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[特集] 七期生・個人れびゅ〜
ブレイクスルー(打破)を期待して 河野伶奈
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撮影/ブルーウェイブ_
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6月公演で河野怜奈がアンコールの場面でソロとして登場したとき、これまで数々の名場面を見てきたであろうファンたちもさすがに驚きを隠すことが出来なかったようだ。
通常、アンコール時にソロを取るのはフロント・メンバーだ。入って間もない新人がソロを取ることは今までの慣例を見れば前代未聞のことである。これは破格と言える扱いでありPTAスタッフがいかに河野伶奈の能力を買っているかという証明であろう。
この日彼女が歌った曲は『初恋にサヨウナラ』。初代ヴォーカル・井上裕紀子から幾人ものメンバーたちによって連綿と歌い継がれてきたこの曲を、河野伶奈は今まで歌ってきたものとはまるで違った解釈で歌った。
かつて彼女が他の舞台で経験してきたことを、そのままてらいなくこの楽曲の世界にあてはめて歌い上げたのだ。
そしてそれは見事に成功し、全く新しい『河野伶奈版・初恋にサヨウナラ』を作り上げた・・・。
河野伶奈が外部から持ちこんで来た経験と、SKiが持ち得る伝統とがぶつかり融合し合うことにより、これまで私たちSKiファンが見ることの無かった魅力が次々に生まれてくるとすれば、それは強い閉塞感にとらわれているSKiの現状を打破する大きな力となってくれるであろうと思う。
そう言った意味で私は、河野伶奈に対して非常に大きな期待を寄せているのである。
【編集長■ブルーウェイブ】
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