〈六連星倶楽部〉98/10号　「みなかみになる日ツアー」座談会

last update:1999/03/31　　

四期生ひそひそ話

・後編

＝座談会 in 水上温泉＝

構成　山野麦文（大阪府）　　　　　　　　　　　
　　　しろくま☆しゃしょう［池町達也］(兵庫県)

[前編はこちら]

★まえがき

　前号に引き続き、6月に行なわれたSKi FCイベント『みなかみになる日ツアー』の夜に行なわれたＫＳ３スタッフ＆読者の『四期生討論会』後編をお送りする。今回も厳しい指摘をしている部分をあえてカットせずに掲載した。
　なお、この討論会が行なわれた時点では、麻井玲那の退会は公表されていなかったため、彼女に関しても討議が行なわれていることをお断りしておく。

★出席者　（各人の居住地にて表記しております）

　堺・『六連星倶楽部』ライター＆『こちら新宿３丁目』論説委員（司会担当）豊中・『こちら新宿３丁目』編集長　　　神戸・『こちら新宿３丁目』副編集長杉並・『こちら新宿３丁目』論説委員　　品川・『こちら新宿３丁目』常連投稿者群馬・『こちら新宿３丁目』常連投稿者　京都・『こちら新宿３丁目』読者愛知・『こちら新宿３丁目』読者　　　　前橋・『こちら新宿３丁目』読者

豊中：	四人目…。
堺：	寄合歩…。
品川：	歩ちゃんですか。
堺：	いやまあ、寄合さんというのは、SKiメンバー史上もっともインパクトある娘ですから…。
	（全員笑）。
品川：	今まで堺さんが見てきた中での、一番インパクトのある娘だったんでしょうね。
堺：	僕は寄合歩と言うのは、SKi版の佐野量子だと思っているんですよ（全員笑）。
神戸：	なるほどいい表現。
品川：	佐野量子！？うーん！
堺：	佐野量子ってね、やっぱり実際は天然ボケな娘だったんですけど、どこで自分のボケを出したらウケるかって、やっぱり計算していたんですよ。西村知美もそうなんですけど。寄合歩は本当にそれをやっているのかってのがあります。
品川：	歩ちゃんって、14才だよね。
堺：	そうですよ。14ですね。
品川：	14才とはとても見えないんだけど。もう少し上に見えます。 3つぐらい。17、8くらいに見える。
堺：	三浦ちゃんが「最初に会ったとき、すごくおとなしそうな人だと思ってた」って(P会報で)書いてたでしょ。やっぱそこから来てるんですよ。でねぇ、彼女日比谷で歌ったでしょ『恋は雪のよう』。なんか妙な歌い方でしたよね。あれ。覚えてますか？
豊中：	日比谷行った者は？(挙手させる)。オレ以外やん（全員笑）。
品川：	いや、オレも行ってないっす。
豊中：	行ってないの？
品川：	日比谷は撮影会行っただけ。コンサートは行ってない。
堺：	あの娘ね、『むつらぼし』に書いたことなんですが、ちゃんと曲の世界理解して歌っているのは分かるんですけど、テクニックが無いというか…、変なんですよ歌い方が。部分部分を取ってみると悪くないんですけど。後、彼女は結構振りがダイナミックで、三浦ちゃんと同じぐらいキレるんです。だから、三浦さんと共にSKiの将来を考えたら間違いなく無くてはならない娘だと思っています。ただ、ファンさんの好き嫌いははっきりと分かれる娘なんですね。個性がとにかく強いですから。彼女についてどう思うか、お願いします。

撮影／山野麦文	品川：	じゃあ、一人ずつ…、群馬さんいってみますか。どうでしょう。
	群馬：	印象が無い…。
	豊中：	一言で終わった(笑)。
	堺：	あのー、彼女に対してはルックスの好き嫌いが極端に分かれるでしょ。だから好みじゃないと思った人は、はじめから彼女のことを全然見ないと思うんですよ。だから「印象が無い」という感想でもいいと思います。
	品川：	どうですか、愛知さんは。
	愛知：	歩ちゃんですか。うーん、最初見たときね、インパクト強い娘だと思ったの。まあ、今後どのように活躍してくれるか見守りたい所だね。私としては。
	品川：	神戸さん、いきますか。
	神戸：	僕は愛知君とは逆で、最初はそれ程には印象は感じていなかったんですよ。(年齢が)下の娘の方がどうしても目だっている感じがしたもので。やっぱりこうやって色々とまあ、歌は別として、しゃべりとか聞いているうちに、だんだん本当にすごいなあと思えてきて。だんだん興味が沸いてきましたね。元々…さっきの話にも出たけどねぇ、佐野量子・西村知美、結構私もそこそこ推してた方ですから、こういうキャラクターは、私好きです。ハイ。

品川：	僕自身は…、やっと寄合さんの断片は見えてきましたね。実を言うと寄合さんって、最初はしゃべった所であまり意識していなかった。三浦さんもそうでしたけど、これから本当の寄合さんの魅力が分かって来るんじゃないんですか。としか言えないんですよ。今は。彼女の歌も聞いてないし…。キャラクター的にはすごく面白い娘だと思うし、これから化けますよ、彼女。どっかで必ず化けるでしょう。でも、うーん、ハマるかって言われると難しいでしょう。彼女は。僕自身の意見ですれど。京都さんはどうですか。
京都：	うーん、そうですねぇ。私の場合も最初見たときは全くといっていい程ノーマークだったんですよ。それどころかもう、一回も見ることなく辞めるんちゃうかなと思ってたんですよ。ところが堺さんから『卒業式』の後の飲み会で「瞳が奇麗な娘だ」ということを聞いて、改めて見てみたんですよ。3月講演とかそう言うのをひっくるめて。そうしたら堺さんが言ってる事が、なんとなく分かるような気はしましたね…。
品川：	じゃあ、杉並さんはどうですかね。
杉並：	この娘の良い所ってのは、これだけね、面白い変わったことを言っているにもかかわらず、すごく印象が良いってこと。
堺：	うんうん。
杉並：	全然イヤミが無いってこと。これにつきるなと。これだけの娘はいないでしょう。逆に結構アイドルなんかだと、ちょっとイヤミになっちゃったりとかするパターンが多いから。だからこれもSKiなのかなあと。
品川：	じゃあ、豊中さんはどうでしょうか。
豊中：	僕は実際に寄合さんに会ったのは今日が初めてだし、だから、会うまでは正直言ってほんまに大丈夫かなあって。やって行けるんかって疑問があったんやけどねぇ。でも実際に会ったらまあ、なかなかしっかりしていると言うべきかねぇ、何かボケた…、ちょっと天然ボケの入ったMCとか…、そこでしっかりファンの心というか…、それをガッチリ掴んでいるそんな感じがするんですけどねぇ。
堺：	全体的に、これからのSKiにとって無くてはならないメンバーだと言う事は間違いない。と言う事ですね。
品川：	今は、メンバー誰が一人落ちたとしてもかなりキツイんじゃない？
豊中：	そやなあー。
品川：	12人しかいない。稼動能力のある娘が12人しかいない。実際は14,5人いる訳だから。今日欠席してる(小田)さおりちゃんとか、(松井)陽子ちゃんとか(麻井)玲那ちゃんも含めて。
豊中：	今の15人が、悪く言えば一本の柱を支えてるんでしょ。一人でもポーンと抜けちゃうと、何かちょっとグラグラグラグラーッと…。

続く…