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◆ イベント・レポート ◆

 片平妃奈子のお誕生日会

2003/ 7/ 6(Sun) 13:00〜  at PTAコミティ・レッスンルーム(LR) [東京都中野区]

 朝、羽田空港に降り立ち到着ロビーを歩いていると、両手に白地に赤で「MIJ」と書いたビニールバックと「白い恋人」の紙袋を持った女の子に幾人もすれ違う。昨日、北海道で行われたSMAPのコンサートから朝イチの飛行機で帰ってきた人たちだ。
 「白い恋人」は翌日に職場の人たちにでも配るのであろう。「皆、頑張ってるなあ」同業、相哀れむってやつで心の中でエールを送る。
 「こっちはこれからが本番よ」。京急に乗り、いつもの中野坂上の街を目指す。

 受付でひなっちは白い水玉模様の入った、真っ赤なフリフリのドレスを着て立っていた。驚いたねぇ。
 先に行われた高橋里奈ちゃんのバースディパティーで着ていた衣装が「白雪姫」だとすれば、こちらはさしづめ「不思議の国のアリス」といったところであろうか。
 最近、こういったイベントでは、メンバーたちはやたらと気合いの入った格好で登場してくれる。これも伶奈さんの影響かしらん。

 松本久美子ちゃんの時もそうであったが、この片平妃奈子ちゃんのイベントも、話の内容が飛びまくっていた。特に、後半はまさに「ジェットコースター・ムービー」ならぬ「ジェットコースター・トーク」とも言うべき話の脱線っぷり。これをすべて書いてたらいくらページがあっても足りない(笑)。そのため、おおいに内容を割愛することとなったことをご容赦ください(泣)。

片平妃奈子
撮影/PTAコミティ

★今日のファッションポイント
 登場した途端、沸き上がる大きな声。やっぱ、みんなこーゆーの好きなのね(をれもだけど)。
 「今日は誕生日会なのでね普段あまり着ない“ぶりぶり系”の服を着てみました!」。「似合ってますかぁ?」またも歓声が沸き起こるのである。

★15歳を迎える心境
 最初『迎えた心境』と言ったので、「まだ迎えてない」とファンさんより突っ込まれる。慌てて「迎える心境」と言い直すひなっち。
 「15歳はもう大人だと思うんですよ。女の子ってのは16歳で結婚できるじゃないですか。来年のバースディパーティーは、私、結婚できる歳なんですよ」と言いつつも・・・。
 「15歳になったら、親知らずが出てくるんじゃないかなーって」。

★過去のバースディについて
 小学生の頃、ケーキにに立てたロウソクを吹き消そうとしたときに、横からお兄ちゃんが消してしまい、すごいショックで泣いてしまったらしい。「どう思います!これ!」。憤るひな(笑)。もっとも、すぐにお母さんが火を付けてくれたら泣きやんだそうで「単純なんですけどぉ」言えるかも(^^)。
 お兄ちゃんも六月ぐらいに誕生日があって(ここで「覚えてないのかよっ!」と客席より突っ込みが)プレゼントを買っていたが、お兄ちゃんの方からはくれないので「その行為はムダだな」と思って買うのをやめていた(笑)。が、この間「お誕生日おめでとう」と久しぶりにあげたら「あ、おう・・・」本人も忘れていたらしい(笑)。
 ここできわどい発言(笑)。

 妃奈子 「お兄ちゃんも好きな人がいるんで・・・」。
 ファン 「“も”!?」
 妃奈子 「お兄ちゃん“は”」(笑)。

★少し近い将来について
 子供が大好き。誰ですか違う意味でとらえてるのは(爆)。
 今度学校で保育園に行くことになったそうだが(校外授業やね)、「すごく可愛い一歳児や二歳児」の方に行きたかったのに、班長がジャンケンで負けてしまい、五歳児のところに行くことになってしまったそうだ。
 五歳児は、蹴飛ばして来たりするそうで。去年行った先輩からは「何するかわかんないよ」と言われていて「ドキドキ」なのだそうだ。

★中学三年生ライフについて
 受験については春香ちゃんと伶奈さんが「勉強しなくても大丈夫だよ」といつも言ってくれるらしい(爆)。
 SKiの活動を欠席することを少なくしようと、一学期の成績を上げるように今、頑張っている。その結果テストで・・・。

 妃奈子 「100点とかー」
 ファン 「おおーっ!」(感嘆)
 妃奈子 「76点とかぁ」
 ファン 「おっ!」
 妃奈子 「60点とか」
 ファン 「あれっ?」(こける)

 どんどん点数が下がって行ってるよぉ〜(笑)。なお、100点は音楽、その次は技術・家庭科。76点は英語。うーん、立派な物です。
 嬉しくて英語の先生に「こんな点数取ったよ!」と言ったら「良かったね」と微笑んでくれたそう。そんなわけで一学期の英語の成績には期待しているそうだ。

★私の人生
 保育園に行っていた頃は、先生に慣れなくてごはんが食べられず入院してしまったそうだ。「見えないですよねぇ、今では」。一斉に納得するファンさん(笑)。
 「今はビンビン元気」だそう(笑)。なんだその“ビンビン元気”ってのは(笑)。
 小さい頃からダンスとや歌が大好き。お遊戯や運動会がすごく好きで、いつも頑張って踊ったりしていた。小学校の頃は年少の頃から年長の頃まで競技ですべて一位を取っていたそうだ。さすがです。
 習い事もたくさん習っていて、水泳では二級を取り、新体操では武道館の大会で高円宮殿下と妃殿下の前で踊った(しかも真ん中で!)そうだ。このときはすごく嬉しかったとのこと。
 小六の時、学校のダンスクラブの部長になって、運動会の時に踊るバトンとポンポンを使ったダンスを副部長の子と二人で考えることになった。ところが副部長の子がやらないので一人で考えることに(泣)。お母さんの提案でピンク・レディーの『UFO』で踊ることにしたらそれがすごく評判が良く、他のところでもそのダンスをやったそうだ。うーむ。やるなぁ、ひなっち。
 「昨日覚えてるかなあと思って思い出してみたら(場内期待を込めた歓声と拍手)、一つも覚えてなくて〜(場内落胆の声)」。次回までのリクエストということに(?)。
 小さい頃は食べ物の好き嫌いがなく、何でも食べられた。また夜泣きもしない「いい子」だったそうだ。小学校に入るまでは、お母さんやおばあちゃんが寝るときにいつも子守歌を歌ってくれたり、童話を読んでくれたりしてくれたので、寝るのがすごく楽しみだった。
 そのため(?)今も友達に「寝るの好きだよね」と言われるそうな(^^)。
 この間も授業中に寝ていたら「落ちる夢」を見てしまい、体が“ビクッ”となってみんなにジロッと見られて、顔が真っ赤になるくらい恥ずかしい思いをしたそうだ(笑)。
 「授業中寝ない方がいいと思いました!」当たり前や〜(爆)。
 あと、教室の後ろに置いてあるロッカーの上にふとんを敷いて寝たいと思い、実際に横になってみたら落ちそうになったそうだ(^^;

★今まで一番辛(つら)かったこと
 マラソン大会。短距離はすごく得意だが、長距離は苦手。体力が付くのはSKiに役立つからいいけど、それでもバテバテになってしまう。
 
★今まで一番辛(から)かったこと
 「辛(つら)かったことと漢字が似てるので、辛(から)かったことを言います」(会場笑)。
 さては台本の字を見て「辛(から)かったこと」を考えてきたな。ついでに書くが「似ている」のではなく「同じ」字だぞ(爆)。
 韓国ツアーに行ったとき、キムチを初めてそのまま食べた。辛くて火を吐きそうになったが、それ以来キムチが食べられるようになった。
 でも、食べると辛さに後悔してしまう。水を飲んでも直らないので、ミルキーをなめてみたら変な味になってしまった(^^;)。

★今まで一番嬉しかったこと
 さっきも言ったけど、武道館の真ん中で踊れたこと。

★尊敬する人
 一番はやっぱり、ここまで大変な私を育ててくれた親。「すごくうれしいなと思います。もし私がお母さんになれたら、きっとオドオドしちゃって大変だと思う」って。
 後、先生も尊敬している。最近になって、先生も大変なんだなと思うようになった。

 妃奈子 「うちのクラスは、問題児が多くてー」。
 ファン 「あ〜〜〜!」(大納得)
 妃奈子 「私を抜いて、問題児がすごく多くてー」
 ファン 「えええええ〜っ!」(大不満)

 英語の先生が自転車でケガをして右手が上げられなくなり、黒板に字が書けないので、プリントでの自習になっている。それは宿題になってしまうので「これなら授業やってた方がいい」と思っている。
 だけど今のひなっちには「宿題ほど出来ないものはない」そうで(それは他のメンバーにも言えることなんだよなあ・・・)、夜遅くまで頑張ったり、なんと朝歩きながらやっているそうだ!
 驚く客席。「出来るの!」。「アブナイよ!」。一緒にいる友達が答えを言いながら歩いてくれて、それを書いているとのこと。

★今、一番興味を持っていること
 『学校へ行こう』の“デコペン”が学校ですごく流行っているそうだ。友達はみんな上手くて、ひなっちがいつも負けてしまう。友達は練習していてエンピツを折ってしまったらしい(笑)。

★仲のいい友達
 「これはちょっと、熱く語っちゃいますよ」(笑)。
 この間、大親友の子が告白されたそうで、「どうしよう」という相談に乗って自分の考えを言ってあげたら、その二人は見事くっつき「キューピットちゃんになったんです!」。うーん、やるなあ。
 けんかしたりと冷戦が続くカップル(冷戦と言う言葉を最近知ったので、使ってみたそうな(笑))の話を聞いたりと、ひなっちはみんなから相談を受けるタイプだそう。
 「どうぞみなさん相談していいですよ。一推しのこととか 」(会場笑)。
 「でもその代わり、私はちょっと口が柔らかいかな」(笑)。
 「『一推しの子を誰と誰にするか迷ってるんだよ』とか言ってください。ちゃんとその子に伝えといてあげるんで(爆)、相談してくれれば、いいことありますよ」(笑)。
 あらへん、あらへん!

 女子がみんな仲よくて「べったり子」が多いそうだ。言わなくても向こうから手をつないでくるとか。「レズじゃないですよ」(笑)。わざわざ言わんでもいいよ(^^;)
 女の子の間では、けんかとかが全然なく「けんかしているところとかちょっと見てみたいと思うんですけど」(笑)。そして「私のために、けんかはやめて〜」ってのにひなっちは憧れているそうだ(大笑)。
 ここで往年のアイドル・河合奈保子の「けんかをやめて」を連想したのは筆者だけではないと思う(笑)。

 学校では運動会での応援コールに使われた「何々何々、あり得ない」というのが流行っているそうで、テストで100点を取ったら、友達五人に「妃奈子の100点、あり得ない」とやられてしまったそうだ(笑)。
 ムキムキでマッチョな先生に対しては「マッチョな筋肉、あり得ない」。太っている英語の先生には「ミズ(先生のあだ名)のメシ抜き、あり得ない」って感じでみんなでやっているらしい。
 ひなっちはそんなことは言えないらしいが(会場から「え〜っ」の声)、聞いていると面白いらしい。
 運動会では『誰だ誰だ誰だ』と言う曲での(アニメ『科学戦隊ガッチャマン』のテーマやね)感謝コールというものもあり、それをひなっちはやらせてもらったそうだ。
 そのために五時起きして学校に行ったということを言うと、ファンさんから「ありえない」(爆)。
 するとひなっち「じゃ、みなさんでやってみましょう」おいおいおい(^^;
 てな訳で、会場の全員がひなっちの指導のもと、フリ付きで「ありえない」を実演することになった。

 「妃奈子の早起き、あり得ない」

 これが決まり文句に決まったのであった(爆)。「美香さんの前とか、自分の一推しちゃんの前とかでやってください」だって(笑)。

★ギャグ
 「私の友達、だじゃれ好き多いんですよ。本当にいい学校行ったなぁと思って」(爆)。
 家庭科の時間に友達が「だじゃれ好きなんだよ」と言ってきたので「じゃあ、『ミシン』」で作ってみて」とひなっちが言うと、出てきたのは「ミシンがミシミシ言ってる」。これを聞いて「あー、まだ私の方がうまいなぁ」(笑)。「同レベルの戦いで、いい環境にいったな」って(^^;。
 「それではここで、一つ聞きたいですか?」。拍手が起こる。
 「まだまだちっちゃいなぁ~」。煽るひなっち。ますます大きな拍手。
 「ショック受けないでくださいね」と前置きして・・・

 「掃除機は、そうじき(正直)者」。

  客席が、バナナで釘を打てるぐらいの寒波に襲われたのは言うまでもない。
 「これからも友達と磨いていきますので、応援してくださいね」だって(^^;;;

★家族について
 お母さんからは「若い頃はピンク・レディーのケイちゃん(増田恵子)に似ていた」という言葉を50回ぐらい言われてる。
 上のお兄ちゃんは数学が得意で、テスト前に教えてもらったりするが、先に教えたところが分からず「おまえ、1+1出来るのか?」と言われたことがあるそうだ。
 「1+1は出来るよ!」と返すひなっち。「じゃ、1×0は?」と続けるお兄さん。
 あろうことか、ここでひなっちは「2」と言っちゃったそうだ!!(会場大爆笑)。
 「しまった!」と思ったがもう遅い。「おまえ、ほんとバカだなあ」と言われてしまったそうな。
 お父さんは小さい頃には、プールに連れて行くと行って、準備満タン(ひなっちがこういったのです。念のため)で用意したらお父さんは寝ていて、たたいても往復ビンタしても起きなかったということがあったそうだ(笑)。
 また、爪を切ってあげたら「痛ーい!」と叫ばれたことが。血が出てきたので怖くなったひなっち、思わず「あたしじゃない、あたしじゃない。元々出てたよ」と言い訳したそうだ。
 お父さんは運動好きで、それでひなっちもスポーツ好きになったとのこと。

★好きな学科
 一つ目は音楽。今の音楽の先生はすごく気に入っている。松山千春の曲や『We are the World』などの洋楽曲を聴かせてくれる。
 家庭科では浴衣を作っている。浴衣撮影会の時に着たいなと思ってはいるのだが、大人でも早く作れないと聞いたので「だめだー」。来年の撮影会までには頑張って作るので期待してくださいとのこと。
 技術ではインターネットをやっているそうだ。色めき立つファンさんたち(笑)。キーボードは指一本で打っている。ローマ字で打っているので、小さい「っ」の文字が入れられなくて苦労したらしい。そして体育。「五教科にはないですね」(笑)。

★嫌いな学科
 「これは一つしかないですね。数学です」。嫌いというより、出来ないそうだ。

★気になる事件
 『とくダネ』を見ていると、毎回毎回違う殺人事件が出ているのがすごく怖い。新宿駅とか歩いていて「刺されたどうしよう」とすごい心配性となり、歩いていて振り向くようになってしまった。でも、その方が怪しいし、なにもないので、今はちゃんとまっすぐに歩いているそうだ。

★ファッション
 最近は赤と黒との組み合わせが好き。友達と服を買いに行ったら「センス変わったね」と言われた。
 とはいえ『メゾ・ピアノ』や『エンジェル・ブルー』のような、子供のうちは子供にしか着れない服を着ておかないといけないと開き直っているそうな。
 クラスに伶○さんのような大人っぽい服を着ている子がいて、その子に「今のうちしか着れない服を着なよー」と、人生の教訓を説いているらしい。
 SKiの中では「幼い」と言われているが、学校では私よりも幼い子がいっぱいいて、普通のラインだそうだ。ホントかな?

●愛犬・ジュラちゃん
 朝、玄関のところで女の子のようなセクシーな(笑)座り方をしている。
 最近、「よし」という言葉で“おあづけ”をすることを覚えたらしく、ひなっちがえさを持って「よし、こちゃん」「よし、いくぞう」なんて何回もやっていると、そのうちにうなりだし、なにがなんだか分からなくなってしまうようで、それが見ていて面白いらしい(^^;
 客席から「虐待だぁー」と突っ込み(笑)。「犬はきっと嬉しいんですよ!私の愛情だと思って」と反論するひなっちであった(疑惑)。

★気になる食べ物
 「ゴールデンキウイっていうんですけど、知ってますか?」一斉にうなづく客席。ちょっとがっかりした感のひな。お母さんが「新発見じゃない!」と買ってきてくれた。普通のキウイは酸っぱいのでだめだが、これはおいしかったそう。
 ひなはこれまで生きていてキャビアを食べたことがなく、友達とテストの点数で勝ったらキャビアをおごってもらう約束をしているそうだ。「まだ返ってない教科があるので望みはあるな」って(笑)。
 「キャビアってどういう味ですか?」というひなの質問に観客が「しょっぱい」「チョウザメの卵だよ」と答えると「それを育てると生まれるんですか?」と聞き返すひな。
 なんでも、小さい頃にニワトリのタマゴを一生懸命温めて孵そうとしたが腐ってしまい、お母さんに捨てられてすごいショックだったことがあったそうだ。

★SKiに入って良かったこと
 ダンスや歌が毎日出来ること。私が好きなことが毎日出来る。それが幸せだと思う。
 あと「四字熟語コーナー」や「ことわざコーナー」。ここで取り上げられた言葉がテストに出たこともあった。

 お年玉は毎年貯金するタイプで、この間欲しい物を買ったのでちょっと減ったが、それでもだいぶたまっているそうだ。「火事とかあったら、私がためておいたらだいぶ楽になるじゃないですか」。ええ話や~(笑)。
 ところがひなっち、それをどこにやったかを忘れてしまう。財布を六個持っていて、どの財布に入れたかをも忘れてしまうらしい。去年もお年玉をどこにやったか分からなくなってしまったそうだ(^^;(居間にあったって)。

 忘れるのはお金だけでなく、教科書もらしい。塾では個人講習を受けていて、講師の先生(女の人だそうです、ご心配なく)に「先生、そう言えば〜」と、勉強に関係ないことを話しかけるそうで、先生は困っているそうだ(^^;。塾では頭をフル回転させているので、行った後は帰る道も分からなくなるくらいに頭が「クルクルパー」になっているらしい(^^;

●運転手はちかだ、車掌はひなだ(筆者が勝手にタイトルをつけました)
 地下鉄に乗っていて、車掌さんがドアを開けたりしているのを見るのが楽しくてずっと見ていたら目が合ってしまった。中野坂上まで地下鉄で通っているが、絶対に運転席の後ろの窓側に立つ。たまに運転席のカーテンが閉まっている時があって、そのときは一日ブルーで、ホントに悲しいそうだ(笑)。
 「(運転手のすぐ)後にいると恐いんですかね」というひなの疑問に、プロである有名客・M氏が解説。前が暗いと運転席のガラスに車内の様子が写り込んで前が見えなくなることを説明する。「じゃあ、黒い鏡にすればいいじゃないですか」とひな。なんだそりゃあ!

★ユニークな先生
 クラスの担任はビーグル犬に似ていて(笑)、姿勢がピッとしている。まただじゃれをよく言うので、ひなっちと気が合うそうだ(笑)。
 席順が男子と女子との交互の組み合わせなので、女子が斜めにしかいなく、困っている。授業中に前の人の背中をつついて「教科書何ページ?」って聞くのが「シャイなので出来ない」らしいが、即座に客席から「ありえ・・・」(以下略)。
 教科書を読むときには、コンサートで意見を発表するときよりもすごく緊張するそうだ。

★修学旅行
 そんな緊張してしまうひなちゃん。修学旅行では食事係で「いただきます」「ごちそうさま」と九十何名の前でやったら、後で友達から「顔が少し赤くなってたよ」。「リンゴ病になっちゃったんじゃない?」。と言われたそうだ。
 旅行の写真を現像に出したら鹿を(ヤギではない(謎爆))すごく怖がっている姿が写っていた。あと、熊とかも怖くて・・・。なんでいきなり熊が?「皆さんも怖いですか?」。あのー、怖くない人の方が少数派かと・・・(^^)。
 ちなみにひなっちは小学校二年生の時、熊は「テディベア」のように「可愛い物」だと思っていて、北海道のおばあちゃんの家に行くときに「会いたいよ〜」と、今考えると恐ろしいことを言ってたそうだ(笑)。
 USJで[ハードなお味にご注意]と書いてある「すっごくすっごくすっごく辛いアメ」を買い、友達にあげたら涙目になってしまってかわいそうだった。しかし当の本人はハッカあめが食べられないので食べてないそうだ。悪いやっちゃなぁ〜!(笑)。
 この様子がすごく面白いので、お母さんやお兄さんの彼女にも「はーい、アメあげるー(はーと)」と、どんどんあげたらしい(笑)。妃奈子君、キミ、ホンマ悪いやっちゃな〜!(爆)

★SKiに入って悪かったこと
 特にない。宿題をする時間がなくて目の下にクマが出来てしまうらしいが。

★これからチャレンジしたいこと
 スキューバダイビング。SKiに入る前、家族で沖縄に行ったときお兄さんがやったが、
ひなは酸素ボンベという存在を知らなかったため「海の中に入るのにはすごい肺活量がいるから死んじゃう」と思ってやらなかったそうで(笑)、後悔しているそうだ。「サーフィンもやってみたい」が日焼けが怖いらしい。 

★これからの一年
 余っている時間は勉強にあてたいが、「計画表通りに出来ない子なので・・・」と言うひな。分かるわあ、それ。
 「教えてください。やだとかいわないでください」と客席のファンさんに言うと即座に「やだ」「ありえない」(笑)。
 じゃあ「聞きに来ます」とひながいうと、逆に「来て来て」(笑)。

★「ハッピーバースディ」合唱
 「歌ってくれないと、ブルーで、その辺でしゃがんじゃいますよ」と脅すひな。「それ見た〜い」と返す観客(笑)。

★歌のコーナー
 「ハッピーバースディ」を歌い終わると共に「終わった終わった」と帰るまねをする客席(笑)。あわてて「スタンドアップしてください!」。
 それを言うなら「シットダウン」や!! じ、受験が不安だ・・・。
 ここで歌ったのは「恋する二人」。かつての篠原智子・三浦恵里子の代表曲である。
 感慨深いものがあった。

 この日、私が一番気になった言葉。それは・・・。
 「飽きっぽい性格だけど、SKiのレッスンは一日も「行きたくない」と思ったことがないんです」。
 この前向きな部分が、彼女の最大の魅力であり、また、私の心をとらえている部分であるのである。

[編集委員◆ブルーウェイブ]


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