☆ ポエム ☆
真冬ちゃん日誌
秋色協奏曲〜Ballerina発売キャンペーン
2002/10/20(Sun) 12:00〜 新星堂池袋アルパ店 [東京都豊島区]
参加メンバー●橋本美香、秋山文香、星川りりか、片平妃奈子、松尾真冬、手束真知子
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「新年のごあいさつ」2003/01/05 LR
撮影/ゆめのしずく
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→再び逢う日も空は泣いていた
制服向上委員会22枚目アルバム『Ballerina』の発売キャンペーン池袋。
10月5日に吉祥寺で行われたのを皮切りに10月12日に名古屋に遠征、そしてこの日が最終日。横浜でも上記メンバー以外の面々で同じキャンペーンが行われファンは二者択一を迫られることに(実際は時間差があったので両方見られたのだが)。
社会通念上、推しの娘が出演する方角に向かうものだ。
僕の行動は愛の判例に照らし公序良俗を乱していない。
→制服向上委員会、それは往来を彷徨い歩く一つの鏡
最近のSKiは一頃とは違ってオープンな場所でイベントをする機会が少ない。それだけに往時を知るファンにとって「イベント」という響きは懐かしさを覚える。
サンシャインシティ3Fの特設会場にはアルバム『Ballerina』が流れている。
何年ファンをやっていても変わらない緊張感。
メンバー入場。真冬の顔が白く透き通って見えた。
歌はアルバムから4曲。頭脳警察のPANTA作曲の歌が3曲を占めていた。ステージが狭くて自由闊達な振り付けはできないものの、そのような状況に耐え抜いているメンバーが愛おしいね。
→恋をアクシデントと呼ぶなら人生には落丁が多すぎる
最後の曲を紹介したときに真冬のマイクコードがもつれ絡まって、瞬間芸のように美香の前をしゅぱ〜んと通す。一瞬びっくりしてすくんだ美香の表情と小悪魔のように笑う真冬が絶妙のブレンド。会場にフレキシブルなどよめきが起きる。
そんな無邪気さに救われる。
→人は常に重力からの解放を求めている
イベントの後は握手会。
文香。つい一週間前にソロライブを終えたばかり。僕なりに感じたことを僕なりの言葉で伝えた。愛を語るに饒舌は敬遠される。喋っている間、じっと顔を見つめて目を細めてくれた。途中、言葉が止まって数秒の間ができた。心がアンブラースして微睡む。微睡みに目が覚めても変わらない笑顔。目覚まし時計の時針だけでは昼か夜かは分からない。秒針が一回転したときに心の位置が少しだけずれていることを確かめられれば、いつかこの一日も明日に重なるよね。
→その清純にしてひそかな激しさ
真冬。何故か目線が合った瞬間初めてあったような情動に駆られた。
コネクションしている。
この心を粉々にして微塵ほどの一握を顕微鏡で見たらまた心が果てもなく広がって。そんなプラネタリウムを笑顔の刹那にひそかに、そして激しくパノラマしたかったから。広がり続ける僕の心をトレースして欲しいんだ。小さな手を軽く握りしめた情動にそんなつながりを求めて、手と手が離れていく。
文香とは違った気持ちの高ぶりを抑えられなかった。
→止まない雨は降りしきる気持ち
約40分のイベント。
振り仰いだ空は雨雲に覆われていた。
この雲の上には・・・溢れ出るほどの太陽が輝いていることを思い出したように確認して帰路につく。
メンバーのみんな、ありがとう!
[東京都/クロ]
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