last update:1998/08/12
That's Dane 〜山野・BWの使えない雑談〜
山野麦文(以下「麦」):いやぁ〜、目の前には洞元湖。向こうに見えるは谷川岳。水上温泉郷最奥の出湯地である、清涼たる大自然に包まれた湯の小屋温泉郷にいると、まるで心が洗われるような気持ちになってくるのぉ、ブルーウェイブ君。 | |
ブルーウェイブ(以下「BW」):………。 | |
麦: | キ、キミは感性のアンテナがサビついているのかっ! この大自然を見て、なにも感じないのかねっ! |
BW: | 今、この原稿を[四人一組]のアルバムを聴きながら書いているのは6月3日。大阪の自分の部屋でしょーが! しかも、ロクに掃除もせずに散らかっている。 |
麦: | アハハハハハハハーハハハーーハハハー!。 |
BW: | [※1大中小トリオ]のつもりかい。この男、笑ってごまかす術を覚えたな。 |
麦: | そんなことはさておき(話をそらす)、今号からいよいよ〈むつらぼし〉をスタートさせるわけだが、当初予定していた“四期生応援ペーパー”というコンセプトを少し変更して、“SKi新世代メンバー・応援ペーパー”という形で、このミニコミを発行することにした。 |
BW: | そりゃあまた、どうしてですか? |
麦: | 理由は二つある。まず一つ目は、一口に四期生と言っても、川野・麻井・伊藤・中井の、いわゆる初期の四期生と、三浦・寄合の新四期生とは、世代に隔たりがあるというじゃ。この二組は明確な形で先輩・後輩という形になってしまうのだな。その二組を一つの形としてまとめるというのは、どうかなと思うからなのじゃ。 あ、誤解のないように言っておくが、四期生と新四期生とは仲が悪いという意味では、決してないぞ。 そしてもう一つは(こちらの方が主な理由なのだが)、この3月から出てきた五期生が、早くもSKi全体の中で、活躍を見せはじめているということじゃ。この〈むつらぼし〉は「次世代のSKiメンバーを外野的立場から叱咤激励する」というのがそもそもの出発点なのじゃから、SKiのメンバーとして活躍を見せはじめている以上は、当然五期生たちも視野に入れなければならないということからなのじゃ。 |
BW: | そうですね。秋山文香なんかは、いきなり[四人一組]の新メンバーに抜擢されるなど、早くも重点的にマークしないといけない存在ですからね。 |
麦: | とはいえ、しばらくの間、誌面では四期生がメインになってくるじゃろうな。 |
BW: | いやあ、五期生もじきに出てくるようになりますよ。 |
麦: | いずれにせよ、我々見る者からすれば、楽しみなことじゃな。 |
BW: | でも、その分激しい競争となっていく。笑う者もいれば、泣く者も出てくる。 |
麦: | 厳しい現実じゃ。でも我々はそのどちらにもエールを送っていく。 |
BW: | この〈むつらぼし〉ってタイトルは、6人の四期生をプレアデス星団の光り輝く6つの星にたとえて付けたんですよね。…ってことは、タイトルを変更するとか? |
麦: | いーや、このままでいくよ。プレアデス星団は、その名の通り恒星の集合体だから、いくつになってもいいんだよ。 ギリシャ神話では※29つの星としていたし、視力の良い人だったら、見える星の数が12とか13とも言われている。つまり多くの新世代のメンバーが光り輝く存在となって集団を作っていくということなのじゃあ。だから変える必要はぬぁーい! |
BW: | 本当かよ。なんかその説明って、めちゃくちゃ苦しくないかぁ? |
麦: | (いまさら変えるのも面倒だとは言えないからなあ…)と、とにかく[SKi新世代メンバー・応援ペーパー〈六連星倶楽部〉]。これからもよろしくなのじゃ。 |
※1 | 大中小トリオ = 「大学生の本田博子」「中井祐子」「小田さおり」の3人によるユニット。 |
※2 | ギリシャ神話では、プレアデス星団の中の9つの星を、空を荷なえる巨人アトラスと精女(ニンフ)プレイオネー、そしてこの2人の7人の娘、マイア・アステローペ・メローペ・エレクトラ・タイゲタ・ケレーノ・アルキオーネになぞらえている(らしい)。 |