篠原智子活動日誌
vol.3
− 第3回 SKiと一緒に行こう −
“BUS TOUR in 富士箱根ランド”
1996年7月6,7日
途中、海老名SAで休憩。少し遅れてバスに戻ると、座っている智子ちゃんと目が合ってしまった。「こんにちは」と初めての挨拶を交わす。私は、「かき氷」を持っていたのだが、それに目がいったのであろうか?(笑)
現地に到着して受付を済ませると、智子ちゃんたちもやってきた。脚まですっぽり隠れるロングスカートである。ミニというイメージがあるので、これは驚き。でも似合っていて、新しい魅力を発見したと思う。柱によっかかって座っている姿も可愛かった。
まず最初のイベントは、夕食時の「FM SKi」というDJタイム。智子ちゃんの出番はなし。それから「SHOW TIME」がはじまる。何と、美雪ちゃんと一緒に「SKi Web Station」のTシャツを着て登場。部屋に戻って着替える関係者もいたらしぃ。私は、鍵の所有者がいる場所が分からず断念。実際には、「さくらうた」と「あの子どこの子」の2曲でしか着ていなかったけど。
今回は、そのメンバーが、普段歌わないような曲を歌うという趣向で進められる。智子ちゃんの次の出番は、「SKiを知ってるつもりクイズ」の正解発表。なみ子ちゃんと二人で進行。非常に難しいというか、もはや"勘"でしか答えようのないクイズである。「篠原智子がアイスの次に好きなのは冷やし中華である」正解は"No"。「甘栗」なんだそうな。食べる前にむくのが好きだそうで。なるほど、私も好きかもしれない(笑)。
本編終了後、「ジャンボ宝くじ」の当選発表。これは、例のマッチ箱に4桁の数字が書かれていて1個200円。1人10個限定。次のようなものが当たる。特等:希望メンバーと10分間デート(5人)、1等:(新しい三期生を除く)メンバー18人とツーショット撮影(2人)、2等:メンバー5人とツーショット撮影(5人)、3等:バスツアービデオ、4等:吉成コミック、5等:熟れない占い、以上。ここで、私は2等が当たってしまったのである。今回のツアーでは無条件のツーショット撮影はなかったので、実にラッキー。なぜか、2等以上はネットワーカーや有名人が多数を占めていたようだ(笑)。
アンコールになる。3曲目で「うたかたの夢」。普段歌わない曲でも何でもないのだが。好き嫌いはともかく、例のコールが宴会場に響きわたって、かなり盛り上がった。その後が一期生による「明日への勇気」で締められた(寿隊は別として)ことを考えると、相当いいポジションである。1年前にはまるで考えられなかった。ふと、妙な感慨にふけってしまう。そして、新・寿隊では自分にとって、もはや智子ちゃんがいた頃の面影を見出すことはなかった。時は確実に流れていく。
ゲーム大会。午後の部最初はジェスチャーゲーム。運よく、私のチームは智子ちゃんになる。「ラーメン」「富士山」「三つ編み」は割と早く分かったものの、「バスツアー」だけは最後までダメだった。しまいには、お互いこまってしまう。でも楽しい。三つ編みの実演を間近で見ることもできた。コンサートならぼーっと楽しんでいられるが、目の前でこれだけ緊張感のある時間を過ごせるとは、とても貴重な体験だったと思う。そして、何よりも自然体の智子ちゃんに接したことが素晴らしかった。
帰りのバスでは、「楽しいバスツアーの歌」の替え歌「バスツアーの歌 帰り編」を智子ちゃんが歌う。一応、作詞は智子ちゃんということになっているようだ(笑)。
ここで重要だったのは質問コーナー。私は「みーつーのように長く伸ばしたいとは思いませんか?」と聞いてみた。『前は長い時期もあったんだけど、親に短い方が大人っぽいよと言われる』一昨年、すなわち入った年を除けば、昨年の夏頃が一番長かったと思う。軽井沢とか。
他の人からは、「SKiを受けたのは、冗談半分?それとも、やってやろう!と言う気持ちで?」『軽い気持ちで友だちと一緒にいくつか受けた。他のは内緒。入った時は歌も嫌いだったけど、今では大好き。(同期の)二期生の中では、最初にやめるとみんなが思っていた。何百回と「やめます」と言った』
「初恋について」『小学校2年生頃、相手は同じクラスの男の子。同時期に引っ越してしまい、それから会っていない。最後に鉛筆をくれて、今でも取ってある。「かなわぬ恋」を歌うと思い出してしまう』 キュンとする(c)ような話である。『4/27の横浜で失敗したのが悔しい。その時はいろいろあって…』 事情は、恐らく誰もがきっと(c)同じことを察していると思う。
ツアーも終わりに近づき、「連想クイズ」の正解発表。3人が分担して答えを出していくのだが、「○○コ」は当然「トモコ」である(笑)。優勝者は同点3人。受付番号が順に言われる。2-7,2-8,2-9、なぜか連番(笑)。えっ!2-9は私だ!嬉しさの中、智子ちゃんと握手。「SKi Web Station」統一デザインの名刺も渡すことができた。
そんなわけで、いろいろな想い出が残ったバスツアー。ツーショットも握手も、本当に運がよかったとしか言い様がない。昨年の軽井沢ではデュエットできたし。この1年で、ずいぶんファンも増えたと思う。みんなに見守られて、よりいっそう輝くことを期待したい。