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■ 第一特集 ■

◇ イベント・レポート ◇

 サマーがっ祝・福 SKiの夏期合宿!

2001/ 7/14(SAT)-15(SUN)  at 山中湖畔・東照館(山梨県山中湖村)

Report PART.1_
 昨年、本誌編集委員・ゆめのしずく氏が「49/89ツアー」のレポで「まさか、過去のツアーと同じところに行くことになろうとは…」と書いていたけど、今年はそれ以上の“まさか”だ。2年連続、通算3度目の山中湖畔「東照館」でやるんだから…。
ラーメン  それにしても、山中湖は交通の便が悪いところだ。東京からだと高速バスを使わざるを得ないが、いつも渋滞して遅れる。今回も新宿発7時40分・平野着9時40分のバスに乗ったら、着いたのは11時だったので「昼食は郷土料理でも食べよう」と思って店を探す。対岸の山中湖村役場周辺にはたくさんあった飲食店も、平野周辺にはコンビニとラーメン屋ぐらいしかなかった。観光地まで来てコンビニでは味気ないので札幌ラーメンの店に入って味噌ラーメンを食べることにするが、「山中湖で札幌ラーメン」というのもやはり風情に欠ける(苦笑)。意外とおいしかったのがせめてもの救いか…。
 受付開始の13時に東照館に行き、11時頃に着いてたらしい本誌スタッフの面々と合流する。入口では高橋里奈ちゃんと森野加奈ちゃんによるウーロン茶のドリンクサービスがあったが、編集顧問のしゃしょう氏はここぞとばかりに自分を売り込んでいた。彼は一体何杯飲んだのだろうか?(笑)

 最初が【心体測定】とかで、河野伶奈ちゃんとのジャンケン・片平妃奈子ちゃんとのしりとりはいずれも私の勝ち。小林万里菜ちゃんのところで、悩み事・メンバーへの質問・リクエストなどを尋ねられた。私は万里菜ちゃんの顔を見て即座に『うさぎさんの恋物語』をリクエスト。そう、彼女は6月公演でこの曲を歌ったのだ。続いて星川りりかちゃんによる視力検査なんだけど、これがよく分からない。特にメンバーの写真を指して「これは誰か?」と聞かれたが写真が小さすぎて顔が判別できず、実際の半分にも満たない「視力0.5」と判定されてしまった。そこから体育館へ移動して、バスケットのシュートをやらされた。橋本美香ちゃんと遠藤舞香ちゃんのお姉さん{not おばさん(^^;;}コンビが見守る中ボールを投げたが、ハズレに終わった。しかし、この心体測定ってどういう意味があったんだろう。いろんなメンバーと一通り接することができたという点では良かったけど…。
 15時からは体育館で【トークタイム】。これは到着順に各メンバーに振り分けられる形で、事実上の抽選だ。私が行った時は美香ちゃんだった。実は美香ちゃんに当たったことは過去2度しかなく、ここ3年以上は一度もなかった。私がメンバー抽選に大きな不満を持っている理由もそこにある。抽選では絶対に当たらないものと思っていただけに、うれしいというより何か意外な感じがしてしまった。去年もそうだったけど美香ちゃんは前日から現地に来ていたらしく、富士山の5合目まで行ってきたとか。服装は大きなイチゴの絵が入った黒のシャツにGパンで、彼女にしては珍しいラフな感じがかえって新鮮だった。最近はGパンに凝っているそうだが、彼女のすらりとした脚線にはピッタリだと思う。
 一度メンバーチェンジがあって、黄色で統一された夏っぽい服装が印象的な妃奈子ちゃんが来る。まだ中1でFCイベント初参加ということもあり、さすがにまだ会話が弾まなかったがステージでの弾けぶりなどからして本当は元気な子なんだと思う。

橋本美香
撮影/ブルーウェイブ__

 16時からは旅館の玄関前で【撮影会】。まず目についたのはアーミールックの小田亜摘ちゃんだった(富士山麓の自衛隊演習場近くで買ってきたらしい)。他では、赤と黒のコントラストが妙に似合う西堀真子ちゃんと、白っぽい清楚な上着に青のラフなGパンが対照的な吉田 梢ちゃんが印象に残った。
 17時の【テキヤのツーショット・ポラ】はいつも通りパスして、ブルーウェイブ編集長と風呂に行く。浴場は他に誰もおらず、「テキヤの時間を狙えば風呂はすいている」という私の読みは当たった。昼間の汗を洗い流し、さっぱりした気分になる。
 夕食は18時から。昨年までは受付番号で席を決められたため周りに知り合いがいなくてつまらなかったが、今年は自由席だったので編集部員の面々と食事ができて本当によかった。メンバーのお茶サービスがあったのもポイントが高かった。

 19時からは【ショータイム】。昨年もあった「ダウトを探せ!」コーナーは、メンバーのトークのウソを当てるというもの。正解すればメンバーと握手、はずれなら「顔にスミ」なんだが、昨年は当たりならポラ撮影だったはずで何か釈然としない。それでも副編集長の竹ちゃん[竹ちゃん]は大活躍で、2問とも正解して二人と握手していた。握手の時、彼1推しの真子ちゃんが鋭い視線を浴びせかけてたように見えたのは私だけだろうか(笑)。
 続いて四字熟語の穴埋めコーナー。コンサートでもよくやっているけど、メンバーが最も苦手とするものだ。ここではやはり、美香ちゃん・梢ちゃんらのお姉さん勢が活躍した。現代国語が得意科目という梢ちゃんの正解率は高かったが、逆に珍答続出だったのは…。あ、書かない方がいいか(笑)。他にも悩み相談コーナーや質問コーナーがあり、最後はリクエストコーナーで計7曲歌ってくれた。
 りりかちゃんが歌う『モーニングコール』は、私が最近とても気に入っている曲なので、とてもうれしかった。万里菜ちゃんは『恋のインビテーション』だったが、私としては『うさぎさんの恋物語』を歌ってほしかった。最後は『エメラルドの伝説』。宴会場の狭いステージで「エメ伝」はちょっときつそうだったけど、私が好きな曲だし、ゆずぽん氏と一緒に盛り上がることができたので満足だった。

 21時からは【天体観測&花火】で、希望メンバーと散歩をしながら湖畔に向かう。私はAチーム[橋本美香,小林万里菜,片平妃奈子]について行き、美香ちゃんと話しながら歩いた。去年もそうだったけど、美香ちゃんは後輩メンバーが自分から離れないようによく声をかけていた。この辺はいかにもリーダーらしい心遣いだ。この日は残念なことに、星が全く見えなかった。もともと夏は空気が濁っているので天体観測には向かない上、雲が多かったことも災いした。火星が地球に接近しているので、その赤い星の光が肉眼でもハッキリ見えるはずなのだが…。さそり座の主星「アンタレス」も赤い星として有名で、天文ファンの間では「赤い星のツーショット」が今話題になっているらしい。
眠る子供たち  湖畔で花火(c)をやったのだが、美香ちゃんもファンさんも久しぶりだったようでみんな童心に帰ったように花火に興じていた。それにしても花火の明かりに照らし出された美香ちゃんの横顔は、思わずため息が出てしまうほど美しかった。
 旅館に戻った後、酒屋へ買い出しに行き部屋で酒盛り。それと、恒例となったファンさん主催の「イントロ当てクイズ」にも少し参加したのだが、並み居る強豪の前で私など全く歯が立たなかった。そんなこんなで、床に着いたのは夜中の2時近かった。


 2日目は7時40分の【お散歩】からスタート。私は昨日と同じAチーム。美香ちゃんと一緒に湖畔へ歩きながら話していると、6月に発売されたシングルの話題になった。

  私 「シングルのジャケットの絵、美香ちゃんに全然似てないね」
  美香「あ、ウチの家族もそう言ってましたよ」
  私 「そうだよね。だって、本人の方がずっときれいだもん」
  美香「家族の意見は逆でしたよ。本人よりもずっときれいだ、うまく書けてるねって」
  私 「それは家族だからそう言うんだよ」
  美香「そういうものですか?」

 美香ちゃんとの会話は相変わらずスムーズだ。こういう反応のよさがたまらないので、どうしても彼女のところに行きたくなってしまう。
 やがて湖畔に到着し【ツーショット・ポラ】となった。恒例により本誌読者K氏と撮影者数をカウントする。昨年は美香ちゃんが、三浦恵里子ちゃんとの壮絶なデッドヒートの末1位になった。今年美香ちゃんのライバルになったのは真子ちゃんだが、昨年同様美香ちゃんがV2を達成するものの票差はわずかに2票。竹ちゃんは真子と3回撮っていたようだが、彼がもう少し頑張れば(笑)真子ちゃんが勝っていたのに…。3位の舞香ちゃん、4位に入ったりりかちゃんは大健闘といっていいだろう。今回ラッキーだったのは、帰りもメンバーと一緒だったことで、美香ちゃんとの会話を心ゆくまで楽しんだ。なんでも最近視力が落ちたらしいので、その辺のところを聞いてみた。

  私 「視力いくつぐらいになったの?」
  美香「今は0.2か0.3ぐらいですね」
  私 「前はもっとよかったんじゃないの?」
  美香「中学のころは1.5ぐらいあったんですけど、どんどん落ちてるんですよ」
  私 「メガネはかけることあるの?」
  美香「作ったんですけど、その後また視力が落ちちゃったんですよ」

 美香ちゃんはこちらに目を向けながら話してくれたが、彼女のチャームポイントの大きくてきれいな目を見ていると、視力が悪いなんてちょっと信じられない気がした。

 8時40分から宿で朝食。やはりメンバーのお茶サービスがあった。
 朝食後は宴会場で【お話し会】。私は昨日の疲れが残っていたし「どうせメンバーは抽選だろうから」今回はパスしてロビーで一眠りしようと思っていた。しかし「好きなメンバーのところに行っていいんだって!」とブルーウェイブ編集長が教えてくれたので、慌てて宴会場へ戻った。今回は今までみたく「なんでもかんでも、メンバー抽選」ではなく、ファンの意思を尊重したケースが多くて良いと思う。

遠藤舞香
撮影/ブルーウェイブ_

 10時からは【撮影会】。例によってメンバーは前半・後半に半分ずつ分かれ、ファンも3組に分かれた。困ったことに私の場合、前半に推し順の高いメンバーが固まってしまった。いろんなメンバーのところに行きたかったのだが、やはり持ち時間の大半は美香ちゃんの前にいた。美香ちゃんは上着が赤、スカートは白地に花柄模様で、昨年好評だった白い帽子を今年もかぶっていた。笑顔のかわいさはいつまでたっても変わらない。
 後半は舞香ちゃんのところに行って、最近P会報で「(怒)」の文字を連発している心境について聞いてみようと思ったが、みんな熱心に撮影しているのであまり聞けなかった。この件については、機会を改めてもう一度聞いてみたい。後半のメンバーで一番目立っていたのは石澤彩乃ちゃんで、ここはさながら撮影会というより「お話し会」のようだった。彼女の声は湖畔いっぱいに響き渡り、持ち前のリアクションのよさを存分に発揮していた。
 12時からは昼食だったが、カレーなのでパス。ここのカレーは昨年食べてみてとにかくまずかったし、食後に胃がもたれてしまったからどうしても食べる気がしなかった。後で亜摘ちゃんに「昼食のカレーはどうだった?」と聞いたら、彼女も「辛いだけでおいしくなかった」と言っていた。そんなわけで私の昼食は、コンビニで買ったサンドイッチ・冷し麺・ペットボトルの「MIU(海洋深層水)」だった。午前中暑い所に長時間いたせいか、こんなものでもとてもおいしく感じた。後で、昼食時もメンバーの水サービスがあったと聞いて少し後悔したが、胃もたれ防止のためには仕方あるまい。

 午後はテニス・卓球・不参加に分かれての【スポーツタイム】で、私はテニスを選んだ。今回はメンバーがコートに割り当てられ、メンバーチェンジの度に1つずつ隣にずれていった。最初が梢ちゃん。そういえば昨年もテニスの時は彼女が来たっけ。梢ちゃんはしばらくテニスをやっていたが、途中から見学にまわったのでいろいろ話してみた。今は試験休み中で終業式だけやってまた夏休みに入るとか。休みが長くてうらやしまい限りだ。ちなみに私の会社には「夏休み」なんてものはない(苦笑)。
 続いて来たのが亜摘ちゃん。もうすぐ改名するらしいからこの号が出る頃には新しい名前になっているだろう(編集部注:この後「水本あつみ」に改名した)。でも、せっかく「あつみちゃん」で慣れてきたし、最近は「ごっつ(石澤彩乃)」に対抗して「あっつ」という呼び方もあるようなので、少なくとも下の名前は変えてほしくない。新しい名前を聞き出そうとしたら「キャサリン」とか何とか外人の名前を言っていた。こういう反応もいいし、何といっても元気がいい子なのでFCイベントで一緒になると本当に楽しいメンバーだ。
 3人目は真子ちゃん。彼女はテニス前の準備体操で足をつってしまい、ふくらはぎに湿布を貼っていた。テニス中には右手首を痛め、途中からサウスポーになった上、右手の親指も切ってしまったようでばんそうこうまで貼っていた。これぞ「傷だらけの青春(笑)」。(笑っちゃいかんか…)
 最後が伶奈ちゃんと加奈ちゃんのコンビ。二人ともお疲れのようで、テニスは少しだけで後はベンチに座っていた。伶奈ちゃんは新人だが高校生ということもあって大人っぽく見えた。加奈ちゃんのアーミールックは前の日に亜摘ちゃんが着ていたものを借りたらしく、サイズは少し大きかったようだ。二人は3つ年の差があるが、会話を聞いているとそういう感じは全然しなかった。こういうところがSKiらしい。

 テニス終了後は【握手会】。最近はスタッフにせかされることが多いのだが、今回はそういうこともなくじっくりと握手ができた。何人かは明らかに日焼けしていて、斎木春香ちゃんに「焼けたんじゃない?」って聞いたら、「その言葉は私には禁句なんです」と言われてしまった。でも冷房の効いた部屋に閉じこもるよりも、外で汗を流した方がかえって気持ちがいいものだ。日焼けサロンはまずいけど、自然に焼けるんだったら悪いことではないと思う。
 今回の夏期合宿は、今までに比べて好きなメンバーのところに行ける機会が多くなり、食事の席も自由になるなど、私が過去に本誌で指摘したような問題点が改善されたのがよかったと思う。ただ東照館はもう3回目なので、次回は別な所にしてほしい。何度も言うがここは交通の便が悪く、行きも帰りも渋滞に巻き込まれてエラい思いをした。できれば一昨年の水上温泉「藤屋」みたいに、電車で行ける所がいいんだけどね。
 場所の問題を除けば、全体的にはかなり(not かなりな)満足のいく内容だったツアーと思う。

[編集委員■本間 寛]



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