特集「No! Make 全曲レビュー」

Y・A・D・A Vocal/Ayaka Akiyama

 一言で表すと「車を運転しているとついアクセルをふかしたくなる曲」である。(実際にふかしまくったおバカさんがいるようです(笑))。
 パラパラ調で、『歌って歌って踊って踊って』同様のノリのいい曲で、このアルバムの中では一番多く聴いているぐらいである。
 歌詞からして、文香ちゃん自身の思いが伝わってくる。
 かく言う私も仕事上ではそれなりの立場にある関係で、完璧な事を求められる。でもP会報のコメントにもあるように一生懸命努力しても、空回りしたり云々というのが同じくあてはまるので、現在の私の気持ちを歌詞にしているような気がする。
【竹ちゃん】


 文香ちゃんは、明るくて元気な女の子というイメージがあるが、落ち込む時は徹底的に落ち込むらしい。
 この曲からは、そういう彼女の姿が浮かび上がってくる。多分、彼女はこの曲でストレスを発散しているのではないか。アップテンポの曲調からは、そんな感じが伝わってくる。
 サウンド的には、コーラスがとても重要な役割を果たしており、ボーカルと歌詞を分担するようになっているのが面白い。
【本間寛】


 この曲の詞も、最後の方では一体何を言いたいのかがよく分からないなぁ・・・。言わんとしていることはわからなくも無いけど。
 でも、ドライブ感は出ているし、アキさんのウォーカルもうまく合っている。『さよならへの旅立ち』よりは、はるかにまともだ。
 このテーマでもっと歌詞を練り直してみることをおすすめします>文香ちゃん。次作に期待。
【ブルーウェイブ】


秋山文香   1. 歌って歌って 踊って踊って
  2. 何かのために
  3. 一人ふたり
  4. いつか会えたら
  5. 心の行方
  6. LOVE×2
  7. 偶然の一致
  8. Y・A・D・A
  9. 煌めきの後に
 10. ノーメイク

 ◎ アルバム総評



撮影/ブルーウェイブ_


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