last update:98/10/30

豊中：	では第三弾。中井祐子。
品川：	ゆーたんですか。
堺：	正直言ってねぇ、杉並さんが「むつらぼし」にね、５月５日の公演で、振り結構間違えてるって書いてたので、ちょっと気を付けて見ていたんですけど、今日のステージでも、結構振りを間違えていましたよねぇ。
品川：	ううーん。
堺：	彼女ね、あのー、やる気とかはあるんですけど、率直に言って今のＳＫｉの路線に向いているかって言われれば、首を傾げざるをえないんですよ。そのあたりどうですか？

品川：	プレッシャーに弱いんじゃないか？彼女。	撮影:山野麦文
豊中：	あー、ちょっとプレッシャーに弱いかもなあ。
品川：	弱いと思う。っていうか、伸び伸びとやるって感じじゃないよな少なくとも。オレ思ったのは、ステージで歌っているより話している方がずっと楽しい。彼女の場合は。
堺：	話しているってのは…。
品川：	（今日のショータイムで）ゲームとかしてる姿を見ている方が、ずっと楽しい気がする。
堺：	それでいいのかしら、って気もしますけどねぇ…。
品川：	そういう娘もいるからね。
堺：	ううーん…。でも、中井祐子ってのはね、歌はめちゃめちゃいけるんですよ。だからねぇー、そういうのでねぇ置いとくのは惜しいと思いますよ。僕は…。
品川：	その辺、どう思いますか、皆さん。
杉並：	もうちょっとねぇ、見て見たいなあって思うんですよ。
豊中：	とりあえず今の段階では、様子見なきゃいけないね。
杉並：	３月に急に出番が増えたでしょう。
堺：	増えました。
杉並：	それも一つ原因になってるかもしれないし…。
豊中：	だから、急に出番が増えて、たぶんプレッシャーに、今ちょっと負けてるんじゃないかなあ…。
品川：	って言うか、戸惑いがあるんじゃないですか？

杉並：	ステージ上の表情がね、３月ぐらいのコンサートとか、意外とねぇ「戸惑いの表情」ってのが多かった。だから本人その点やる気があるって思ったの。握手会とか、いろんな所で分かるのよ。それが実際にその、実を結んでないって所が見受けられると。 今回それを『むつらぼし』に書いてるんだけど。やっぱりもうちょっと様子待ちかなあって気がするんで…。
品川：	って言うか、どっか遠慮してるわねぇ。年齢が下だし（メンバー中）下から数えた方が早い訳だから。ゆみみんとかと同じ年だからさあ。その辺、周りの娘にまだ遠慮しているんだろうけど。オレの気持ちからすると、それを忘れてもっと伸び伸びとやってくれれば、上がってきますよ。絶対。
堺：	遠慮してるかなあ…。
群馬：	本田・橋本あたりってのは、自分で目標っていうか、舞台に立っている自分のビジョンと言うのがもうあるんですよ。
堺：	うん。
品川：	ううん。
群馬：	でも、中井ちゃんの場合はそこまで行っていないです。。中学生にそこまで私は求めませんですよ。これからだと思いますよ。
品川：	でも、今はやっぱり伸び伸びとやってほしいですね、オレもっと。本当に、いろんな事考えてるような気がしてなんない。あの年齢で。だから大人びてるのかもしれないし。 じゃあ、ゆーたんに関して一人ずつ聞いていってみましよう。前橋さん、どうです？
前橋：	もうちょっと待ってもらえます？
品川：	じゃあ、京都さん。
京都：	うーん、そうですねぇ…。個人的な意見としては、様子を見ときたいってのはあるんですよ。自分としては、まだまだ成長すると思ってるんです。だからここでもう、プツンと止まってしまったらそれまでなんですけどね。それでも、どう言えばいいんですかねぇ…、２月の卒業式の時でもその時は恵里子ちゃんよりかは輝いていたと思ってたんですよ。まあ、正直な話。だからまだまだ行けるかなあと思ってるんですわ。今の所言えるのは、それぐらいですね。
品川：	豊中さん、どう思われます？
豊中：	様子見かもしれないね。今やったら多分、新人メンバーで入ってきたら、何十曲、何百曲って振りを覚えなくちゃいけないわけでしょ。だから毎日毎日、振りのレッスンをしなきゃいけない。で、「覚えなければコンサートとかイベントとか出してもらえない」とか、そういったことを考えていくことでプレッシャーに負けて行くでしょう。だからそう言った意味では、若干…今の祐子ちゃんていうのはプレッシャーに負けてる…。 そういった部分を、今日のステージでもちょっと感じましたけどねぇ。
不明：	プレッシャーか…。
品川：	神戸さんはちょっと…、どうでしょう。祐子ちゃんなんですけど。
神戸：	うーん…。（しばし無言）事務所に近い所に引っ越してきたという、意気込みを買いましょう。
豊中：	そうだね。
堺：	本当にやる気と負けん気は負けないはずなんですけどねぇ。やっぱりちょっと空回りしているってのが…。
品川：	って言うか…、やっぱりまだ先輩たちの方を…、ちょっと遠慮してるかなあって気がする。
豊中：	そうそうそう、遠慮しがちかもしれない。
品川：	んー、トシもトシだしさあ、まだ14才でしょ。やっと…９日で14才になるわなあ。
豊中：	そうそうそう。
品川：	オレ自身は本当だったら、そういう考え無くしてもらって、伸び伸びとやってくれればいいと思うんですよね。もっと伸び伸びとやってほしい。そうすればレッスンしたことも自然に実につくと思うし、その辺がＳＫｉの難しい所というんですか。やっぱり…、経験かなあ後は。 オレは、ゆーたんは四期生の中で一番好きな娘ですよ。やっぱ、可能性秘めてる娘ですから、彼女。原石ですね。さっきの恵里子ちゃんもそうだけど、原石ですよあの娘は。やっぱりねぇ、オレの気持ちとしてはソロで歌ってほしいってのもあるし…。
堺：	彼女はソロの方が映えると思います。はっきり言って。ただそれをね、サンダルさん（高橋Ｐ）がやらせるかってのが問題。
品川：	だから、人間関係の問題だね、そりゃ。
堺：	って言うか、彼女に任せられるかっていう…、ソロで任せられる信頼感があるかってこと。 ま、はっきり言って好き嫌いもあるでしょうけど。
品川：	だって、考えたらゆーたんだって１年。時間はないと思っています。自分自身。
堺：	僕もそう思いますよ。
品川：	嘉代子ちゃんが「３年間がんばります」って言ったのが…。
杉並：	かこちゃんの「３年」ってのは、ＳＫｉの３年ではなくて、高校の３年だと思う。
品川：	あっ、そうなんですか？
杉並：	そう。文脈からしてそうだったけど。
堺：	僕に言わせれば、ちょっとのんびりしてますねぇ。はっきり言わせてもらいますけど…。
杉並：	この辺って、好み分かれてくるでしょうね。私のんびり屋は好きだから（笑）。
品川：	って言うか…、オレ自身祐子ちゃんもあせってると思いますよ。
堺：	あせってるはずです。
品川：	さっきの話にもありましたけど、上がつっかえてるってのがあるんですよねぇ。 オレ気持ちとして本音を言うなら、博子・美香・ゆっきいは早く退いて欲しいです。
豊中：	ああ、とりあえず…。
品川：	ＳＫｉの未来のことを考えたら、良くないですから。
堺：	ううーん…。
杉並：	まあ、退かなくても…。
品川：	だから、本当だったら別の場所でやってほしいって気持ちがあるんですよね。オレとしたら。その辺が無いってのが今のＳＫｉの問題ですよねぇ。それは、ここの話では無いんですけど。

（以下、後編に続く）

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