2002 SKiのサマーキャンプ
水上温泉・松の井ホテルほか[群馬県利根郡水上町]
2002/07/13(Sat)-14(Sun)
［編集委員■ゆめのしずく の巻］
《一日目・7月13日(土曜日) 》
夏のツアーは山中湖が2回続き、今年は3年ぶりに水上へ行くことになった。いや、4年前の遠い方の旅館でなくてよかった。Ｋさんの車に6人乗りして行くのに途中で拾ってもらったのだが、環八の渋滞がひどいので石神井の方へ迂回。大泉ICより関越道に入るとスムーズに流れ、高坂SAで休憩。中央道だと談合坂SAでファンさんに必ず会うんだけど、今回は見かけないなぁ。私たちの方がちょっと遅かったのかも。沼田あたりでは霧も濃くなり、先が見えない状態。それでも順調に走って12時50分頃、水上温泉〔松の井ホテル〕へ到着。建物だけでなく駐車場も広い。
受付には中野さん(元PTAコミティ社長)の姿も。さっそくアストロホールにて、WELCOME EVENTである。まずは【TOUR記念アワサッテルもどき】。なぜか、お手伝いに来ている伊藤嘉代子ちゃん(元四期生)と撮ってもらえるのだが、これはいったい何なのだろう???(^^;
続いて【どれでもサインコーナー】。好きなメンバーに書いてもらえると思って、写真を持ってこなかったことを悔やむ。実際には、松尾真冬ちゃんと松本久美子ちゃんのみ。ツアーに参加できなかった友人へのおみやげとして、真冬ちゃんに書いてもらう。次は【アッチ向いてホイ！コーナー】。斎木春香ちゃんと片平妃奈子ちゃんの二人。去年は、妃奈子ちゃんと「早口しりとり」をして負けてしまったのだが、今回は勝利！負けるとトークタイムのメンバーを指定され、勝てば好きなところへ行ける。というわけで、吉田梢ちゃんの班へ。
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「'99 SKiの夏期合宿」＿ 撮影／ゆめのしずく＿＿ |
【初日のツーショットポラ撮影会】で梢ちゃんと撮り、部屋へ向かう。戸の脇に「2002 SKiのサマーキャンプ」との貼り紙があるが、「夏にスキーのキャンプって何？」と他の客は思うことだろう(笑)。SKiのファンだけ建物の端にまとめられ、その中でもうちらが一番奥の276号室。基本は和室だがベッドも2つあって広く、山中湖の東照館とは比べものにならない。窓からは〔ホテル聚楽〕が見える。ここでは二週間前に秋野ひとみ(アルテミス)のFCツアーが行われたらしい。「やれやれ、ようやっとくつろげる」となごんでいると、天気がだんだん悪くなり、ついには雨が降ってきた。かなり大粒。
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撮影／ゆめのしずく＿ |
さっぱりしたいので露天風呂へ。とにかく部屋から一番遠いところにある。露天といっても屋根がついているんだけど、温泉は快適。2年続けての山中湖はなぜか普通の風呂だったし…。
風呂から上がると再びアストロホールへ。【テキヤのツーショットポラ撮影会】に参加。いつも「一度しかやらない」と決めている。今回は「MEN IN BLACK」の秋さん［秋山文香］に当たった。黒服がハマりすぎ(笑)。なぜか月蝕歌劇団の一ノ瀬めぐみさんもいる。くみみんは、長い髪のかつらをつけて「にせもの美香さん」。橋本美香ちゃんはうさぎの耳。梢ちゃんはコサック。河野伶奈ちゃんは医者らしい。白衣の人(笑)。
夕食は「平安京の間」でいただく。「平安京エイリアン」と反応してはいけないらしい。NGワードだって(笑)。料理はさすがに前回の水上並みの豪華さだ。山中湖とは比較にならない。とはいっても、食事には別にこだわらない私。メンバーが水やお茶を持って回るので、伶奈さんや梢ちゃんからもらう。例のごとく、メンバーが来ると一気に飲み干す人もいたようだ。
そのまま【SHOW TIME】に突入。昨日から来ている梢ちゃんは、伶奈さんと二人の部屋で恐い話をいろいろ聞かされたらしい。コーナーでも怪談があり、伶奈さんの話には愛猫のゴエモンまで出てくるのだがその語り口がもう恐い。さすがは芸達者。
悩み相談では「友人がメンバー三人を推しているんだけど、どうすればよいでしょうか」というのがあり、回答者に梢ちゃんを指名。その答えが面白い。「三人とも愛してあげてください」。普通は「応援してあげて」だと思うけど(笑)。月蝕歌劇団の高取 英さん(演出家)と一ノ瀬さんのトークもある。いつもならPANTAさんの演奏なのだが、珍しく都合が悪かったようだ。一ノ瀬さんは二日前に「温泉行かない？」と誘われたらしい。
事前にリクエスト曲を書いておいたところ、かわいい曲というコーナーで「お散歩」の希望が通った(喜)。こういう温泉地でほのぼのソングを聞くのがまたいい。
懐かしい曲コーナーでは、歌詞を変えた「セーラー服を脱がさないで」。もう5年も前になる劇を思い出す。絵美にゃん［内田絵美］が高井麻巳子さんの役をやっていたっけなぁ(納得)。今回も振り付けはオリジナル。梢ちゃん楽しそう。しかし、おニャン子をリアルタイムに知っているメンバーはもういないだろう。美香さんですら5〜7才の頃だもの。「春一番」は思いっきり季節外れ(笑)。
最後に全員でダンスタイム。「恋愛知動説」は4人だからSKi-Pか。5人の方が好きだな。「うたかたの夢」ではこづえコール。「Dancing with Devil」、伶奈さんの真剣なダンスが素晴らしい。「ナニっ？それっ？」「Let's get,STAR」と盛り上がり、ラストに「DANCE DANCE DANCE」。ちょっと狭そうだけど後ろ(ダンスアリーナ)へいく。たまにはちゃんと(？)踊るのもいいね〜。
【握手会】。端の列だったのですぐにメンバーが回って来た。なんだかペースが速めなのであまりしゃべらず。伶奈さんに「Dancing with devil」の素晴らしかったことを伝える。
部屋に戻り、テレビをつけると地震情報をやっていた。握手会が始まって間もなく発生したようだ。群馬県北部の最大震度は「2」。その程度なら気づかないなぁ。NHK〈ポップジャム〉を見ていると、誰かのところでサイリウム持って「斜め45度の呪術的な踊り」をする観客が映っていた(笑)。
《二日目・7月14日(日曜日) 》
6時半過ぎに起床。昨日とうって変わって晴れている。良かった〜。遠いけどまた露天風呂へ。朝から人が多い。ぬるめが好きなので、ちょうどよい湯加減。
7時半より【お散歩】。吉田梢・高橋里奈組についていく。川縁から橋を渡ろうとしたようだが、どうやら通行止めらしい。スタッフはチェックしてないのか？
中庭で円くなって【お話会】。梢ちゃんの同室メンバーでは、最初に寝てしまったのは伶奈さんらしい。久美子ちゃんは寝起きが悪いようだ。自分も朝が弱いのでここの話はよく覚えてない。伶奈さんは「若い娘3人組」ということらしく(???)、里奈ちゃん、妃奈子ちゃんとお揃いのサンバイザーをかぶっている。秋さんは祈祷師みたいな格好。おかげで晴れたって？(笑)
【早朝ツーショットポラ撮影会】。プールサイドに並ばされる。3年前の水上、すなわち梢ちゃんが初めてFCイベントに出たときは、なぜか橋の上で撮ったものだ。他の宿泊客も通ったりするのに(^^;。伶奈さんを「髪型の一推し」と言っている人がいた(笑)。
「スカンジナビアの間」にて、バイキング形式の朝食。朝から刺身まである。デザートはメロンを。撮影会の準備をし、荷物を車に積み込む。喫茶室(といっても仕切はない)で同室の6人とくつろいでいると、なんと中野さんとメンバー全員がやってくるではないか！ 既に高取さんと一ノ瀬さんの二人はいたんだけど、まさかこんな状況になるとは…。誰か「先住権」とか言っている(笑)。梢ちゃんは一ノ瀬さんの向かいで満足そう？中野さんが里奈ちゃんの髪をいじっている。実にほのぼのとした良い光景です。
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撮影／ゆめのしずく＿ |
終了後は、メンバーとファンさんで記念撮影会。そして「春日の間」にて昼食。時間に余裕があるので、ファンさんも撮ってみる(笑)。
午後は水上町観光会館へ移動。お散歩と同じく梢・里奈組と一緒に。天気が良すぎて暑い暑い。着くとまずお話会。梢ちゃん、最近は長い髪にあこがれているらしい。やっぱり切りすぎた？「(ファンさんの)過去の一推しに興味ある？」と聞く人も。特に気にならないらしい。でも、持っていたうちわは気になったようだ。
ここでは【ライト・スポーツ大会】。受付番号順に10チームを作り、私は里奈班。ブルーウェイブさんと一緒。1回戦は「ドリブル・ボール・リレー」。うちの班は伶奈さんを目標に回ってくる。ちょうどボールがどっかへ行ってしまい、伶奈さんに「大丈夫ですか？」と声をかけられる。優しいなぁ。2回戦「サンドイッチ・ボール・リレー」。足にはさんで進むんだけど、なかなかうまくいかなくて焦る。3回戦はステージに上がっての「山手線ゲーム」。ボールを渡されて5秒以内に言えないと負けになる。国の名前、花の名前と勝ち進み、決勝戦のテーマは「雑貨」。ところが向かって右側のチームが勝つというジンクスがあったらしく、左側にいた私たちは本当に負けてしまった。…とはいえ、1回戦でも2位だったので、もし総合得点で順位をつければかなりいい線までいったはず。ちなみに、優勝チームは集合写真を撮ってもらっていた。メンバーがそれぞれ感想を述べ、三本締めで終了。
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撮影／ゆめのしずく＿＿ |
帰りは、「前に食べたアイスをもう一度」と思って、水上ICのそばにある土産物屋「ロッキー」に立ち寄る。ところが、もはやアイス自体が置かれていない(泣)。関越道に入ると順調に進み、上里SAで休憩。車を降りると、ものすごく暑かった。車内ではなぜか昔話に花が咲く。CoCoとか水野あおいちゃんの話、斉藤由貴ファンでAXIAのカセットテープをよく買っていたとか(笑)。渋滞も気にならず、あっという間に都内へ。夜7時過ぎには新宿に到着。ビックカメラでフィルムを現像に出し、居酒屋で語り合いながら旅の疲れを癒す。
今回のツアーは、時間に余裕のあった点が良かったと思う。気持ちの高まっているときに参加でき、とても楽しく思い出深いものとなった。メンバーのみなさん、本当にありがとう。
追記
「リライトを終えて」
ブルーウェイブさん同様、私の分もweb掲載用にリライトしました(2004年7月)。
たった2年前のことなのに、今の私にはずいぶん経ってしまったような感覚です。しかし、楽しかった想い出は決して大げさなものではなく、思いの外、心の中にしっかりと刻み込まれていることが分かりました。
ツアーに限らず、「アイドル・ファン」としての様々な場面を思い返すことができます。「感情」といった実にあいまいなものでさえ、今ここによみがえってくる。決して、風のように消え去ってしまうのではないのです。
それが、生きている「証」なのではないでしょうか。