったもののベンチも用意され、開放的で明るく非常にくつろげる空間でした。
人数的にも、40〜50名ほどお客が集まった様子で、のんびりとした印象です。
今回のIJRキャンペーンはSKiだけではなく、IJRの他の部門の人たちも出演し、一時間半以上もかかるという、ちょっとしたライブになりました。
私個人的にはのんびりできて良かったのですが、SKi以外の部門の人たちの出演、そしてその時間的な長さについては再考の余地があると感じました。ダラダラ感があり、ピリっとしなかったからです。
さて、最後の出番がSKiだったのですが、その出演メンバーを紹介すると、橋本・三浦・秋山・西堀・石澤の五名でした。いつも通りSKiの活動紹介などのように進行し、曲に入りました。
一曲目:えりりんの『Very Happy』、二曲目『Y・A・D・A』と続き、MCが入ります。三曲目が『ノーメイク』でした。
えりりんと真子ちゃんのTWOテールは、やっぱし“くう〜”でしたね。そして握手会。以上です。
ところで私は思わぬ病にかかり、昨年(99年)一月から十二月末、さらに今年(00年)六月から九月と入院生活を余儀なくさせられたため、アイドルどころではありませんでした。
テレビを見ることさえままならない日々を送っていた私にとって、この10月14日と言う日は、最愛のえりりんに久しぶりに会う特別な日だったのです。
そして何よりも入院生活の中で考えていたことと、実際にSKiと出会うというところの接点でもあり、一体自分はどのように考えるだろうか?というイミにおいて重要でもありました。
私は入院中、アイドルに対して夢を見すぎ、また頼りすぎ、人生から逃避していたことにまず気付きました。
えりりんに対する愛は、それは確かなことであり、決してウソなんかではありません。
しかし、自分を見失う程のものであり、自分の基盤をしっかりとさせていなかったのです。他力本願ですね。
そのうち、私にとってアイドルは必要なのかを考えるようになりました。またあるいは、アイドルとは何か、どういった存在なのかというところに突き当たりました。
色々考えたあげく、CoCoの解散以来SKiに移行したのですが、惰性だったのではないかと考えるようになりました。
それは水野あおいにせよ、Melodyにせよ。私のアイドル人生は、94年のCoCoで本当は終わっていたのではないかと・・・。とすると、今のSKiは私には不要な存在に思えてきたのです。
(えりりんは除く。なぜなら彼女のことはたとえSKiをやめ、仮に芸能界に残ったとしてでも、マルチタレントとしてでも、アーティストでも応援するつもりでした。私は三浦恵里子そのものが好きなので、肩書きは無関係なのです)
それからSKiについて考えるようになりました。その頃にはテレビや雑誌も見るようになっていて、感じたことは、確かにSKiは環境問題など独自の活動も多くやっています。しかし『モーニング娘。』などと対して変わらないように感じたのです。
それは、母体を中心としながらもユニット活動をしている点、新メンバーが入っては旧メンバーが辞める点、さらに楽曲面。これはSKiがメッセージ色の強いものであるのに対し、モー娘。は、皆で元気になれる、明るくなれる(特に最近の曲)といったものでコンセプトの違いがあるだけであり、そこに優越を付けるのはまさに個人差でしかないと思うのです(私たちの主体的判断でしかない訳です)。
そんなことを考える中で、徐々に「SKi=アイドル(しかも夢を見、理想とする)」的図式が消え、現在では一つのアーティスト(そこまで言えるレベルかどうかは別として)として捉えていくようになったのです。
この前出たアルバム『NO! MAKE』にせよ、SKIというアイドルの活動の軌跡というより、一つの作品という感覚なのです。
ですから、気に入らなければ買うつもりはありませんでした。そういう捉え方が良いかどうかは分かりません。
しかし、様々なアーティストをみていないと視野も狭くなりますし、昔のようにどっぷりつかるよりも良い気がしています。今では倉木麻衣、aiko、モーニング娘。、浜崎あゆみ、小柳ゆきあたり。男性アーティストでも、サザン、ポルノグラフティなど。後、バンドではWhiteBerry、センチメンタル・バスあたりまでは押さえています。
また、最近のSKiの活動について多少触れて終わります。
まず第一に、チケット代の高さ。モー娘。で6300円、SKiでは6500円。単純比較は出来ないが、問題がありませんか?私たちの財布の紐も締まってくるというものです。確かに後部席なら安いから、そこに行くのも手ですが・・・。
第二に手紙・プレゼントのメンバーへの手渡しができなくなったこと。これについては、色々あったからだそうで、仕方ない面もあるでしょう。
第三にスタッフについて。事務所・お店の都合もあるのはよく理解出来ます。しかし、一言、二言くらいは話しかけられる余裕は作っていただきたいものです。
それがあるからこそ、ファンとの円滑なコミュニケーションが図れ、さらにスタッフの方とも信頼関係が生まれる訳ですから。
少なくともSKiはメジャーとは言えないのですし。それとキャンペーンの意味合いが薄れると思います。少なくとも人の肩を触って押して、回転を早めようというのは良くないと思います。
そもそも人の肩を押すこと自体、道義的に許されるものでしょうか?列に並んで電車に乗り込む時に、知らない人が人を押しのけて入り込んでくるのとさほどレベル的に変わらないように感じますが、いかがでしょう?
第四に肝心の活動面ですが、あまり大きく変化していないことへの安心と不安が入り交じった複雑な想いでした。
私個人は、今後も視野は広げていこうと考えています。
【埼玉県/恵里子にTry!】
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