last update:2000/01/21
中井祐子を考える 〜 まだ見ぬゆーたんの世界を信じて 〜
◎イベント・レポート◎
祐ちゃんの15thバースデーだよ!(1回目)
BY ホーカー・テンペスト (東京都)
【日時】1999年 6月 6日(日) 11:04-12:58頃
【会場】Lesson Room SKi
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撮影/竹ちゃん
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もうずいぶん前の話になっちゃいましたけど、今回のゆーたん特集に合わせてということで…。
まず受付でゆーたんと握手してプレゼントを渡す。プレゼントは前日買ったけど、最後までイロイロ悩んでしまった。何をあげたかって?それはないしょ。
この日のゆーたんはベトナムで買った赤のアオザイを着ていた。なんでもファンのリクエストだったらしい。
その後7月の『ベトナムリポート』でも着ていたから見た方も多いと思う。アオザイは女の子をナイスバディに見せるというが、この日のゆーたんの髪はツーテールだったから、やっぱり「かわいい」という感じだった。
ステージではみんなでイロイロ飾り付けをしていた。私も持参した怪獣フィギュアを“観客”として飾る(笑)。テレビもあったなぁ(笑)。
ステージにゆーたんが来てまずはトーク。15才になった実感、これからやってみたい事などを話す。
「SKiでもっと多くの曲をやりたいです。1日1曲を完璧におぼえられるようになりたいです」「(SKiで)いろんな事に挑戦したい」というゆーたんの言葉には、SKiに対する気持ちがうかがえる。
『おはよう!』『まだ見ぬ世界を信じて』を歌う。
『おはよう!』は、ソロで聞いたのは私としては初めてだった。『まだ見ぬ…』はゆーたんの低い声によく合っていると思う。
そのあと4期生の事、家族の事などを話す。SKiに入る事についてはお父さんは猛烈に反対したらしい。
当時のゆーたんの家は新宿の事務所まで往復5時間の距離。そこへ12−13才の子が遠く離れた東京にレッスンに行くというのはかなりの冒険であり、そのあたりを心配したのだろう。でも最終的には、ゆーたんの熱意に負けて承諾したらしい。
いまでは両親とも応援してくれると言う。このあたりはゆーたんの意志の強さを物語る。
自分の性格は明るくて前向きな性格だと言う。だから転校しても友達がすぐできるとか。ちなみに小4の妹はゆーたんと性格が逆で、顔は似てないらしい。
好きな動物はハムスター、ウサギ、サルだそう。特にサルは「黄色くて小さいのが好き」だとか。私の推測ではゴールデンライオンタマリンあたりのようだが定かではない(わからない人は本屋で動物図鑑を見てください)。
『恋は数学』『恋の終わり』を歌う。『恋の終わり』はちょっとつらかったかなと思う。
今のメンバーで高音の声を出せるメンバーは美香ちゃんぐらいしかいないのだろうか? と、疑問に感じる。
質問コーナー。みんないろいろ思考をこらした質問をしていた。「祐子」という名前は「お父さんがお母さんと結婚する前につきあっていた彼女が、祐子という名前らしいです」…。
んっとに、メンバーの両親はロクな名前の付け方しないなぁ。名前がいいだけ救われてるが(笑)。
美香ちゃん以外のSKiメンバーの話を聞くと今の女子高生・女子中学生、そして今の学校の様子の一端を知る事ができる。渋谷系とかコギャルじゃない女の子たちの状況が、である。
「学校の門限が8時10分なので駆け足で登校する」「朝やってる校門での制服チェック」とか聞くと、もう約20年前になってしまった中学時代を思い出す。
と、そんなことを考えてる間に歌の時間。『冷たい風と朝日の中で』『涙が消えるまで』を歌う。PANTAさんに歌い方を教えてもらったそうだが「やっぱり難しいですね」とゆーたん。『冷たい風…』は、どうやら“しのさんバージョン”と、“ゆっきぃバージョン”に歌い方が分かれているらしく、ゆーたんが歌ったのは“ゆっきぃバージョン”だった。
間近で見ているのだから仕方ないところだけど、私はあのゆっきぃの歌い方は好きじゃない。『涙が消えるまで』は、ゆーたんの声ではちとつらかった。
ゆーたんはずっと福祉の仕事をしたいと思っていると言う。そういえばそんなこと言って卒業したメンバーはどうなったのだろう?
また、お父さんと戦争の話をするらしい。いい家庭だ。人類ある限り戦争はなくならないと私は思うけど、ただ平和だけを叫んでいる人達よりはるかにいい。
『Something』『若き知恵を讃えた天使たちの歌』『Good-bye』を歌った後、ファンによる「ハッピーバースデー」の合唱とケーキのろうそく消し。すっかりお約束になったが、いつ見てもいいものだ。
最後はこれもお約束のツーショット撮影会。みんながゆーたんを見て「オオッ」なんて言っている。横を見るとウエストあたりがちらちら見えるらしい。ゆーたんもちょっとは色っぽく…なったのだろう、きっと(笑)。
この日はこの後、恵里子ちゃんのバースディもあったが、私はこれだけだったのでそのまま帰る事に。
新宿をまわって帰る間、ずっとゆーたんの事を考えていた。
「いつまでゆーたんを見れるだろう」と、思いながら。
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