◇FCイベント・レポート◇
49/89ツアー
at 山中湖・東照館 2000/ 7/ 8(SAT) 〜 7/ 9(SUN)__
◎7月8日
Part 5
台風 3号の接近で行きがどうなるか心配したが、JR東海道線は本数を減らしたものの、運転するので一安心。
品川−国府津−御殿場と乗り継ぎ、御殿場駅でブルーウェイブ(以下BWと略す)・竹ちゃん両氏の乗る車に同乗して平野の東照館へ向かう。
だがその最中の電話連絡で、ゆーこちゃんが欠席との報告が…愕然とした。ゆーこちゃんは肝心なところで期待を裏切ってくれるものだ…(泣)。
この原稿を書いている現在も長期欠場中。はたして復帰できるのだろうか。
会場に着き受付を済ますとすでにできている列に並ぶ。希望メンバーとのサイン会の列だったのだ。私は当然美香ちゃんのところへ。今回はゆーこ・彩乃ちゃんがいないから美香ちゃん一人に集中できる。おかげで気は楽にはなった。
このサイン会、ファンが考えて書いた言葉どおりにメンバーがメッセージを書くのだが、これがいいかどうかは疑問。
でも美香ちゃんと少しはお話できるので、それで相殺できたと思う。
部屋は 207号室。BW編集長・竹ちゃん副編集長・本間編集委員と読者の新聞屋さん、森山さんが同室。夕食までは隣部屋(206号室)のゆめのしずく氏も加わってのトークとなる。とても疲れててお風呂に入るヒマもなかった。
夕食は牛肉・天ぷら・刺身などでとにかく種類が多い。でも一番おいしかったのはたまご汁だったりする(笑)。
次は『SHOWTIME』。この日のメンバーは11人。ゲームコーナーで目立ったのは一番小さい古賀美雪ちゃんだった。
年上のメンバーに対抗する姿はかつての小田さおりちゃんを思わせる。
対戦コーナーは、司会のストップが早すぎて物足りなかった。もっと言い合ってもよかったと思う。ゲストのPANTAさんのライブもあった。
歌のコーナーでは美香ちゃんが『シャララ』『恋のインビテーション』を歌い、まずは満足。
意外によかったのは梢ちゃんが歌った『うたかたの夢』。とにかく声援がかつての篠原智子ちゃんが歌った頃に戻ってきたことがうれしい。
梢ちゃんは「応援したくなる女の子」なのだろうな。
最後の『NO MAKE』『歌って歌って 踊って踊って』は初めて聞いた(コンサートに行ってないから)けど、あまりいいとは思えなかった。
夜食はおにぎり。文香ちゃんからしゃけをもらう。おいしい。その後美香ちゃんが営業(笑)にきたので「ゆかり」をもらう。やっぱりおいしかった。
その後は各部屋で話をしながら時を過ごす。これもツアーの楽しみのひとつだ。
◎7月9日
ふとんにははいったものの、結局一睡もできないまま朝を迎えた。
最初は湖畔まで散歩。私と本間氏は美香・麻里ちゃんの班に。でもみんな美香ちゃんに集中する。少しでも美香ちゃんのそばにいたい、美香ちゃんとお話したい、という人がとにかく多かった。
美香ちゃんは、私も含めたそんな人たちと話しながらも、麻里ちゃんを気遣っていたようだ。
湖畔ではツーショットポラが行われた。私は美香ちゃんで2枚撮る。でも出来はいまふたつだった。
さて大広間でのお話会。ほのかな期待と裏腹に結局メンバーは抽選となり、ファンからはブーイング。これがせめてもの抵抗だった。私のところには槙子・真子ちゃん組がきた。左となりには美香・文香ちゃん組がいる。こういう抽選のときは美香ちゃんが遠い…(泣)。
そして湖畔での撮影会。前半は文香ちゃんを中心に撮るが、集中力がなかったせいもあって、撮影時間の半分で切り上げた。やっぱり推しがいないのはつらい。文香ちゃんは決して悪くなかったのだけど。
撮影/ゆめのしずく_
後半はもう美香ちゃんだけに集中して撮る。他のメンバーには申し訳ないし、私の心の中ではSKiではやってはいけない事だと思っていた。4年前の日比谷で智子ちゃんだけを撮ったために他のメンバー、特にみーつー(松本美雪)を犠牲にしてしまったことが頭の中をよぎった。でも美香ちゃんしか撮らなかった。もう美香ちゃんしかいなかった。こんな気持ちになったのは初めてだった。最後の2分間は異常だった。こんな経験はもうないだろう。
このあとテニス・バレーボール大会と続くのだが、私はその日に模型のフリーマーケットがあったので早退した。
もっともすでに心も体もボロボロだったから、たとえやれたとしても満足にはできなかったに違いない。
新宿行きの中央高速バスに乗ったが、最後の甲州街道がひどく混んでいて、結局30分遅れで着いた。そのあとのフリーマーケットにいられた時間は20分だった。
今回は今までのツアーとは状況が違っていた。失ったものがあまりに多かった。
この週にはグラビアアイドルのイベントが多かった。その中にはもう逢えないだろうと思われる子もいた。それをあえて蹴って今回のツアーに参加した。その意義はあったと信じたい。
梢ちゃんはかわいかった。真子ちゃんや舞香ちゃん、槙子ちゃんとも話をした。
文香ちゃんはきれいになった。恵里子ちゃんもよかった。でも私の心の中には美香ちゃんしかいない。これはもうどうしょうもない。
私は心の中で思った。「もう美香ちゃんしかいない」と。
【編集委員■ホーカー・テンペスト】
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