last update:2000/06/08

編集後記 from Editors



 ◇Skiにはいろいろな不思議があるけど、「テキヤのツーショット」もその一つだ。
 ポラを撮るのに好きなメンバーが選べず、ルーレットで当たったメンバーと撮るヤツだ。
 それでも多くのファンさんは参加している。これを不思議と言わずに何と言おうか。
 ◇今年は総選挙の年だ。基本政策が一致せずに迷走を続ける「自民・自由・公明」三党の連立政権をぶっつぶすチャンスがやってきた。というのは私の考えだけど。
 橋本美香ちゃんも、OGで選挙権のある皆さんも、候補者や政党の言うことを良く聞いて、ぜひ投票しましょう。「誰がやっても同じ」なんてことは決してない。例えば、携帯電話だって、自民党が選挙で負けて細川政権が成立した時に法改正をして実現したものなんだから。
【本間寛】



 ▼先日、《篠原智子LIVE》の前に時間があったので、小学生の頃住んでいた街を訪ねてみた。私が通っていた学校は名称が変わり、統廃合されたようなのでそれも確認するためだ。▼正門の前にたたずむ。そこには既に校名を表すものは見あたらない。建物は原形をとどめているが使用されていない。私の頃でも1学年に2クラスしかなかったが、地上げによる影響もあって子供の数が激減したようだ。前にNHKテレビで見たことがある。それも時代の流れと考えればやむを得ない。
 ▼一番驚いたのは、学校の前に巨大なビルが建ち、街並みがそっくり消えてしまったことだ。友人の家も市場も路地も、そこには存在しない。一方で、バブル期の地上げにも屈しなかった古い住宅もけっこう残っていた。無機的な駐車場との対比がむなしい。
 ▼通りを渡って、向こうの住宅街はあまり変わっていなかった。しかし、商店街に昔のような活気はなく、夕方6時だというのに人もあまり通っていない。それでも、よく行ったおもちゃ屋が昔の面影のまま営業していたのが救いだった。ここから橋を渡り、コミティまでは歩いて4,5分。自分にとっては「巨大な廃墟」と化してしまった街を思うと、しのさんの姿は現役の頃と何ら変わらない。
 ▼入稿直前になって、水野あおいちゃんの引退が発表された。3/20のライブが最後となる。また、声優の丹下桜さんもこの春をもって「アーティスト活動を終了」するという。こちらはあまりはっきりしていないが、いずれも時の流れを実感させられる。SKiの卒業生とともに、幸あらんことを願いたい。

 小川範子「桜桃記」(ひとひら)を聴きながら…
【ゆめのしずく】



☆1月14日、地元京都の信用金庫2行が債務超過により経営破綻してしまった。
 私個人はもちろんのこと、店もメインバンクとして預金をしたり、融資を受けたりしていたのでそれが事業譲渡されるとなるとなんだか悲しいものがある。これからどうなるだろう>私、店
☆同じ日にパソコンを購入した。何故購入したかと言うと、仕事で必要だからではなく、単純に「「えりりんスマイル」等の編集に必要だから」である。それだけのために約10万円(最近のパソコンは安くなったと実感)払った私はそう高く感じなかったのは何故だろう…。
(最近仕事で使う靴を半額以下で買ったのに高く感じてしまう私)
☆1月15日、「SKi恒例!ボーリング大会」に参加した。ひとまず「参加する事に意義がある」ということで京都から懲りずに車で行ったが、個人戦のスコアは思ったより良いスコアが出たが、チーム全体としては「最低チーム賞」なるありがたくない(?)ものまでいただいた。サイン色紙は嬉しかったが、SKi基金はちょっと悲しかった。
 でも、いい思い出が出来たのでメンバー、スタッフ、ファンさんに感謝したいと思う。
 ちなみに仮眠のつもりが午前2時半まで寝てしまい、東名高速に入ったのは午前4時半だったのはさすがに参った(^^;)
☆最後に、5月1日に一推しの三浦恵里子ちゃん(あっ!言っちゃった)のファーストソロアルバム「Very Happy」が発売(予定)です。
 皆さん、発売日にはお近くのIJR特約店で買いましょうね。
【竹ちゃん】



(前号の続き) 1月も終わりになって、ようやく仕事が見付かった。新しい職場は、滋賀県内の某“恋する部品製作所”。「工場勤めはもうやらない」と決めていたが、家から通える仕事が無いのでやむを得ない◆世界最小の電子部品を作っているから気を抜けないし、正社員は3交替8時間勤務のくせに、我々派遣社員は2交替の12時間勤務! 30過ぎの身体にはちと辛い◆おまけに工程上いちばん重要なポジション(工場で2人しかいない)にいるので、すぐに辞めるつもりが辞められなくなった。こんなつもりじゃ…。(泣)◆新幹線がたびたび徐行する名うての豪雪地帯。きょう(2月9日)みたいな大雪の日は早く寮を出なければいけないし、ただでさえ睡眠時間が短いから毎日が苦痛だ◆夜勤はさらに大変。鉄道員(ぽっぽや)時代は終電から始発までは寝られたけど、徹夜作業は眠気との格闘。仕事中に寝るわけにもいかんしなぁ…◆もうすぐは〜るですねぇ。某クロスワード誌の年間占い欄に「山羊座:2月中旬〜5月は数年に一度の大幸運期」と書いてあった。“借金完済”の日は近い!?◆それでは皆さん、渋谷公会堂でお会いしましょう!
【しろくま☆しゃしょう】



◎今回から編集委員となりました。今後は本隊よりも卒業生やHellowのレポが中心になると思いますが、よろしくお願いします。
◎1月のインフォメで「CSは欠陥だらけで、やっているのはAVとクズ番組だけだ」という悪口が載っていたが、CSというのは恩恵を受ける人とそうでない人とは大きな差があると思う。
 私のようにプロ野球やプロレスでCSの恩恵を受けている身としてはむしろ地上波の方がどうでもいい番組が多すぎる気がしてならない。もちろんいい番組もあるんだけど。この辺はBSやCATVも含めて「見たい番組をどこでやってるか」によって違ってくると思う。
 でもああいうくだらない悪口を載せるのはヤメにしてほしいね。笑われるだけだよ。もっと建設的なことをいってほしいね。
◎フジテレビでやっているCSチャンネルに「アイドル総研」という番組がある。
 その名の通り今のアイドルを研究する番組なのだが、この中で「アイドルチャンネルがほしい」という話があった。そのチャンネルの中にSKiやアルテミスなどの番組は入ってくるだろうか。「アイドルのチャンネル」である以上はほしいと思うのだが。でもやるとしたら男性と女性の2つは欲しいね。
◎1月にアメリカでゲーリー・オブライトとボビー・ダンカンJrという2人の現役プロレスラーが亡くなった。享年は36歳と34歳。自分の年齢に近いだけに人ごとではない。「あとどのぐらい生きられるか」を常に考えるようになった。
 これから行くイベントがいつ「最後のイベント」になるかわからないが、悔いを残すことにならないようにしたいと思う私である。
【ホーカー・テンペスト】



★1月の「ごあいさつ」で、川野朋美ちゃんは自分の一番のお気に入りの曲である「ずっと忘れない」を歌ってくれた。
 実に素晴らしかった。この曲に対して彼女の抱いている思い入れが、歌声からビンビンに伝わってきた。
 ことあるごとに何回も同じことを言って来たのであるが、私たちが、SKiの会場に足を運ぶのは、このような「舞台から伝わる感動」を感じたいからなのであり、決してティーンの女の子と遊びたい訳ではないのだ。
★このような基本的なことが、もはや分からないごく一部の「感性のアンテナが錆び付いた人間」((C)本田博子)が、ここ最近増長してきている。
 彼らの行動をここで批判するのはあえてよすが、二つだけ言っておく。
 「やる気がないなら会場に来るなよ」。
 「他のファンさんに、迷惑かけさせるなよな」。
★しかしそれ以上に問題なのは、そんな彼らの思考がSKiファンの総意だとPTAスタッフが勘違いしているきらいがあることなのだ。
 “マーフィーの法則”に「声の大きい者が発言権を得る」とあったが、冗談じゃない。ジョーダンじゃないぞ。
 KS3の読者(HP読者)には、四国や沖縄に住んでいる人もいる。イベントに参加出来なくても、ビデオやCDを買うことによりSKIを応援しているのです。イベントに参加している人だって、みんながみんな、メンバーにアピールしている訳ではないのだ。
 そう言った大半の「目立たないファンさんたち」によってどれだけSKiは支えられているのかを、スタッフサイドにはもっと考えて欲しいのです。
 (あーあ、また愚痴になっちまったよ)。
★お口直しに別の話題を。先日、編集委員の竹ちゃんら友人四人で、大阪・日本橋(関西の有名な電気店街)へパソコンを見に行ったついでに、オーディオを見に行った。何を隠そう私は、オーディオコンポは断然昔ながらのバラコン派なのである。
 そこでパイオニアのMDプレーヤー「MD-J5」をしょーどー買いしてしまう(^^;;;。竹ちゃんから「BWさん、お金持ち〜」と冷やかされた。
 しかしこれが大正解。こいつでSKiのディスクを聴くと、ヴォーカルがくっきりと際だち、各メンバーの声のオイシイ所が今までとは比べ物にならないくらい楽しめるようになったのだ。
 デジタルオーディオ技術の進歩の早さに改めて驚いた今日この頃である。(時代はすでに「MP3」になっていくことは知っているのですが…)。
【ブルーウェイブ】




こちら新宿3丁目 2000年春号{通巻30号}

 初版発行 ◇2000/02/27  インターネット版掲載◇2000/06/08 

 編集長・編集発行人◇ブルーウェイブ
 副編集長     ◇みのる
 論説委員     ◇本間寛/ゆめのしずく/竹ちゃん/
           ホーカー・テンペスト/しろくま☆しゃしょう

 表紙写真撮影/ブルーウェイブ(朋美・右,嘉代子,さおり),
        森山秀樹(朋美・左)


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