last update:1998/08/12
四期生イレコミレビュー

 PART 1  三浦恵里子について思うこと
BY 竹ちゃん (京都府)

 四期生がステージに立ってから1年が過ぎたが、四期生のどのメンバーが好きかは、人それぞれだと思う。中には、全員大好きなファンさんもいれば、好きなメンバーのいないファンさんもいることでしょう。
 私の場合は、一推しが三期生にもかかわらず、四期生は全員大好きなのだが(メンバーは全員大好きなのだが、なにぶん四期生ミニコミなので…)、「誰が一番大好きか?」と聞かれれば“三浦恵里子”と答えるだろう。

 昨年11月に届いたP会報(Vol.25)で初めて彼女を知ったわけだが、最初の印象は「大丈夫かなぁ」といったところだった。なぜなら、先に入会した四期生が次々と辞めていったので、そのイメージが頭にこびりついていたからである。推す前に(あるいは一回も見ることもなく)辞めてしまっては、その分ショックも大きくなるだろう。
 初めて見たのは、昨年12月の《SKi冬の陣》公演であるが{10月の《アコースティック・ライブ》で初登場したようだが、私が見た回(25日・昼)では出ていなかった}、黒子で登場したえりりんの姿には何か期待できるような感じがした。ただ何となく「この娘はいけるだろう」と思ったぐらいで、もちろん確証など何もない。しかし、そう思ったのはまぎれもない事実である。
 ところが、年も変わり1月の「新・ごあいさつ'98」(SKi-A+α)の時、まさかその期待していたメンバーが登場するとは、私自身夢にも思っていなかった(“+α”とは三期生あたりだと思っていた)ので驚いてしまった。
 私を驚かせたのは、これだけではなかった。撮影タイムの時、新人とは思えないほどの表情であらゆるポーズを作っていたから、これまた驚きである。
 握手会の時、あることでボーっとしていた私に「ど〜したんですか?」と声を掛けられた時には、やはり驚きを隠すことができなかったと同時に、すごく感激したのを今でも忘れない。
 今思えば、それだけ私が落ち込んでいたように見えたのかもしれない…。私の場合、えりりんの可愛い笑顔とファンさんへの心遣いの良さに元気づけられて四期生一推しになったわけだが、「これだけで終わる娘ではない!」と自分自身そのように確信した。
 2月の「卒業式」でも、しっかりとしたステージでなかなかのものだった。まだまだ出番が少なかったのは否めないところであるが、時々登場するえりりんは、見ている私が楽しくなるくらい気持ち良いものだった。とても失敗ばかりしていたとは思えないほどである。
 3月・4月とステージを見ても、「素晴らしい!」の一言に尽きるぐらい堂々とした歌や踊りを見せてくれた時には、自分の事のようにすごくうれしかった。
 4月には気持ちが抑えきれず、ついにはファンレターまで出してしまったのである。

 先日のコンサート(日比谷野音)で、吉成圭子さんの『笑顔が好きだから』をソロで歌っているのを見た時には、昨年からの思いがよぎって、すごくうれしかった。
 私は「近いうちに成長した姿を、私たちファンに見せてくれる」と信じ続けてきた甲斐があったと思っている。私自身、コンサートは静かに見る方だが、「恵里子コール」を発するファンさんの気持ちは、ものすごく分かる。
 えりりんには、これからも人気に甘んじることなく、どんどん頑張ってほしいと心から願っている。
三浦恵里子

Eriko Miura
撮影:山野麦文


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