Graduation 2000 |
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SKiでは、例年2月公演は「卒業式」となっている。
今年も3名が卒業することが決まり、寂しい思いもありますが、彼女らの新たな門出を祝福の言葉をもって送り出してあげたいと思います。
[川野朋美さん]
撮影/竹ちゃん
私は高校時代に陸上部にいたのですが、自分の前を走る先輩の姿は、とても偉大なものに感じました。
そんな先輩の背中を目指し、それを追いかけて毎日グラウンドを走り続けているうちに、同じゴールを目指して走ったということが、何よりも確かな信頼に変わる。
十年以上たった今でも、高校時代の先輩や同級生たちは大切な仲間です。
私と同じように、朋ちゃんにとっての美香先輩、そして四期生・五期生の仲間は信頼できる存在だと思います。
卒業してそれぞれ別々の道を進むと、皆少しずつ変わってゆきますが、同じ目標を目指したことをお互いに忘れなければ、その信頼はそう簡単に壊れるものではありません。
それは人生において大切な宝物だから、大切にしてください。
[伊藤嘉代子さん]
その昔、『MbC』の座談会(『六連星倶楽部』98/8号収録)で、ファンの皆さんと「かこちゃんは、少し自分を守っている所がある」というような話をした。
しかし今のカコちゃんは、とても優しい眼差しをしている。後輩が出来てお姉さんになったからかな?
それはまるでモナリザの微笑み。一番エレガントな四期生だと思います。
自分自身で感じているように、カコちゃんはSKiの活動を通じて色々と成長したと思います。
これからも自分に自信を持ち、その美しさに磨きをかけて素敵な女性になってくださいね。
[小田さおりさん]
撮影/ブルーウェイブ
高校時代の陸上部の後輩に「モグラ」というあだ名の子がいて、何となく顔の雰囲気が似ていると思っていたら、やっぱりさおりちゃんも「モグラ」だった(笑)。
そんな訳で、自分の後輩か妹のように感じていたけれど、卒業となると、やはり寂しいなあ。
自分も高校時代に足をケガして、陸上部のくせに走れないという悔しい思いをしたので、後輩のさおりちゃんも体調不良でステージに立てないというのは、我が身を切られる思いがする。
しかし、自分は陸上をやってきたことが無駄だったと思ったことは一度もない。
確かに記録が残せなかったのは残念だが、手に入れた物はそれ以上なのだから。
だから、体が弱いからといって、君に同情するつもりはない。
P会報の言葉が本当で、SKiでの二年間が充実したものだったなら、それは決して無駄ではないのだから。
今年は受験で忙しいだろうけど、健康には気をつけてね。
さおりちゃん、愛しているよ。
【群馬県/知恵之輪士】
毎年、この時期になると落ち込みやすくなってしまう。
ファンさんならわかると思うが、卒業式シーズンになるとこの傾向が強くなる。
そんなことはどうでもいいとして、4期生として頑張ってくれた2人に感謝の気持ちを込めてメッセージを送りたい。
(川野朋美様)
4期生で登場した時の第一印象「あっ!かわいい娘が入ったな」である。
ファンさんからは「広末涼子に似てる」との声が多かったが、私はそんな風に思ってほしくなかった。
「川野朋美」としての魅力を、最大限に生かしてほしかったから…。
その思いが伝わったかどうかはわからないが、SKiメンバーとして最大限に魅力を発揮してくれた。
私はそれが嬉しくて嬉しくて、IJRキャンペーンなどがあれば行ける限りJR、阪急そしてFCイベント&IJRキャンペーン恒例の車(笑)で行った。
いろいろなコンサートやイベントなどで見る朋美ちゃんの元気なところは見習うべきものがあった。
「今こそ立ち上がれ」などの曲での朋美ちゃんもとても輝いていた。
他にもいろいろと思い出はあるが、これ以上のことは朋美ちゃん一推しのファンさんが書くべきであって、(朋美ちゃんには本当に申し訳ないが)同期の他のメンバー一推しの私が書くのは本当に心苦しいものがあるので、この辺にしておきます。
最後に、今までどうもありがとうございました。
出たがりの性格を生かして時にはOGとしてコンサートにFCイベントなどに登場して下さいね。
P・S 私の方が田舎者ですよ。実家にはコンビニもないし、駅からそーとー距離もあるし、
あと携帯の電波も届かないです。
自宅は?なんて聞かないでね。言ったら怒られそう(爆)
(伊藤嘉代子様)
撮影/竹ちゃん
第一印象「大丈夫かな・・・」だった。
今思えばそれも杞憂に終わったが、とうとうこの日がやってきた。
今までの思い出がぐるぐる回っているが、やっぱりちょっとボケたキャラクターが何とも印象的だった。未だに「ひとくい」(一昨年の「真夏の祭典」より)などの言葉がわからないけど(笑)。
それでもカコちゃんの頑張りは、カコちゃん一推しのファンさんほどではないけど、自分なりには理解したつもりです。
カコちゃんは自分自身で「頭が悪い」とか言っていたけど、そんなことはないです。SKiでの活動の頑張りは、頭が悪ければとてもできません。
それに、以前中井祐子ちゃんが言っていた「カコちゃんは辛い身の上話を聞くと「可哀想に・・・」と涙を流す」とのエピソードを聞いた時、感動してしまったのです。
これから卒業していく訳ですが、笑顔で見送りたいと思います。時には、朋美ちゃんと一緒にOGとしてコンサートやFCイベントなどに出てくれたらとても嬉しいです。
最後に、カコちゃんのことは一生忘れません。隅っこの隅っこなんてそんなことはできません。しっかりと覚えておきますよ。
それでは、また逢う日まで。
P.S 短大合格おめでとうございます。でもこれからがスタートなのです。
目標に向かって突っ走って下さい。
(お詫び)
本来ならばもっと時間をかけて感謝の気持ちを贈りたかったのですけど、個人的事情(仕事関係)により思ったより短文になってしまったことを深くお詫び申し上げます。
でも私の心の中では、感謝の気持ちでいっぱいな思いをご理解いただけたら幸いです。
【編集委員■竹ちゃん】
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< Time flies. (訳:「光陰矢の如し」 >
私は、他の多くのSKiファンの皆さんよりも、ファンとしてのキャリアは短いほうだと思っているが、それでも、今回の3人の卒業生は、彼女達がSKiに加入したときから見ている。彼女達のSKiでの成長を最初から見続けていたことになる訳だ。
撮影/ブルーウェイブ
その為、今回の卒業には特別な感慨がある。「時は、流れているんだな」と思わされる。
[小田さおりちゃん]
頭の良い子、だと思う。そして、それ故に誤解されやすいだろうな、とも思うのだ。
昨年の水上ツアーの「ハイキング」で、私の班にはさおりちゃんが来た。
歩いている最中のことだ。前を歩いていた班が歌を歌い始めた。そこで、我々の班も歌おうとさおりちゃんに提案した人がいた。
しかし、さおりちゃんは、
「キャラがかぶるから、イヤだ」
と却下したのだった。
こういうやり取りだと、普通は「なんなんだよー」と反感を買うだろう。その時は私も、そう思わなくもなかった。しかし、こうも考えたのだ。
他人と同じ事をしたって、他人の真似をしたって、面白くないよね、と。
“言い方”が上手くない、あるいは、良く知らない、のかも知れない。
しかし、さおりちゃんはまだ若いし、これからそういうコミニュケーションの機微を知っていくのだろう。
[伊藤嘉代子ちゃん]
SKiの世間的には三浦恵里子ちゃんの人気がすごいが、なぜか数少ない私の知り合いの中では嘉代子ちゃんファンの率が多い、気がする。
「ふんわり」とした、あの独特の雰囲気が良いのだろうなぁ、と想像出来る。
SKiメンバーの[研究発表]はほぼ全員すっとんきょうなものだけれど、嘉代子ちゃんの「土手の研究」というのも、なんというか“味”があって良かった。
ただ、彼女は、私の抱いていたイメージと違うところもあった。おとなしい娘かなぁ、と思っていたけれど、イベント等では結構お喋りをしてくれた。流暢というのではないけれど、一所懸命ファンに対して話してくれた。
最後だから、私が常々思っている疑問を書いておこうっと。
彼女の呼び名のことです。ファンの皆さんは彼女のことを「かこちゃん」と呼んでいた。彼女は自分のことを「かよ」って言っているのに。いや、どうでもいいことだろうけれど、単純に気になっていました(笑)。
[川野朋美ちゃん]
今回の卒業生の発表では、朋美ちゃんもそのうちのひとりだったことが一番驚いた。サブ・リーダーという役職(というのかな)を持っていても、卒業するときはするのだな、という事にびっくりしたのであった。
彼女に関しては、個人的には恨み(?)というか、しこりに残ることがある。まぁ、それは彼女が悪いのかどうか良く分からないし、今となってはほぼどうでもいいことである。私の心の中に置いておくだけ、この思いは墓場行きである。
しかし、実際にイベントなどで彼女を間近にみてしまうと、そのようなネガティヴな気持ちはすぐに消えてしまう(現金ですね)。
本当に“可愛い”娘、だと思う。
という、相反するような、変な、ねじれた印象を持っているのだ、彼女には。
ちょっと前だが、旧コミティ事務所で行われた公演での朋美ちゃんは、とても愛らしかった。初めて、彼女のことを魅力的だ、と感じた日だった。その時、知り合いの方もとても良い印象を持ったそうで、彼女のことを絶賛していた。
…書いていたら、あの公演での彼女の視線を思い出してしまった。
いつもいると思っていた人がいなくなるのは、とても寂しいものである。
けれど、本当は、このようなアイドルとファンという関係でなくても、普段の友達や知り合い、そして家族や恋人でも、突然会えなくなることはある。
(実は、昨年のこのKS3の卒業生特集号でも、ほぼ同じようなまとめ方の文章を、私は書いているであった−−バリエーション無くてスミマセン。)
人は、変わっていくものかも知れないし、そうそう変わらないものかも知れない。
今回卒業した3人と、また再会する時が来るのだろうか。
その時には、「今とは変わらずにいて欲しい」と思うし、また、「成長して、良い方向に変わっていて欲しい」とも思う。
【神奈川県/岡田 知巳】
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撮影/ブルーウェイブ(2枚とも) |
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