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「The DOORS」 ってナニ?
Part 2
前号に引き続いて、〔The DOORS〕でSKiのコンサートを行うことについて考えてみたい。
前号にもあった通り、DOORSはステージも客席も狭過ぎるし、「大人が楽しめるライブバー」というコンセプトがSKiには全くそぐわないことから、ここでコンサートを行う必然性は皆無といっていい。
しかも、〔こまばエミナース〕からDOORSにホ−ムを移すとなると、会場のキャパシティからみて前向きな姿勢は全く感じられず、むしろ「後退」のイメージが強い。にもかかわらず、なぜDOORSを会場にするのか。
DOORSは、どう考えてもSKiのために造られたライブハウスではない。むしろ、〔チャーミー〕〔ももなし〕といった連中の方がコンセプトに近いだろう。ただ、この連中ではまだ稼げないので、SKiで稼いだ金をそっちにまわしたいのだろう。そのためには、エミナースに払う金も節約したいのだ。
となると、「せっかくDOORSがあるんだから、ついでにSKiもあそこでやっちゃえ」と考えるのは自然の流れだ。つまり、DOORSの運営経費捻出のためにSKi及びファンを犠牲にしたわけで、これは言語道断としか言い様のない暴挙だと思う。
このままでは、SKiのコンサートの観客数は、減少の一途をたどるだろう。現に、私の知人でも「会場がDOORSならコンサートには行かない」と言っている人が何人かいるが、まともな神経を持っている人なら、そう考えるのは当然だ。私も、あの最悪の環境で長時間カンヅメにされるコンサートなら、金を払って見る価値はないと思う。
それ以前に、DOORSは、FC席でハズレを出すほど客席が少ないのだから、物理的に客は減少せざるを得ない。そうなると、当然のことながらSKiのファン数も今よりさらに減少するだろう。
しかし、こうなることは当然予測できたはずだ。なぜなら、かつて〔横浜アリーナサウンドホール〕が、会場の狭さやオールフラットの座席のためにファンの大不評を買い、インフォメーションにお詫び文まで掲載せざるを得なくなった前例があるからだ。にもかかわらず、さらに環境が悪いDOORSをあえて会場にしたのだから、「来たい奴だけ来い。イヤな奴は来るな」ということなのだろう。その分「上得意様」からたくさん金を巻き上げればいいのだ。最近のコンサートチケットの「S席」などは、そういう姿勢が露骨に見えている。
以上、ここに書いたことはあくまでも私の推測だが、前後の状況から見て、全く的外れではないように思う。しかし、PTAコミティ及びIJRが、私のような人間が思いもつかない素晴らしい考えを持っているのなら、以下の点についてSKiファンに納得のいく説明をしてほしい。
1.「大人が楽しめるライブバー」の〔The DOORS〕と、中・高生主体のアイドルグループ〔制服向上委員会〕のコンセプトはどこで一致するのか。
2.こまばエミナースの約4分の1しかないステージで、十数人のメンバーが歌い踊るのに十分なスペースだと考えているのか。
3.200人近い客が入るコンサートもあるのに、客席が120で足りるのか。
(「オールスタンディングなら200人以上入る」とか「抽選にするのでご了承を」なんていうふざけた答えではダメだ)。
4.SKiのコンサートをDOORSで行うメリットは、経費節減以外に何があるのか。
エミナースよりも優れている点はどこか。また、それはファンにどういうメリットをもたらすのか。
最後に付け加えておきたいが、IJRは、本家〔The DOORS〕の元メンバーやファンに、今のDOORSを見せる自信があるのだろうか。彼らにSKiのコンサートを見せて、「これが〔The DOORS〕の名前を付けたライブハウスです」と胸を張って言えるのなら大変に立派なことだが(笑)。
[編集委員■本間寛]
★ぐっでいず★ あったら恐い! こんなSKiの曲
1.明日もチンして (原曲:明日を信じて)
料理が苦手で、今日もチン、明日もチンと、毎日電子レンジに頼った食生活をしている人のことを歌った曲。
メンバーのみんなも将来こうならないようにね。
2.あなたに喪中 (原曲:あなたに夢中)
一推しメンバーが卒業したため、「喪中」と称して落ち込んでいるファンのことを歌った曲。
でも、喪が明けるのは意外に早かったりする。いったい誰のことだろう(笑)。
3.ウェディング減る (原曲:ウェディングベル)
近年の少子高齢化により、結婚式が減って困っているこまばエミナースの現状を歌った曲。
これで常連のSKiが「The DOORS」なんかに行ってしまったらなおさら困ってしまう。
4.すきやき大好き (原曲:好き好き大好き)
ダイエットのことを考えると食べるのをためらってしまう。でもやっぱり食べたいという、揺れ動く乙女心を歌った曲。
メンバーの○○ちゃんなんかもそうじゃないのかな?
5.那須に向かって! (原曲:明日に向かって)
来年のFCツァーはどこになるのだろう。水上や山中湖はもう飽きたし。そうだ!那須(栃木県)があるじゃないか。あそこなら避暑地としても最適だし。
[編集委員■本間寛]
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