■ 第三特集 ■
今年もやってまいりました!
今年で3回目を迎えました、KS3編集部員による【SKiカウントダウン10】
SKiもこの一年の間に新曲を多数発表し、七期生・八期生たちの活躍によって新しいテイストを多く吹き込まれています。もちろん、リーダーをはじめとするベテランメンバーたちの魅力も忘れてはなりません。
このような楽曲群の中からKS3編集部員が選んだ、今年のSKiソングベスト10。どうぞご覧ください!
☆ コメント ☆
My Best10
1.明日に向かって
2.モーニングコール
3.歌って歌って踊って踊って
4.Dancing with devil
5.ノスタルジア
6.恋の憂い
7.スキスキ大スキ
8.Let's Get,STAR
9.LOVE×2
10.うさぎさんの恋物語
撮影/竹ちゃん_
1.明日に向かって
現在、気に入っている曲の一つ。初披露された時は仕事で不参加だったのでCDで初めて聴きました。以来、車の中では時々「一曲リピート」状態(笑)。
聴いているとなんだか元気になってくる。間奏が振り付けも含めて一番好きですね。
2.モーニングコール
最近はこの曲で目覚めてます(笑)。星川りりかちゃんの元気でかわいい声が魅力的。ただし馬乗りは勘弁してね…。
3.歌って歌って踊って踊って
結構盛り上がる曲だから個人的には好きだけど、ステージでは自分の1推しメンバーを公表しているみたいでちょっと…と思いつつも、一推しの名前のところできちんと手を振っている私がいる(^^;;;。
4.Dancing With devil
ノリのいいパラパラの曲だけど、正直言ってこの曲踊れません(泣)。でも遠藤舞香ちゃんのかっこいいところが引き出されている曲だと思う。
5.ノスタルジア
松本久美子ちゃんのオリジナルソロ曲。始めはスローテンポ、そしてアップテンポになるのは最初驚いたけど、久美子ちゃんの声質に結構合っていると思う。
6.恋の憂い
『モーニングコール』もいいけど、りりかちゃんの曲ではこっちの方が好きです。なんだかかわいらしさがにじみ出ていて、私はもう…。
7.スキスキ大スキ
西堀真子ちゃん初作詞の曲だけど、今はりりかちゃんが歌っている。かわいらしい詞がとても気に入っているし、「ビビデバビデ〜」のとこの振り付けがなんとも言えませんねぇ。
8.Let's Get,STAR
デビューしたくてたまらない女の子を歌った曲らしいけど、歌詞的と言うか曲調的に魅力を感じる。CDでは石澤彩乃ちゃんと河野伶奈ちゃんが歌っているけど、今後はどうなるのかなぁ…。
9.LOVE×2
『Dancing with devil』とは対照的に舞香ちゃんのかわいらしさがまとまった曲。聴いていて楽しくなるのが魅力的。
10.うさぎさんの恋物語
個人的にかわいい曲が好きなので、もちろんこの曲も好きです。やっぱり「うさぎさん」の存在がそれを引き立たせていると思う。今は小林万里菜ちゃんの曲だけど、かわいく歌っているのでなかなかいいと思う。
[副編集長■竹ちゃん]
☆ コメント ☆
My Best10
1.南十字星
2.モーニングコール
3.LOVE×2
4.Dancing with devil
5.MY FRIENDS
6.明日に向かって
7.ホットチョコレート
8.みかづき
9.SKiのテーマ
10.メランコリー
撮影/竹ちゃん_
1.南十字星
『恋をしようよ』の系譜を引くトロピカルナンバーで、私が最もハマってしまうタイプの曲。美しいメロディや橋本美香ちゃんの甘く優しいヴォーカルもさることながら、なんといっても振り付けのかわいさがこの曲の最大の魅力だと思う。
2.モーニングコール
モーニングコールっていうとホテルなんかでは女の人がきれいな声でかけてくるけど、同じモーニングコールでもこれはとんでもないものだ(笑)。
この曲では何と言っても、星川りりかちゃん率いる「子供組」のチームワークが素晴らしい。21世紀のSKiは、まさにこの曲が「モーニングコール」になるのではないか。
3.LOVE×2
この曲については理屈はいらないだろう。とにかく明るくて楽しくてかわいい。「アイドルポップスはかくあるべき」という曲だと思う。
4.Dancing with devil
遠藤舞香ちゃんありがとう。よくこの曲を受け継いでくれた。『LOVE×2』で見せるかわいらしさとは全く対照的なパワフルさ。この表現力の幅が素晴らしい。
5.MY FRIENDS
昨年のお花見である七期生メンバーと話していたら、この曲を歌う美香リーダーを見て「かわいい」と思ったそうだ。年下にそう思われるということは、彼女のかわいさが本物だということだ。この才能は誰にでもあるものではなく、ちょっとタイプは違うかもしれないけどかつての吉成圭子を思わせるものがある。
6.明日に向かって
こういうエキサイトできるナンバーっていうのは『明日への勇気』以来かもしれない。理屈抜きでこの曲は大好き。最近はメンバーの中では大柄な松本久美子ちゃんが歌っていることもあって、スケールの大きさを感じさせてくれる。
7.ホットチョコレート
「アイドルポップス」という言葉があるけれど、アイドルの素晴らしさは決してポップスだけではない。かわいい声で切なくバラードを歌われると胸が締め付けられるような思いに駆られてしまう。この曲はそうした「アイドルバラード」の傑作だと思う。
最近はりりかちゃんが歌っているけど、この曲は彼女の声質にピッタリだと思う。
8.みかづき
この曲はまさに「シンプル・イズ・ベスト」 美香ちゃんのヴォーカルは極めて自然だし、アコースティックなバックスもよく、詞も率直でわかりやすい。いつも言ってるけど、彼女は素材がいいのだから変な細工をする必要はないのだ。この曲がそれを如実に示している。
9.SKiのテーマ
私はヘソ曲がりなんで、こういう「いかにも人気の出そうな曲」は避ける傾向があるのだけど、この曲に関しては魅力を認めざるを得ない。りりかちゃんの「SKiと言えばこの曲」というコメントには私も大賛成だ。
10.メランコリー
この曲は、時間に追われてイライラする現代人に対して「自分を取り戻そう」ということを歌っているのだろう。一時期多かった大上段に振りかぶるようなメッセージソングではなく、身近な問題を歌っているところがよい。
なお、これら10曲の他に、私がSKiファンになるきっかけとなった『恋をしようよ』は絶対に外せないのだけど、これは他の曲と比較できないほど私にとっては特別な存在なのであえてベスト10には入れなかった。
[編集委員■本間 寛]
My Best10
1.地球に愛を
2.初恋の並木路
3.お散歩
4.愛は蒼く
5.燃えない心
6.若き知恵を讃えた天使たちの歌
7.第三の目
8.LOVE IS WARM
9.夢は眠らない
10.キャッチ&スマイル
次点.小さな生命
撮影/竹ちゃん_
☆ コメント ☆
ここ何年か、あまり変わり映えしない選曲になっている。もちろん最近の曲にも良いものは多いのだが、昔から好きなものがどうしても上位に来てしまう。
ご覧の通り、私は[静寂向上委員会]の曲がとても好みなのである。ところがようやく『愛は蒼く』がCD化されたなぁと思ったら、例のごとくメロディが変えられていたし、コーラスも入っている。私のイメージでは「静かな情熱」だったのが、ずいぶんと印象が変わってしまった。もちろん歌っている石澤彩乃ちゃんは全く悪くない。よって、第4位としたのはオリジナルアレンジの方だ。
『お散歩』は、なぜにユニット集から外されてしまったのだろう(泣)。納得いかないものがある。ほのぼのとした雰囲気を次のアルバムあたりで復活してほしい。
SKiならではの名曲は『第三の目』。こうした落ち着いた楽曲に出会えるのがいい。傾向は違うが『初恋の並木路』も、メジャーアイドルではなかなか聴けそうにない。
『LOVE IS WARM』は、もちろんまいまい[遠藤舞香]の歌唱が大きく貢献している。やわらか上品系の貴重なヴォーカルを失うのは惜しい。
アイドル調の『キャッチ&スマイル』は梢ちゃんが歌うようになったそうで(該当公演に不参加のため未聴)、感慨深いものがあります。
[編集委員■ゆめのしずく]
My Best10
1.明日への勇気 (吉成圭子)
2.地球に愛を
3.うたかたの夢 (篠原智子)
4.信じられない
5.記憶のない国へ (諸岡なみ子)
6.イルミネーション
7.花言葉 (4人1組)
8.一度だけ (中井祐子)
9.ダンシングセブンティーン
10.もう一度逢いたい (寿隊)
☆ コメント ☆
このところはSKiどころかアイドルの曲を全然聴いていない。だから、いい曲かどうかの判断力すらマヒしてるのが現実ですね。アルバムを買う気力すら起きない状況では、しばらく曲を聞く気になれないと思います…。
ま、知らないメンバーばかりなのは、今のSKiメンバーを見てないので勘弁してください。(苦笑)
[編集委員■ホーカー・テンペスト]
☆ コメント ☆
My Best10
1.地球に愛を
2.渚に消えた初恋
3.太陽がいっぱい
4.ノーメイク
5.清く正しく美しく
6.花火
7.Let's Get,STAR
8.パリの恋人
9.LOVE×2
10.LOVE IS WARM
次点.SKiのテーマ
撮影/ブルーウェイブ_
1.地球に愛を
今秋で結成10年を迎える制服向上委員会はカバー曲を含めると今や700曲を越えるレパートリーがあるが、私から見る限り『地球に愛を』を越える楽曲が出てこないのがとても残念である。スケール感のあるサウンドに地球愛(!?)あふれるポジティブな歌詞を乗せた、「地球環境の保護」を訴えるアイドルグループにふさわしい一曲。これをシングルカットして、どこかの環境保護運動のイメージソングにならないのが不思議なくらい。(個人的には「カラオケ」で聴いてみたいですね)
2.渚に消えた初恋
『地球に愛を』が出るまでの、マイ・ベスト1。美しい詞とメロディが見事に調和している“珠玉の一曲”ともいえよう。CD音源としては1stアルバム「愛と勇気と思いやり」だけなので、持っている人は幸せ者だ。こまばのダンスアリーナで踊りながらポンポン隊の意中のあの娘と目が合ったら、しあわせ倍増!かもね…。(^_-)
3.太陽がいっぱい
『エメラルドの伝説』『渚に消えた初恋』などと並ぶ、制服向上委員会・夏の代表曲。とても解放感に満ちあふれていて、波打ち際でたわむれているメンバーの顔が目に浮かぶ。アルバム「第三の目」が出たときに、自分の中では“一番廻し”にしたぐらいインパクトが強く、夏に海岸沿いをドライブしながら聴きたいなと思う。…なので、永年不変だった私のトップ3『地球に愛を』『渚に消えた初恋』『清く正しく美しく』の一角にこの曲が入った。
4.ノーメイク
アルバム「No! Make」のケバいジャケ写は賛否の分かれるところだが(妙に似合っていたのが約2名)、「自分は自分。時代に流されないで生きようよ」という同世代の女の子へ向けてのメッセージソング。ひところに比べて派手な化粧の女子高生はめっきり減ったが、いまだ根強いのが「ルーズソックス」。最初は「ファッション」かと思っていたが、日本国中に行き渡ってしまえば「(私に言わせれば)馬鹿のひとつ覚え」以外の何物でもない。地面に引きずりながら履いて、雨の日には水たまりの泥水を吸い上げながら歩いているのは、とても見ていられない。
本当に「かわいい」娘の足もとには、ハイソックスやショートソックスがよく似合うのだ。
5.清く正しく美しく
制服向上委員会のテーマ曲。前の『ノーメイク』とは、ベクトルこそ違えど趣旨は同じだ。古くからのファンはこれを聴いて安心するのだが、最近極端に出番が少なくなったように思える。『制服宣言』ともども“原点回帰”する意味で、2ヶ月に一度くらいは歌ってほしいと思う。
6.花火
彼と初めて手をつないだ日。ピュアで切ない恋…。長時間のコンサートの中にあって「一服の清涼剤」のように心が洗われる一曲。まいまい[遠藤舞香]みたいなかわいい娘と浴衣着て、僕も夏祭りに行きたかったなー。
曲とは関係ないのですが、アルバム「第三の目」の中ジャケにある「まいまいを囲んでみんなで撮った写真」を見てると、「まいまいがリーダーになっていれば、制服向上委員会はどんな風になっていただろう…」と考えてしまいます。橋本美香先輩を除けば一番の適任者であっただけに、「時機が悪すぎた」の一言で片付けてしまうのが余りにも惜しいと私は思います。
7.Let's Get,STAR
今回卒業する「ごっつ」こと石澤彩乃ちゃんが、河野伶奈ちゃんと組んでスターを目指す、文字どおり「夢物語」のような歌。素直に歌うには少々気が引けるが、ダンサブルなメロディーに乗せてしまえばへっちゃら!ってトコかな? いつぞやの「芸能界いちぬけた!」宣言は一体何だったのか…。
8.パリの恋人
ここからは、同じく巣立ってゆく まいまいに敬意を表して、まいまいソングのオンパレード。
どちらかといえば西洋系の顔立ち(!?)をしたまいまいが、髪を染めてセーヌ川のほとりにでも立っていればフランス人に間違えられる。…かどうかは知らんが、そんな感じのする曲。北海道銘菓〈白い恋人〉のパロディで、お菓子のCMソングにしてもいいかも?
9.LOVE×2
バラード・ポップ・ダンサブル…。どんな曲でもしっかり歌いこなすまいまいも、この曲では「おちゃめさん」に変身。曲自体も楽しいけど、なんたって最後のジャンケンが見もの。卒業式ではみんな、舞香先輩に負けてあげるように。いいね!
10.LOVE IS WARM
アルバム「第三の目」のパッケージと盤面には「WORM」、歌詞カードには「WARM」。一体どっちなんだ〜!と思ったけど、今年のカウントダウンのノミネートリストを見て「WARM」が正解だと分かりました。「WORM」を辞書で引いたら「虫けら」とか「寄生虫」って書いてあるんだもの…。印刷前にしっかり校正しましょう!(KS3も私が関わるかどうかで、誤字数が倍ぐらい違う) WARMには「温かい/暖かい」の他に「激しい」という意味もあったので、ひとつ勉強にはなったかも。まいまいは大学に入ってどんな恋をするのかな?(^_^;
美香ちゃんの詞もGoodです。
次点.SKiのテーマ
まいまいの柔らかなヴォーカルも素敵だが、やっぱ「ポンポン隊」は外せないよね!(^_-) 好きな曲なので上位に挙げたかったけど「みんなも好きなはずだから放っといても(SKiカウントダウンで)上位に行くだろう」と思い、あえて次点にしました。今年のSKiカウントダウン・第1位はこの曲で決・ま・り!? …だねだね。
まいまいやごっちゃん[石澤]とお別れするのは寂しいけど、「♪みんないつか別れは来るよ/だから明るくね」の歌詞どおり、笑顔でサヨナラしたいと思います。ふたりとも、制服向上委員会にいた青春時代を忘れずに、これからも頑張ってね! それじゃぁ、また…。
[編集顧問◆しろくま☆しゃしょう]
☆ コメント ☆
My Best10
1.ウェディングベル
2.恋人たちの歌
3.恋の憂い
4.南十字星
5.渚に消えた初恋
6.LOVE×2
7.若き知恵を讃えた天使達の歌
8.どうしてかな
9.シャララ
10.清く正しく美しく
撮影/ブルーウェイブ_
今年も私にとってのツー・トップは不変であった。現在のSKiを取り巻く状況を冷静に見つめる限り、この二曲を越えるような楽曲が出てくるのは厳しいような気がする。
新曲群は結構粒が揃っていた。ただ「SKiの活動をアピールする」テーマの楽曲が多いのには食傷気味。かつての水野あおいもそうであったが、あまり過剰に自らの主張をアピールしていると見る者はかえって「引いてしまう」のだ。そのあたりをもう少し考えてみてはどうか…。
その中において『恋の憂い』『南十字星』の二曲は、音楽性においてSKiらしさを保ったアイドルらしいイメージの楽曲で高く評価できる。『恋の憂い』は星川りりかのヴォーカルが曲調とよく合っている。2メロからサビへのメロディラインは聴いていて実に心地良い。『南十字星』は本間氏も述べているように、『恋をしようよ』の続編的イメージ。このような「リゾートでの恋」をテーマにした楽曲はアイドルソングの基本。ぜひとも出し続けるべきである。
6位から9位はそれぞれのヴォーカルを買った。遠藤舞香の品があるかわいらしいヴォーカルがもう聴けなくなるのは実に残念。高橋里奈・片平妃奈子の二人の歌には、タイプこそ異なるものの、他では得難い「愛らしい品の良さ」がある。片平はコドモ声ではあるが、初期の橋本美香ナンバーをちゃんと歌えているのは見事。「キャットボイス」と言ってよいかわいい声質も大きな力。高橋は遠藤の後を継ぎ、これからのSKiをあらゆる面で担っていくのではないかと思う。
今年は七期生・八期生が中心となってSKiを担っていく。個性が咲き乱れるメンバーたちの、それぞれの魅力を生かす楽曲が数多く登場することを私は期待する。
[編集長◆ブルーウェイブ]
【ちょっとコラム】
私は、これまでに書いた原稿をすべて同じフォルダに保存しているため、いつでも読むことができる。部屋の片付けをしていてつい昔のものを懐かしがってしまうように、原稿にもその時の思い出がいっぱい詰まっている。
今回のカウントダウンの原稿を書いているときも、一年前〈えりりんスマイル〉に書いたものをふと読んでしまった。「そうか、そんなことを考えていたんだなぁ」と…。たくさんの思い出をくれたことを思い返し、同時に現在の自分はまた違うステージにいることを認識した。それは「なぜミニコミに参加するのか」という自らの問いに対する、一つの答えのようにも思えた。
[編集委員■ゆめのしずく]
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