last update:2000/10/20

 編集後記 ☆ From Editors ☆ 


 ◇最近、プレゼントの手渡しが完全に禁止になってしまった。たった一人の心ないファンの為に、メンバーとファンとをつなぐ絆の一つが断ち切られてしまったことには怒りを感じる。
 SKiファンは“だめなひと”とかなんとかいっても、大半は善良なフツーの人だと思う。中には時々おかしなヤツもいるのだろうけど、そいつのおかげで全てのファンが“悪”とされてしまうことは納得できない。
 今回の問題の原因となったファンを罰すればそれで済むことだと思うのだけど、どんなもんでしょ。
(編集部註: この後、幾人かのファンさん達の訴えかけにより、プレゼントはメンバー本人が受け取りスタッフが中身を確かめてから渡す方法になったようです。このような無体な処置を撤回させるために奔走してくれた、良識あるファンさんたちに感謝します)
◇先日、Hellowのキャンペーンに合わせて甲府に行って来た。私は戦国大名の武田氏に興味があるので、山梨県は年に2〜3度行っているから、甲府は全然遠い場所とは思わなかった。この日も、キャンペーン前に武田氏ゆかりの寺や神社を巡ってきた。
 こうした史跡の他に、市郊外には巨岩の間を清流が流れる雄大な渓谷『昇仙峡』があるし、郷土料理としては、太いうどんをミソで煮込んだ『ほうとう』がある。橋本美香ちゃんは、この『ほうとう』を食べたことがあるらしい。
 せっかく地方に行くのだから、キャンペーンだけのために行くのではなく、その土地の名所・旧跡を訪ね、郷土料理を味わってみるのも良いのではないかと思う。
【本間寛】 



前号のこの欄でホーカー・テンペスト氏も書いているが、Informationの逆玉コーナーに載っている文章は相変わらず読んでいて気分が良くない。それが[逆玉]イベントの前口上のつもりなら、出演するメンバー、卒業生はもとより、佐々木忠平さんやPANTAさんにも失礼ではないだろうか。せめてFCイベントのタイトル程度のユーモアぐらい欲しいものだ。
▼携帯の「着メロ」もすっかりおなじみになった。私も入れているのだが、自分で音を取って譜面にしてから入力する。マイナー曲ならば当然(^^;。ピアノすら習ったことのない私は、この作業がけっこう苦労である。本当に、楽器ができればいいなと常々思う。
▼以前、ネットのオフ会でラヴェルの「ボレロ」を合奏したことがあり(もちろん編曲)、私もちょっとだけ演奏に参加した。これがとても楽しかったのだ。生楽器の音を出すこと、そして合わせることの面白さ、なかなか学校の音楽の授業では味わうことができない。
▼本当に楽器ができたら、オーボエを吹いてみたい。曲は、シューマンの「3つのロマンス」がいいかな。SKiの「わかるといいね」には、オーボエの兄弟であるイングリッシュ・ホルンが出てくる。弦楽器の美しさも含めて、こうした雰囲気がもっと見直されても良いのではないだろうか。
【ゆめのしずく】 



☆先日、仕事の書類など約5年分を廃棄処分するために京都市内の焼却場へ車で持っていき、下のベルトコンベアへ投げ捨てたのだが、ある紙袋に入ったものも捨てようとした時、隙間からどっかで見た可愛い娘が微笑んでいるのが見えた。
 そう、私はこともあろうに製本前の『えりりんスマイル』(第8号)を廃棄処分するところだったのである(^^;;;;
 いくら書類(紙袋に入れていた)と間違えかけたとはいえ、やっぱりヘコんだ。
☆5月14日、小渕恵三前首相が逝去。テレビでは、様々な問題が山積み(在任中)で激務だったとのことでストレスが原因のようなことを言っていたのを聞いて思ったのが「自分と一緒だ!」。
 かく言う私も多少は楽になったとはいえ、仕事自体がかなりの激務(ヒマな時は寝ててもいいぐらいヒマなんだけどね)なうえに神経を使うのでひょっとするとストレスが知らない間にたまっているかも知れない(苦笑)。やっぱりマジメ〜な性格だからね>自分。
【竹ちゃん】 



◎去る5月14日、日本で小渕前首相が亡くなったその日、フィリピンのマニラでも元レスラーが息を引きとった。
 全日本プロレスのエースとして活躍したジャンボ鶴田こと鶴田友美氏、享年49歳だった。
 鶴田さんは昨年亡くなったジャイアント馬場さんとともに全日本プロレスを支え、昨年春引退し第2の人生を送ろうとアメリカへ渡ったが、肝臓を悪くして帰国。その後肝臓移植のためオーストラリア、フィリピンにいったが、マニラでの肝臓移植手術が失敗して亡くなったという。
 また1人私の思い出に残るレスラーがいなくなってしまった。合掌。
◎最近ハマっているのはアメリカのメジャーリーグ・ベースボール(MLB)。CSの中継がなかなか見れないのが残念だが、月刊誌やスポーツニュースなどを見て情報をとっている。
 何しろ30球団、750人の選手を覚えるのは大変だが、いつかはアメリカまで行って試合をこの目で見たいものである。
◎プロレスラーになってよかった事のひとつに“いろいろな国や町へ行ける”というのがあるらしい。試合で行くごとにその国や町の空気に触れられるのだ。
 プロレスは日本やアメリカだけではない。ヨーロッパやメキシコ、南アフリカでも行われているのだ。選手でなくても試合を見に行くだけでもずいぶんと違う。
 同じように遠征に行けたのはアイドルのイベントだった。いろいろな電車に乗っていろいろなところに行く。イベントなかったら行かないようなところにも行った。あの頃を振り返るとホントに楽しかった。
 今年もHellowで甲府まで遠征した。次はどこへ行けるか密かに楽しみにしている。ただベトナムまでは行けないけど。
【ホーカー・テンペスト】 



★テレビ東京の長寿音楽番組『演歌の花道』が、この秋を持って打ち切られることがこのたび公表された。なんとももったいない。
 今の音楽番組は、口八丁の司会者とゲスト歌手とのトーク(それも取るに足らない内容)が番組の核で、肝心の“歌”は二の次にされてしまっている。アイドルと同じくらい歌謡曲・演歌が好きな私としては、このような“歌”だけをじっくりと聴かせてくれる番組が無くなってしまうのはとても寂しい。
 ただ一つ残る歌番組界の良心『ミュージック・フェア』には、孤軍奮闘して頑張って欲しいものだ。
★風薫る(C)五月。空は青く澄み渡り、心地よいそよ風が吹く季節。こんな休日には、愛車・彩ちゃん号に乗って、温泉巡りでもしてみたい。
 福井・越前温泉の『露天風呂・漁火』はその名の通り越前海岸の際に面した、日本海に沈む夕日と、沖合にゆらめく漁火を見ながら湯に浸かる野趣満点の露天風呂。これが料金たったの400円で楽しめる。
 湯に浸かったのち、暮れなずむ海岸線を右手に『渚に消えた初恋』なんか聴きながら走ると、実にこれがいいんですなぁ。
 後、奈良・和歌山に点在する十津川温泉郷をはじめとした小さな公衆浴場も捨てがたい・・・。なんて思いつつ、今日もKS3とMbC編集の為にパソコンを叩き続ける私であった。
★今号は記事が満載。キツキツのレイアウトになってしもーた。読みにくい点と価格が上がりましたこと、ご容赦くださいmUUm。
【ブルーウェイブ】 




こちら新宿3丁目 2000年夏号{通巻31号}

 初版発行 2000/07/08  インターネット掲載 2000/10/15 

 編集長・編集発行人◇ブルーウェイブ
 副編集長     ◇竹ちゃん
 論説委員     ◇本間寛/ゆめのしずく/ホーカー・テンペスト
 編集顧問     ◇しろくま☆しゃしょう

 表紙写真撮影/ゆめのしずく


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